Cities: Skylines II Is a Truly Enormous Sequel – and It’s Built as Much for Console as PC – Xbox Wireのインタビュー記事において、CitiesSkylinesの開発元である「Colossal Order」社のCEO・Mariina Hallikainen(マリイナ・ハリカイネン)氏が、CitiesSkylines2の変化について答えています。
以下、私個人の気になるところを抜粋してまとめます。
※特に序盤はXbox向けメディアの記事なのでコントローラーでもプレイ可能ですという説明が多いのですが、私はPCプレイヤーであり興味はありません。あと公式発表もされてないネガティブな話題を取り扱う気もありません。
またよほど自動翻訳がおかしい所以外は、基本グーグル翻訳での翻訳結果をもとにしています。納得の行かない方は原文を参照してください。
- 2023年6月17日:公式のTwitter発言を追加
- 2023年6月14日:172 平方キロメートルは記事のタイプミスということで修正。
- 2023年6月13日:初稿
目次
マップタイルについて
Your cities now also have a buildable area of
172159 square KM and can boast over 4,000 building assets – a huge expansion on the first base game.あなたの都市には
172159 平方キロメートルの建築可能エリアがあり、4,000 を超える建築資産を誇ることができます。これは、最初の基本ゲームの大幅な拡張です。※ここだけ問題になりそうなので対訳にしておきます。
441タイルだという情報はすでに公式情報で確定しています。その具体的なサイズについて、172Km² であると明記されています。※タイプミスで正確には159Km² であるそうです。
これは前作のCS1のPC版で81tilesModを使用した場合の1.92km×1.92km×81≒298.5Km² よりも小さく成る(CS1で言えば7×7タイル相当)ことを示しており、早速議論が始まっています。
※ただ個人的にはどうも「buildable area」と「最大タイル441」とをイコールだと受け取って早合点しているんじゃないかという気もしますが。CS1の初期9タイル的な意味で172Km² 159Km²と言っている可能性がなきにしもあらずと感じます。CS1リマスター版での25タイル(5×5)で考えれば実寸換算92.16Km²です。その倍程度の広さがCS2のベースゲーム時点で建設可能ということだと思われます。
・何しろ現在はまだコンソール版(しかも最初はXbox版)しか積極的には話題にできない段階であり、最初からコンソール版はPC版と大きな差異がありますとはCEO自らが言えるわけがないと考えます。現に「コントローラー(つまりはXbox)でも差がなくプレイできる」と記事の最初で断るのはそういうことなのでしょう。私を含むPCユーザーは感覚的に麻痺してしまっているので平気で81タイルが前提だと考えていますが、公式にはあくまで3×3=9タイルが上限ですし、コンソールユーザーからすれば遂に9タイルを飛び出して開発できるというのは大きな喜びでしょう(CS1リマスター版で25タイルに増えたはずですが、PS5日本語版は未だに配信がないようです。またそもそも現時点でCS2日本語でのPS5版の扱いが不透明なのが大きな疑問)。あと注意が必要なのは、CS2でのマップタイルは、実寸換算ではCS1のマップタイル(1.92km×1.92km相当)より小さくなると断られている点も忘れてはいけません。
※なおCS2のマップタイルの大きさを推定するものとして、トレーラーで碁盤道路を敷設したときの数字で40×42セルの道路を敷いた時、その実寸換算を320×336mと表示しています。
2023年6月17日:Twitterで回答(Colossal OrderさんはTwitterを使っています: 「@Aviator_Jay You’re able to unlock the 159 square kilometers, while in Cities: Skylines the 9 tiles you could unlock accounts for around 33 square kilometers.」 / Twitter)しており、CS1の初期9タイルと比較して159Km²だということです。やはり想像通り、Modなしでアンロックできるタイルサイズ(つまりはコンソール機でも同じサイズ=159Km²がアンロック利用できる)を示したものではないかと思われます。
