最近とくにFirefoxで、Youtubeの画面遷移などが遅くなった人にぴったりなアドオンです。
YouTube Classic – Firefox 向けアドオン
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/youtube-classic/
これはどういうアドオンかというと、youtube.comドメインのCookieをちょっと細工して、Youtubeを古いUIへと戻すのだそうです。説明にも「Restore Classic YouTube!」と書かれています。
新UIのYoutubeは、Chrome以外では体感できるほど遅くなっており、新規でYoutubeのURLを開いたり、別の動画へ遷移したりする際にかなり引っかかる印象があったのですが、このアドオンを入れるとそれが元通りサクサクと遷移するようになります。環境にもよりますが、けっこう驚くくらい早くなります。
遅い原因は、Youtubeの新UIがChromeにのみ実装されているShadow DOM v0 APIを利用しているためだという指摘があるようです。
ソースも公開されていますので、心配な場合には確認するといいでしょう。
GitHub – thisdotvoid/youtube-classic-extension: Restore Classic YouTube!
https://github.com/thisdotvoid/youtube-classic-extension
なおChrome向けの拡張機能も公開していたようですが、削除されてしまったということです。※ということでYoutube側で対策されてしまう可能性も高いと言えます。
about:configを使う方法
アドオンを入れるのが嫌だという方は、about:configを弄ることでも同じ効果を得られます。
2つの手順を書いていますが、いずれか片方のみで効果を発揮します。
方法1
- about:configを開く
- 画面右クリックで「新規作成」-「文字列」を選択
- 「general.useragent.override.youtube.com」と入力
- 「Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; WOW64; rv:41.0) Gecko/20100101 Firefox/41.0」と入力
- 再起動して反映する
以上で完了です。
方法2
- about:configを開く
- 「dom.webcomponents.enabled」をtrueにする
※ない場合は真偽値項目をtrueで作成する - 「dom.webcomponents.shadowdom.enabled」をtrueにする
※ない場合は真偽値項目をtrueで作成する - 再起動して反映する
以上で完了です。
なお、管理人が試した環境では方法1がよいようで、方法2では関連動画の表示がかなり遅く感じられました。ただし、今後Youtube側の変更で方法1のUAによる判定が無効化される可能性が高いため、この方法2についても併記しておきます。
これとは別に、HTML5プレイヤーで遅くなる場合は下記の記事を参照してください。