「Cities Skylines II」導入Mod&アセットの紹介です。
※2024年3月25日(日本時間26日2時)にParadox Modsのパブリックベータが始まりました。
公式Paradox Mods公開状況
- 「4月22日」時点でまだParadox Mods移行できていないModと代替Mod → この内Cities2Moddingによるもの(ExtendedHotkeysおよびPloppableRICO)はすべて公開されない予定です。
- グラフィック・表示系:AlphaDLSSEnabler
- 都市情報表示系:TweakUI
- アセット・オブジェクト系:TreeWindController
- 交通系:SpeedLimit、ServiceVehicleAI
- マップ・天然資源関連:ELT SurfaceExtension、ExtractAnywhere
- シミュレーション変更系:CityPlayerTrafficCustom、Land Value Heatmap、Whiteshark Cheat Overhaul
変更履歴
- 2024年4月26日:シミュレーション変更系に「MagicTaxi」を追加
- 2024年4月24日:システム系に「mio Hotkeys Mod」を追加
- 2024年4月22日:Skyveの下(システム系の上)に「Simple Mod Checker」、シミュレーション変更系に「NoDogs」、システム系に「First Person Camera Continued」を追加 ※最近更新Modのスクショなどを追加
- 2024年4月18日:アセット・オブジェクト系に「Asset Variation Changer」を追加
- 2024年4月17日:グラフィック・表示系に「Nice Weather」、シミュレーション系に「Postal Helper」を追加
- 全体的な注意事項
- 共通ライブラリ系
- システム系
- グラフィック・表示系
- 都市情報表示系
- アセット・オブジェクト系
- 交通系
- マップ・天然資源関連
- シミュレーション変更系
- Modインストール方法
- Modコミュニティ
- Modのトラブル解決
全体的な注意事項
- ※現時点ではオススメというわけではなくあくまで著名なModを並べている状態です。各自で導入是非を判断してください。また免責事項の絡みもあり、敢えてリンクを貼らずに名前を並べるようにしています。面倒をかけて申し訳ないですが、各自で検索した上で、安全性など判断の上で、導入するようにしてください。なお私自身はWindows環境でSteam利用のプレイヤーですので、他の環境・プラットフォームは知らないです。個人の主観で、★★★は重要Mod、★は今後注目のModに付けています。※混乱を避けるためParadox Modsに移行できてないModは一旦★を外しました。
- 特に公式においてはアセットやコードModなどModストアで公開されるものすべてを”Mod”と表現しますが、ここで”Mod”という場合はいわゆるコードMod(何らかの機能を提供するプログラム)を指し、建物や車両などは”アセット”という呼び名をします。これはシティーズスカイラインを含めたコミュニティ慣習に従うものです。このページではいわゆるコードModを中心に掲載し、建物や車両などアセット類については、今後ストアが開けば大量に出てくることが予想されるため別記事(「Cities: Skylines II」2024年X月の動き)で紹介していきます。
- ※いわゆるチート系Modも含んでいますが、めんどくさいので分けていません。チートの好き嫌い、導入するかしないかを含め、すべて自己判断してください。当然私自身はチート容認派です。厳密に言えばModを入れる時点でチート行為であり、(環境などを共有するオンラインゲームではなく)競争要素のないソロ専用ゲームでチート云々を議論する意味がわかりません。
- ※なるべくサブスクライブ数が最低2万近く以上はあるものを並べており、それ未満だけど注目のModについてはダウンロード数が少ないことを記載しています(現状最大クラスのMove Itで総ダウンロード数は8万強)。また当ブログ管理人である私が信頼できると判断しているMod開発者が公開したものは、その条件を適用しない場合があります。判断基準は、Discordなどでの積極的なコミュニティ関与やソースコードを含む情報公開への姿勢となります。そういう意味において、それらに対して積極的ではないことが多い(というよりコミュニティが中華圏内にしかなくアクセスしづらい)中国語圏開発者によるModはどうしても扱いが慎重になります。
- ※セーブデータは必ず分けて保存するようにしましょう。特にバニラゲーム自体に頻繁に更新が入る現時点で、セーブデータを上書きしてもメリットは何もありません。自動ゲーム保存でも別々に保存されますので、それをつかっても良いでしょう。
- 似たような機能のModを取り上げているところもありますが、これは現時点ではどっちがどうなるかわからないためで、「そういや似たのあったよな」という個人的な備忘録もかねています。あと個人的にラジオ・音楽系のModはほとんど興味がわかないため、取り上げることは少ないかと思います。たぶんジャンル名(rap/pops/jazz/reggae/soul)や時代(80sとか)で検索すれば引っかかるんじゃないかと思います。
共通ライブラリ系
これらは個別に必要だから入れるというわけではなく、別のModを導入する時にこれらに依存しているために入れるという類のものです。意識すること無く自動的に依存関係を判定されて導入されるケースが大半だと思います。
HookUI
Gooee
Unified Icon Library
Mod作者が利用できる共通アイコンライブラリです。作者はアルジャーノン氏です。
これに依存しているModをサブスクライブすると自動的に読み込まれます。「サブスクライブした覚えがない」からと言って消さないように注意しましょう。