なお仮にマップタイルの1辺を600mと仮定すると、441(21×21)タイルでは奇しくも合計が158.76Km²になるのですが、もしこれが正解だとするとプリオーダービデオで碁盤道路を敷いたサイズの実寸換算が320×336mなので、あれだけで1タイルの約1/4を占めてしまうということになります。となるとプレイを行う上でかなり小さいタイルをポチポチ開けていくことになるのですが、個人的には本当にそうなのかはちょっと疑わしいなと思っています。※プリオーダービデオに見えている大きめの建物(例えば空港)だと何タイル開けることになるかと考えるとポチポチどころでは済まずタイル開けゲームのようになってしまう。あるいはタイル開けはCS1のような「購入」という手続きではなくもっと簡易なもの(例えば建設で自動開放)になるのか?それならタイルという概念はそもそも必要なんだろうか?と考えてしまいます。
最も顕著な変更点は、Cities: Skylines II がはるかに大きくなったことです。 各マップは 441 枚のタイルで構成されており、好きな順序でロックを解除できます(can be unlocked in any order you want.)。
「開始タイルから連続した都市を成長させたり、マップ内に事前に構築された高速道路で接続された小さな個別のエリアや、その間にあるものを作成したりできます」とハリカイネン氏は語ります。 「都市は巨大化する可能性があり、限界があるのはあなたの想像力だけです。」
その441タイルについて、CS1のように隣接エリアを順番に開放するのではなく、(隣接していなくても)好きな場所のタイルから開放できるというふうに読めます。
交通ルールなど
経路探索と交通 AI も改良され、より没入感のある体験が実現しました。 車両は、車線変更などの交通の流れを改善するための判断をその場で行うことができ、通過する緊急車両に道を譲ろうとすることもできます。 よりスマートで反応的で、非常に現実的な管理が可能になります。
個々の車が、随時自律的に車線変更するような事が書かれています。また緊急車両に優先権があることも述べているようです。
「もう 1 つのクールで新しいことは、駐車スペースの導入です。これにより、都市がより現実的に感じられるようになります」とハリカイネン氏は付け加えます。 「住民は駐車スペースを見つける必要があり、それによって道路や交通の処理の重要性がさらに高まるでしょう。」
パーキング問題(ポケカー問題)もCS1で度々話題になっていたものですが、それについても「住民は駐車スペースを見つける必要」があると書かれており、何らかの変更が加えられることがあるようです。
住民のライフパスについて
Cities: Skylines IIに追加されたもう 1 つの印象的な新機能は、ライフパス機能(Lifepath feature)です。これを使用すると、住民が誰であるか、何をしているか、どこへ行くかをいつでも追跡できます。住民はそれぞれ独自の収入と支出を持っており、それらすべてが絡み合って、住む場所や買い物をする場所、そこへの行き方などの選択に影響を与えます。
以前からCS1でも追跡はできたのですが、そこには特別な個人個人の意思を感じることはありませんでした(そもそも買い物にでかけた先で死亡しまくるというのが非現実的)。
しかしCS2ではそもそもの住民の意思決定がもう少し細やかなものになるということでしょうか?具体的なことが書かれていないので詳細はわかりませんが、「経験豊富なプレイヤーならさらに深く掘り下げることによって都市を微調整することができる」と書かれているため、一部で推測されていた「住民の声を聞き、要望を把握する」ことで都市計画に反映できる部分が用意されているのかも知れません。
季節について
シーズンはCities: Skylines IIの新しい機能で、夏には太陽が見られ、冬には雪が見られるという一般的な期待をはるかに超えています。 ハリカイネン氏は、地球の裏側で見られる現実的な気象パターン、大気汚染に風向きが考慮されるようになった最新の汚染システム、淡水汲み上げのための地下水のオプションを再現する予定だと語った。
季節が単に表示表現だけに留まらず、ゲーム内に影響を与えることが示唆されています。大気汚染に風向きが影響するらしいことはトレーラービデオでも示されていました。また地下水汲み上げについても述べています。
「マップの正確な位置と緯度が天気、ひいては季節がゲームプレイにどのように影響するかを定義するため、マップごとに季節の働きが異なります」とハリカイネン氏は説明します。 「季節の変化は電力消費量、交通量、天候に影響を及ぼし、プレーヤーに適応しなければならないさらなる問題を与えるでしょう。 のようなおなじみの課題を期待できます プレイヤーはCities: Skylines II が、シミュレーションの深みが増すことで、デジタル大都市の構築に精通したプレイヤーにとっては新たな課題に取り組むことができます。
季節の変化が、電力消費量、交通量、天候に影響を及ぼすと書かれています。四季に伴う電力需給の増減などがあるのかも知れません。現在のCS1にとっては各種のチートツールなどがあるためなんら気にすることではないでしょうが、Modがない状態からスタートするCS2ではそれは大きな影響を与えるだろうことが想像できます。
以上です。