アイコンを各自が作らずに共通化できればいいよねというところからスタートしたようです。「Cities Skylines II」のMod界隈では、こうした共通ライブラリ化が進んだことが特徴と言えるかと思います。個々Mod制作者の負担を減らすことになる上、プレイヤーとしてもアイコンなどが共通化されることで利便性向上が期待できます。
Skyve ★★★
共通ライブラリとは少し違うのですが、かといってゲーム内で機能するModでもないため、ここに入れておきます。Mod本体は、INSTALL SKYVEでインストールできる実行ファイル形式の方です。※インストール方法は後述
Skyveの概要
前作CS1ではSteamワークショップを前提としていたため、ローカル環境でのプレイリストというかコレクションの切り替えがある種、必須作業となっているところがありました。※これはSteamワークショップの大きな欠点でもあります。
現在の「アルファ版Skyve」には以下の機能があるようです。
- Paradox Modsコンテンツを直接参照しModを発見できる。Paradox Modsでは検索しづらいものについて高度な検索オプション・ソートが利用可能
- SkyveUIから直接ModのサブスクライブおよびLike!ができる
- プレイセットを管理し、かつネイティブな管理オプションを追加する
- 改善されたMod互換性チェッカーシステム
- ゲーム外部での管理機能(WindowsでいうExe実行ファイルがあり、ゲームとは別に起動できる)があり、ゲーム本体起動「前」のMod管理が可能になる。※Paradox Modsでもゲーム内でサブスクライブ/解除ができるが結局ゲームの再起動が求められるし、Web経由ではクソ重くて使い物にならない
基本的な使い方(サブスクライブ管理)
基本的な使用スタイルとしては「Modマネージャ」的な立ち位置になるかと思われます。具体的にはゲーム起動前にまずSkyveを起動し、Mod/マップ/(将来的には)アセットのサブスクライブと管理を行った後、選択したプレイセットでゲーム本体を起動するという流れになりそうです。「ゲーム本体を起動するのは重いし、Paradox ModsをWebで開くと使いづらい」という方にはちょうど良いかも知れません。
また公式では山ほど出てきて邪魔なラジオ系Modがここでは除外して検索できます。「PDX Mods」のフィルターを開いて「含める」にした上で、タグで「Code Mod」と指定するだけです。例えば3月27日時点だと27パッケージ。あるいはコードModが目的なら「コンテンツ」項目の「MOD」を開けば最初から絞り込んでくれている。
下記スクショは詳細リスト形式ですが、シンプルなリスト形式や、大きめのアイコン形式も即座に切り替えできます。ローカル環境でのキャッシュが効いているため、Paradox Modsと違ってサクサク動作します。
※それ以外にもダッシュボードにはDiskStatus(サブスクライブファイルサイズ、セーブフォルダ内のファイルサイズ、トータルのCS2占有サイズ)や、ContentsSummary(サブスクライブMod数、アセット数、有効になっているMod数)なども表示してくれます。またダッシュボードに表示するウィジェットの入れ替えも可能
※なお表示フォントとフォントサイズは、「オプション」項目の「テーマ&UIスケール」で変更できます。
Skyveインストール方法(Windows)
「Skeve」は特殊なModで、Modをサブスクライブした後、メニューに追加されるインストールコマンドを実行することでWindows実行ファイル「Skyve.exe」がローカルPCにインストールされます。※前作CS1でも、MacやLinuxではこの機能は遅れて実装されていました
- まずParadox ModsでMod本体をサブスクライブする
- ゲームを起動して同期(Mod本体のダウンロード)を行う
- ゲームメニューの一番上に「INSTALL SKYVE」が現れる
- クリックするとローカルPCにSkyveの実行ファイル(Skyve.exe)がインストールされる
※デフォルトインストール場所は「C:\Program Files\Skyve CS-II\」のようです。なおアンインストールはWindowsの「アプリと機能」から行えるようですが、ここから削除して良いのかどうかは私は知りません。 - Windowsスタートメニューから「Skyve」を起動する
※Steamランチャー以上に使うアプリになるため、初回起動ついでにタスクバーにでもピン留めをしておくと良いでしょう。
これでローカルPCからWindows実行ファイル「Skyve.exe」を実行することができるようになります。※なおプレイセットをゲーム起動中に追加修正していじるのは現在は避けたほうが良いかも知れません。
※これ以降は、特に欧米の夜間帯はParadox Mods(サーバー)自体ががかなり重いため現在は注意が必要です。本来であれば、このSkyve上からModの検索やサブスクライブ、ゲーム起動までが行えます。つまりParadox Mods(Web版)と機能的には被っていますが、こちらの方がよほど軽くサクサク操作できるようになっています。
使い方:応用編1(Compatibility Report)
Skyveが目指しているのは健全なModコミュニティの相互監視体制だと言っても良いかも知れません。
一番注目したい機能が「メンテナンス」項目の「Compatibility Report」です。Modをいくつかサブスクライブした状態でSkyveを起動し、このタブを開いてみましょう。サブスクライブしているModについて、注意すべき情報があればそれをレポートしてくれます。
例えば私が適当にサブスクライブした状態のプレイセットでこのReportを開くと次のような表示になりました。
全件が7件、うち警告対象Modが5件、依存関係不足が1件、注意が1件と出ています。
警告対象Modの内訳を見ていくと、下記のようになっています。
- A.ソースコード非公開の警告が3件
- B.問題を引き起こす可能性の指摘が1件
- C.ゲームとの互換性無し指摘が1件
このうちBの「ExtraLandscapingTools」は、確かにゲーム内で使用するとエラーダイアログが頻発します(プレイ継続はできる。一部TAAアンチエイリアスが原因だという指摘もあるが不明)。またAのソースコード非公開についてはやや厳し目(下手するとModがパクられかねない)ですが、やはりオープンソースでないと健全なModコミュニティが築けないという考え方はとても民主的だと思います。もしソース非公開を許容すればみんな隠してしまい、結果的にModコミュニティ全体がブラックボックス化するのは目に見えており、数万人という大多数が利用するModだからこそ民主的な相互監視体制は必要だと思います。今回の私のケースではCは外したほうが良さげ、Bは注意しながら使用、AはMod作者を要注意ということにしました。
※現に前作CS1でもこのような問題がありました。「Cities Skylines Mod作者」などで検索するとゲーム系ニュースサイトの記事も出ていることがわかるかと思います。その反省もあり相互監視体制が厳しくなった経緯もあります。
※なおソースコードの開示やタグ付けによる非互換表示などの問題については、比較的素早く修正されますので、気になったModについてはアンサブスクライブではなく一時的にオフにしておき、数日間対応を見守って見ると良いでしょう。
このようにかなり高めに基準を設定してその基準で情報を提供することで、それを前提とした健全なModコミュニティが築かれ、Cities Skylines IIのコミュニティがより広くより長く発展していくための機能だと考えると、Skyveの提供する機能がどれだけ重要かがわかるかと思います。プレイヤーも、便利だからといってむやみにModをサブスクライブするのではなく、こうした観点からModを監視していく姿勢も必要でしょう。
使い方:応用編2(その他機能)
他に「メンテナンス」項目の「ヘルプ&ログ」があります。
ここではMod関係でなにかトラブルがあった際にお世話になる機能があります。
開いてすぐにデフォルト表示されているのが「Player.log」で、その中の特にワーニングとエラーの行だけがピックアップ表示されるようになっています。このログはトラブルがあった際に解決の糸口となる非常に重要なものですが、初心者の場合はそもそも「Player.log」がどこにあるのか、またその見方についても不明だと思われます。
そうした際にフォーラムなどで相談すると「Player.log」を貼ってくれと要求されます。その時に、最初にこの「Player.log」のワーニング&エラー箇所だけコピペすれば見る方も楽になるでしょう。※もちろんそれ以外の範囲のログについても「どんなModをサブスクライブしているか?」また「アセットやModなどを読み込んでいく際のログ」などもとても大事なヒントとなるため要求されるケースも多いですが。その時には画面上部の「Only show warnings and errors」のチェックを外せば表示されます。
とりあえずはワーニングやエラーの出ている箇所を読んでみるのがとても大事なので、非常に便利な機能だと言えます。Modを変更したり、アセットを入れ替えたりした時にエラーが出たときには、真っ先にここを確認するようにしましょう。
Simple Mod Checker
Simple Mod Checker – Paradox Mods
2024年4月現在のベースゲームではModの読み込みが安定しておらず、Mod読み込みが成功したのか?あるいはいくつのMod読み込みが成功したのか?が不明で、新たにModをサブスクライブした際などに非常に不便を感じることがあります。
このModは、起動時のメニューにそれを表示するModです。※下スクショの赤囲み
システム系
Anarchy ★★★
道路を建設したりする時に出る「アイテムが重なっています」「傾斜が急すぎます」「無効な形状です」などのアラートを無視して建築作業ができるようになるModです。
このModは個別に使うものではなく、道路などの各建設メニューの最上段に「Anrchy [A]」という表示が出てきて、それを押下して有効化した状態だと上記のようなアラートが出なくなって建設可能になるというModです。
例えば道路だと次のようなイメージになります。
これを利用することで、急角度の道路であったり、自然な高さの歩道橋が設置できるようになったりします。
固有のオプション画面を持っており、ベースゲームのオプション画面の「ゲームについて」の下に専用のオプションメニューが並びます。
オプション(Allow Placing Multiple Unique Buildings)をオンにすると、日本語版バニラゲームでは「特殊建設」と書かれている”ユニークビルディング”をユニークじゃなくして複数建設できるようになります。※建てても✕が付かないため同じ建物を何軒でも建設できる
※なおブルドーズ(破壊)関係の機能は、Better Bulldozerに分割されました。
Better Bulldozer
Better Bulldozer – Paradox Mods
削除したいのに、他のものまで赤くなって削除できないという状態を克服して削除できるようにするModです。もともとはAnarchy Modの一部機能でしたがAnarchy v1.3あたりで機能分割され独立したModになりました。
Better Bulldozerを入れてブルドーズモードに入ると、上のようなアイコンパネルが出てきます。下段の何も選択されていない状態ではバニラゲームのブルドーズと同じ機能になります。
左から、下記のような意味を持つようです。
- 車両や住人など
- 建物を破壊してよいかの確認をオフにする
- 相互接続されているネットワーク(フェンスや生け垣など)
- 静的オブジェクトマーカーまたは透明なネットワークをターゲット可能にする
※危険なため必ずゲームデータの保存を行うこと - 排他的なオブジェクトをターゲット可能にする
4番目だけデータセーブの警告がありますが、通常ブルドーズする際にはすべての操作の前にセーブしておくに越したことはありません。
なお稀にデスクトップがクラッシュすることもあるようなので、*必ず*削除前にセーブしてから行いましょう。
Achievement Enabler ★
Achievement Enabler – Paradox Mods
本来は、「Mod」を使用すると無効になってしまう「実績」をMod使用時にも実績を有効にするMod。恐らくMod利用についての不安の一つに実績が無効になるという物があるかと思いますが、それを気にする必要がなくなります。
このModはセーブゲームを変更するものではないため、いつでも安全に削除できます。
なお画面上は「MODを使っているため実績が無効である」と警告されますが、実際には有効になっています。試しに「すべてロック解除」を選択してニューゲームを開始すると、「都市への鍵(Key to the city:基本ゲームで利用可能な各建物のロックを解除する)」実績をすぐに取得できます。
First Person Camera Continued
First Person Camera Continued – Paradox Mods
現時点ではソースコード非公開警告が付いていますが、後ほど公開されるかと思います。Alt+Fで一人称カメラモード、WASD移動、Shiftで高速移動、RFでカメラ高さ上下だそうです。
※同名称Modの注意:「This mod is a continuation of the First Person Camera mod by optimus-code (H3llb0und) with new features.(この MOD は、optimus-code (H3llb0und) による一人称カメラ MOD の継続であり、新しい機能が追加されています。)」とのことです。
- optimus-code (H3llb0und)氏により開発され一度はParadox Modsに公開されたものの取り消され、その後Nyyoko氏により復活した「FirstPersonCamera – Paradox Mods」(旧版)とは別のMod番号となっているため注意が必要です。こちらのModは、現在アイコンに「Temporary Reupload」と記載されています。どうも廃止予定のようです。
- 今回Continuedを公開したCgameworld氏自体は、他にMap Texture Replacer、Road Wear Remover、Brush Size Unlimiterなどを公開している開発者です。
FreeRangeCamera
Free Range Camera – Paradox Mods
カメラをプレイアブル エリアの外に自由に移動できるMod。
mio Hotkeys Mod
mio Hotkeys Mod – Paradox Mods
ホットキーMod。オプションなどがなく、現状はカスタマイズ不可能でデフォルトで決められたものしか使用できません。
また私の環境なのかは不明ですが、現時点では動作するものが非常に少ないです。
- 一般
- ctrl + Q/W/E/R/T/Y/U: Tool modes
shift + A/D: Radius / Brush thickness
shift + W/S: Depth / Flow rate / Brush strength
alt + W/S: Regional themes
- ctrl + Q/W/E/R/T/Y/U: Tool modes
- ネットワーク(道路など)
- shift + 1: Roads – Alignment – No fragment preset
shift + W/S: Roads – Elevation – Raise/Lower
shift + Right Mouse Click: Roads – Elevation – Elevation step
- shift + 1: Roads – Alignment – No fragment preset
- 植樹ツール
- ctrl + D: Alignment – Tree types
ctrl + 1/2/3/4: Placement modes
shift + 1/2/3/4/5/6/7/8: Tree species
alt + ~/1/2/3/4/5: Tree age
- ctrl + D: Alignment – Tree types
- LineTool
- alt + A/D: Spacing
alt + Q/E: Rotation
- alt + A/D: Spacing
- Debugging(デバッグ)
- shift + alt: Highlight elements
shift + alt + E: Print elements
- shift + alt: Highlight elements
- Editor(エディタモード)
- F3: Set object probability to 100%
F4: Set object parent grid to 0
- F3: Set object probability to 100%
FPS Limitter ★
ゲームの状態により、FPS上限を変更するModです。
メインメニューやゲーム内のオプションメニュー表示時、シミュレーション実行中(インゲーム通常時)、シミュレーション停止時(インゲームポーズ時)に、それぞれFPS制限をかけてGPUの負荷を下げようというModです。
- ただし、1番目のメニュー表示時を下げすぎるとメニュー操作が重くなり(その上、起動時の仮想テクスチャ再構成まで遅くなる)、かといって3番めのシミュレーション停止時を下げすぎるとこれまたカメラ移動がカクカクするというなかなか悩ましい状態のようです。
- とはいえFPSを下げると露骨にGPU温度と使用ワット数が下がっていくのがわかります。工夫次第では常時起動でも気にならない程度まで負荷を下げることが可能になるかと思います。
ゲームリリース初期の「GPU激重状態期」を抜けた今、プレイヤーの興味の中心は人口増加時のシミュレーション速度に移っていますが、それについては実際にはそれほど重視する問題ではないため、Move ItやFind Itなどが使えるようになりプレイヤーの公開するスクリーンショットが景観中心に変わっていくにつれ次第に収束していくと思われます。
それ以上に稼働時間が増加すればするほど、やはりGPU負荷が平均値として高めなことが再度重視されるようになり、その際にはこのFPS Limitterの重要性が増すものと思われます。
ExtendedRadio
自分の持っている音源を、ゲーム内のラジオ形式で聞けるようにするModですね。
一度試してみたら結構な手間が要りそうだったので一応メモしておきます。導入に成功してはないので伝聞やら推定混じりで申し訳ないです。情報源はこちら。
グラフィック・表示系
Water Visual Tweaks
Water Visual Tweaks – Paradox Mods
マップ内の水の見え方(グラフィックス)を弄くるためのModです。
下記スクショがデフォルト値ですが、Enableにチェックを入れるだけでマップ内の水面が穏やかなものに変わります。あとは各設定値を細かく調整することもできるのですが、水面のグラフィック表現について相当細かく指定できるようになっているようです。
水の並の立ち具合の調整などは〔SIMULATION PARAMETERS〕で、また水の色味などの調整は〔MATERIAL PARAMETERS〕で行います。
〔SIMULATION PARAMETERS〕
〔MATERIAL PARAMETERS〕
しかしこれを手作業で調整するのはなかなか大変で、またいくつかの設定値を保存できないと実用上は難しい部分があるのではないかと思われます。
簡単なところでは後者〔MATERIAL PARAMETERS〕の「Reflection Color」(表面色)と「Scattering Color」(拡散色=水底の色)をいじることで色味が変わります。明るめのエメラルドルグリーン系の透明な色に変えると日光の強い南洋の感じが出せますし、濁った感じにすると緯度の高い暗めな海の感じが出せます。
実際には陸上のテクスチャーや環境光などの設定も同時に変えないと次は陸地と海上とでズレが生じて違和感が出始めることにもなりかねません。また贅沢を言えば樹木アセットなども現在は種類が少なく限界を感じます。Mod自体も今はまだ水だけですが、今後様々なパラメーター調整ができるようになれば良いなと思います。しかし現時点の実装項目である、波立ち具合が変わるだけでも水面の反射が変わり、雰囲気がガラッと変わることもまた事実です。できる範囲で楽しんでいきましょう。
Weather Plus
Weather Plus – Paradox Mods(旧称:Weather+)
天候表現および時間表現を上書きできるMod。※降雨(降雪)はうざいから止めたいという人にぴったりかも。Gooeeに依存関係あり。
〔TIME OF DAY〕昼夜グラフィック表現の切り替え。これを”Day”にするとゲーム内時間は真夜中でも真っ昼間な描写表現になります。逆にゲーム内時間が真っ昼間でも”Night”にすることで夜間の描写表現で上書きできます。v1.1.9で特定の時間帯を選択するスライダーが付きました。※時間停止せずシミュレーションを動かしながらスライドさせるとリアルタイムに描画が変わります
〔Weather〕天候表現(雨や雲)を上書きします。
v1.1.8でより細かく調整するためのアドバンスタブ追加
※同様のModに「Daylight Switch – Paradox Mods」があります。ゲーム内時間とは無関係に昼夜ビジュアルをオンオフで切り替えるという単純なMod。ベースゲームのオプションでも設定できるものですが、連動はしていません(Modでオンにしてもゲームオプションは上書きされない)。
Nice Weather
雨・雪の停止、および雲・霧の除去が可能なModです。「Disable snow」をオンにすると地面に積もっていた降雪も消えます。
※上の「Weather Plus」Modと似ているといえば似ていますが、あちらは(止めるほかに)降雨や降雪もできますが、こちらは雲や霧も加えてDisable(止めること/消すこと)に特化したModということになるかと思います。またこちらは依存関係がありません。
BetterMoonLight
BetterMoonLight – Paradox Mods
夜間の月光や環境光などを変更できるMod。
特にゲームリリース初期は昼夜ビジュアルを切ったほうが良いとされていたため、未だにそのままの人もいるかも知れません。また夜は暗くて景色もよくわからないし開発もできないしで、時間の無駄だとか思っていた場合は一度試してみると意外に良いかも知れません。
むしろある程度成長した街では「夜間も良いな」と感じられるModです。1つ上の「Weather+」と組み合わせると更に良いかも知れません。
デフォルトでもけっこう印象が変わりますが、さらに効果を強めたい場合には「Ambirnt Light Intensity」や「Night Sky Intensity」を高めるとさらに都会の夜中のような明るさになります。また「Ambient Light Temperatur」を変えれば赤い月夜などのスクショも撮影可能です。
PreservePhotoMode
PreservePhotoMode – Paradox Mods
バニラゲームの「フォトモード」の設定を、フォトモード終了後も保持できるようになるMod。オプションなどはなくサブスクライブすれば自動的に動作します。
例えばフォトモードでチルトシフト風にしたも通常はフォトモードを抜けると元通りのカメラ設定に戻ってしまいますが、このModを入れるとチルトシフト風の画面でそのままプレイ継続できるというものです。
ただしゲーム終了時にはその設定は消えてしまいますが、「ColorAdjustments」Modを使用することでキープできるということです。ただしその「ColorAdjustments」Modが現状うまく動作しないため、素直にフォトモードの設定値のスクショを撮って再設定するほうが確実そうです。
ColorAdjustments
RenderMastery
AlphaDLSSEnabler
都市情報表示系
ExtendedTooltip ★
ExtendedTooltip – Paradox Mods
CS2では建物や車両の情報を見るには対象をクリックする必要があり、ワンテンプがやや手間だと感じる部分があります。
このExtendedTooltipは、マウスホバーでその対象の情報を表示してくれる便利なModです。建物ならば入居者/入居企業の情報、車両なら行き先や乗車人数などが表示されます。
確かThunderStore時代には何を表示するかの設定項目があったのですが、現在のParadox Modsバージョンにはないようです。
※すでにThunderMod時代を知らない人が居るようなので、一応復活しておきます。公式Paradox Modsオープン時のごたごたで消されたのですが、元の開発者から許諾を得たメンテナーが現れて復活した経緯があります。
Cim Route Highlighter ★★
Cim Route Highlighter (旧従業員トラッカー) – Paradox Mods
住人たちの行動を追いかけるためのMod。クリックしたマンションに暮らす住民がどこに出かけているのか?あるいはこのトラックはどこに行くのか?という追跡が可能になります。
大きく2つの機能があります。
- マンション等住居をクリックすると居住者の職場が、オフィスや産業ビルなどをクリックすると労働者が、それぞれ強調表示されるというModです。移動中の地下鉄車両まで表示されます。オプションなどはなく、サブスクライブして建物をクリックするといきなり強調表示が開始されます。Shift+Eで強調表示機能のオン/オフ(非アクティブ化/再アクティブ化)を行います。
※画像はParadox Modsより - もう一つは個々の車両(トラックあるいは自家用車など)もしくは住民をクリックすると行き先へのパスルートが強調表示されます。例えば渋滞している交差点で車両をクリックするとそれぞれ行き先が表示されます。こちらもShift+Vで強調表示機能のオン/オフ(非アクティブ化/再アクティブ化)を行います。
※ただしバスやトラムなど複数人乗車のものを除く。それらは1の機能同様に乗客全員の関係先表示になる
※また大型トラックなど牽引車両がある場合は、牽引(先頭)車両側をクリックして選択する必要がある
※ある人物をクリックした場合、徒歩移動で駐車場に向かった(青線)後、自家用車でさらに自宅へと移動(緑線)する予定である事とその経路がわかる。移動経路は固定ではなく、行く先々の交通事情により頻繁に様々なルートへと変化する様子もわかる。
要するに所属するメンバーの属性情報で一括りにした上でまとめて強調表示するという仕組みだと思うのですが、これまでは住民一人ひとりをクリックしてそこに表示されるアンカーから移動先を探るしか無かったのですが、このModだとそれがまとめて一網打尽にできるところが素晴らしいですね。街中で移動する住民や交通機関の乗り物が、単に気まぐれで移動しているのではなく有機的につながって見えてくるという、なかなか便利で楽しいModです。前作CS1であった移動経路表示機能がCS2では削除されてしまったのですが、むしろそれ以上の役割を持ってきそうな今後が期待されるModだと思います。
現状でも十分楽しいのですが、フォーラムでの提案を受けて「複数建物の選択」が可能になるか検討してみるとのことです。
オプションメニューでの設定と、画面右上メニューの2つの設定項目があります。
- v1.14: より多くのメニュー/ホットキー オプション。 ルートの不透明度の式を作り直しました。 世帯リストから住民を選択する、路面電車の車線の上を走行する際のバグ修正
- v1.11:選択した建物に向かう途中のルートを強調表示します。 乗り継ぎ乗客向けのルートを強調表示します。 ゲーム内設定のオーバーレイメニュー追加。
- v1.10:選択した車両の運転手/乗客のルートを強調表示します。 オプションメニューを追加しました。
- v1.9:レーンハイライトのグラフィック変更
- v1.8:経路ルートの強調表示
- v1.4:乗客/歩行者の目的地を強調表示
Info Loom
様々な内部数値データを表形式で見ることができるModです。
- 人口動態:細かな年齢別の就学/就業状況
- 従業員構成
- 職場分布
- 住宅データ
- コマーシャルデータ
- 産業およびオフィスデータ
- 需要要因
- リソース消費(経済-生産パネル):通常は”黒字”(輸出)と”赤字”(輸入)ですが、それを「商業での消費量」および「産業での消費量」に分けて表示します。※ラベルは”黒字”/”赤字”のままですが、元からあるUIの変更方法が不明なためとのこと。
細かな数値を知ることができるのは大きなヒントになりますが、いちいち表形式から読み取るのが少しめんどくさいので早めにグラフィカルな表示にして欲しいところですね。
TweakUI
アセット・オブジェクト系
Move It ★★★
※「This is an alpha version of Move It. Save often, save different.(アルファバージョンのため頻繁に別名保存するように)」との注意書きがあります。ゲームクラッシュするなどしてもそれは自己責任です。Move Itに限った話ではありませんが、セーブを怠ったあなたが悪いのであってModのせいではありません。くれぐれも掲示板などで愚痴らないように。
前作CS1でも必須Modであったムーブイットです。CS2でも引き続き超重要Modです。
ご存じない方は、一度設置した道路や建物を動かすことができる魔法のModだと思えば良いでしょう。「移動ならデフォルトのサービスビルでもできるじゃん」とお思いの方もいるかと思いますが、ゾーニングに生えてくるPloppableな建物や、道路/線路のノードやセグメントすら移動可能です。
このModはゲーム内のオブジェクトを、その特性に合わせて移動させることができるModです。
- 道路や線路、擁壁などの「ネットワーク」と呼ばれるオブジェクトの場合は、選択するとノードが表示され、そのノード単位で位置移動させることができます。もちろんセグメント単位でも調整可能で、道路などの場合は曲がり具合を調整できます。
※道路を「◯==◯==◯」で表せば、”◯”がノード、”==”がセグメントとなります。 - いっぽう建物などひとかたまりになっているオブジェクトでは、建物の位置自体を動かすことが可能になりますし(いわゆる道路に対するセットバック的なもの)、角度なども調整可能で道路に対して微妙に回転させることなども可能です。※バニラのゾーニングのマス単位ではなく細かな微調整が可能です
前作同様に「Cities Skylines II」でも必須Modだと言えるでしょう。それどころか、CS2プレイ時間のほとんどこのMove Itを触っていることになると言っても過言ではないと思います。
操作&キーバインド
- 選択:左クリックで選択、Shiftキーで選択を追加(選択除外)
- 移動:左ドラッグで選択範囲を移動
- 回転:右ボタンプレスで選択範囲を回転、Alt+回転で45度スナップ回転
- M:ツールを開く
※デフォルトキーバインドの「マップタイル」のMを削除か変更する必要あり。Mが空くと自動的にMove It設定が優先される
- Ctrl+M:マーキー(複数範囲)選択の切り替え
- Alt+M:操作モードの切り替え
- Alt+D:すべての選択を選択取り消しする
- PageUp/Down:選択したオブジェクトを垂直方向に上下する
- Ctrl+Z:元に戻す(UnDo) ※複数回覚えていて戻せる模様。ただし甘えること無く別名セーブを心がけること
- Ctrl+Shift+Z:やり直し(ReDo)
- Alt+回転で45度にスナップ
サポート:Paradoxフォーラム:Move It | Paradox Interactive Forums
Line Tool ★★★
Propなどを線状あるいは曲線、円形に並べるための操作サポートModです。
Mod単独でのアイコンはなく、植樹モードや小道具を並べるモードで”バニラのモードアイコンに追加される”形で出てきます。植樹時に使ったり、あるいはFind Itで見つけてきたオブジェクトを並べる際に使用します。
例えば植樹ツールだと、最下段に「Line mode」と出ています。これをデフォルトの●(1個)モードから直線や曲線、円形モードに切り替えると、以下のようにメニューが増えます。
一応オプション指定の概略を書いておきますが、一度使えばわかるでしょう。
- Options:フェンスモード、〔小道具などでは:〕Wall-to-Wallモード、ランダムモードなど
※フェンスモードは、本来はフェンスのようなProp(例えば工事フェンスなど)があればきちんと繋がって見えるようにオブジェクトサイズを自動取得してその長さで並べてくれるモード。 - Spacing:それぞれの要素間の距離設定。柵アイコンは固定長にするか否か
- Rotation:マップ上で何度に回転して設置するか。サイコロアイコンは自動的に回転設置するか否か
※樹木のような向きがあまり関係のない物では(ランダム性以外では)役に立ちません。向きのあるオブジェクト(例えば立て看板とか工事中看板など)では指定する時に大きな意味を持ちます - Space variation:それぞれの要素間の距離の”ばらつき”指定。自然なばらつきが出せる
- Offset variation:軸に対しての”ばらつき”指定指定。自然なばらつきが出せる
これは「Find It」などのModと組み合わせると強力な景観ツールになります。例えばFind Itを起動して「Props(小道具)」に絞り込み、「fence」で絞り込んでみると、色々出てきます。
試しに「産業用フェンス」を”フェンスモード”で円形に並べると、細かな細工をすること無く次のようにピッタリとハマるように並べてくれます。
- v0.8:ランダムオブジェクトへの対応(サイコロアイコン) ※Find Itなどの「ランダム」オブジェクト対応 ※「テーブル ランダム」「デッキチェア ランダム」などで試すと良い
- v0.7:工具交換フレーム遅延を削除、プレハブの変更処理を改善
- v0.6:Wall-toWallモード追加、フェンス モードで一貫したランダム シードを使用、フェンス モードの配置を調整して曲線をより滑らかに
- v0.5:ツールチップを更新、ローカリゼーションフレームワークを更新
同様のModとしては「DucksInARow」Modもあります。こちらも同様に直線や円形などに配置できるものです。
Find It ★★★
画面右下ツールバーに虫メガネアイコンとピッカーアイコンが出ます。
- ”ピッカー”アイコン:既に建設済のオブジェクトをコピーする場合に使います。道路や建物をクリックでポイントすれば、コピー(選択)した上でそれぞれの建設モードに入ります。
- ”虫めがね”アイコン:Find Itのメインアイコンとなります。またはCtrl+Fでも良い。
Ctrl+Fあるいは虫メガネアイコンから起動します。現在はオプション機能はありません。
※画像はParadox Modsより
※画像はParadox Modsより
前作CS1を未プレイの方には説明が必要かと思いますが、ゲームに読み込まれているアセット類を好き勝手に呼び出して設置できる魔法のようなModです。クリエイターアセットが出ていない今は、バニラ(通常版もしくはUltimateEdition)に含まれているアセットのみが呼び出せます。
ピッカー機能はすでに設置済のアセットを指定してコピーする機能ですが、アセットの中のオブジェクトでもつかめるものならコピーできます。例えば道路についている速度標識や制限速度マーカー、警察署や郵便局にある黄色い駐禁マーカーなどもコピペできます。
例えばですが工場地帯のバニラアセットから30分ほどで引っ剥がしてきたのが下記アセット類です。※樹木は大きさ比較のため置いています
まだアセットが公開されてないなんて言い訳をよく目にしますが、バニラアセットにも結構良く作り込まれたものが入っていますので、みなさんもいろいろ探してみると楽しいでしょう。※もちろんこれらは、名称さえわかればFind Itで検索して探す出すことも出来ます。
Find Itは「Move It」や「Line Tool」と組み合わせると強力な景観ツールになります。
よく「Cities Skylinesはシミュレーションゲームじゃなく景観ゲーム」などと言われることがありますが、その大半を担っているのはこのFind ItとMove Itであると言っても過言ではないかと思います。Move It同様に必須Modです。
Plop the Growable
Plop the Growables – Paradox Mods
いわゆるPloppableな(ゾーニングで生えてくる)建物を、ゾーニングチェック無しに設置できるModです。ただし建物が機能するためには上下水道および電気のアクセスが必要だ(要するに道路の横に建てるか、または上下水道と電気を手動で接続する)ということです。
※誤解を恐れずに言えばFind Itの拡張Mod的な働きをするModです。
現状は(建てたい建物を選択する)UIがなく、実際に建物を設置するには「Find It」などでPloppableな建物を選んでくる必要があります。
また(マップ全域の全建物で一律に)建物のレベルアップを無効化するオプションを指定することも可能です(→ v0.4で新たにRICO建物を立てた際に自動的にロックさせるオプションに変わった)。またデスポーンチェックも無効化しているようです。
v0.3で個々のゾーニング建物のダイアログにレベルをロックする機能がつきました。これにより(マップ全域の全建物ではなく)個々の建物で成長で外見が変化することを避けられるようになりました。このオプションにより、実質的にCS1でいう「歴史的建造物」扱いにできるのではないかと思います。
- v0.6:
・すべての建物の放棄を防ぐオプションを追加します。既存の建物から放棄を削除するオプション パネル ボタンを追加
・ロップされた建物と生成された建物を区別するために使用されるクエリ - v0.4:
・新しく建てられた建物のレベルを自動的にロックするオプションを追加します。
・Land Value Overhol mod との互換性のための回避策を追加します。
- v0.3:個々の建物にレベル ロックを追加 ※「LOCK BUILDING LEVEL」
- v0.2:建物のレベリングを無効にするオプションを追加
Asset Variation Changer
Asset Variation Changer – Paradox Mods
外見のバリエーションがあるアセットをFind Itなどで呼び出す際に、バリエーションを矢印キーで変更するModです。キーバインドはいくつかから選択可能。
※誤解を恐れずに言えばFind Itの拡張Mod的な働きをするModです。
ただしちょっと操作にクセがあり、変更を確認するには矢印キーを押した後に少しマウスカーソルを移動する必要があります。少しだけアセットの位置を動かすとグラフィックが反映されます。むしろ最初はマウスカーソルをゆっくり動かしながら矢印キーを押す方がわかりやすいでしょう。
例えばFind Itで上の絞り込みで「Buildings」を選び、ゾーニングオフィスの1番目の「オフィス高01-L1 2×2」を選んだ状態にして(設置はしない)、そのまま矢印キーを押しては少し動かし、また矢印キーを押しては少し動かしということをすれば、数種類の切り替えが確認できます。気に入った外観バリエーションが出ればそのまま設置しましょう。
Extra Networks and Areas ★
Extra Networks and Areas – Paradox Mods
※入れるカテゴリーがやや難しいですがとりあえずここに入れておきます。
統合された駅、透明な歩道、スペースとエリア設定、動物スポナーなど、構築した世界を楽しむためのツールが満載のModです。時間を忘れて没頭してしまうなかなか楽しいModですね。
「統合された駅」はカスタムのバスターミナルやカスタム駅などに使うということです。
透明の道ツール
見えない車道や見えない歩道などを設置するツール。カスタム駐車場が作れるほか、手で作った林などに透明な歩道を設置して住民が近道して通勤しているようなそんな風景も作れます。なお透明の道の削除には「Better Bulldozer」Modが必要です(他のツールからは見えなくなるため)。
スペースとエリア設定
自分でアセットを寄せ集めて構築した公園などを、実際に住民が利用するエリアに変えるためのエリア設置ツール。これだとなんのことやらよくわからないかも知れませんが、このツールを選択した状態で既存のドッグラン公園などをマウスホバーしてみるとよくわかるかと思います。
要するにバニラに含まれている「公園」というアセットは、このように住民が「徒歩」できたり、「散策」したり、「休憩」したり、「運動(ジム)」したりするエリアが設定されているアセットのことなのです。※あとレクリエーション効果もある
それを手作りできるツールです。※現状はFindIt的なModもないため、実際には「開発ツール」でアセットを探してくる必要があります。
動物スポナー
マップ内で時々見かける野生動物をスポーン(発生)させるためのスポナー(spawner)設置ツール。陸上動物のほか、海中の生物(イルカとか)を発生させるスポナーもあります。スポナー自体は円筒形の物体ですが、ツールを切り替えると透明で見えなくなります。
Tree Controller ★★★
Tree Controller – Paradox Mods
バニラだと常に苗からしか植えられないと不満が多い、樹木関係を改善するMod。
新たに植える樹木の樹齢や、種類、色などを指定できる。ブラシモードもあり、バニラの植樹UIと完全に一体化しています。ツリーブラシModはCS1でも人気のあったModで、CS2ではそれに加えて「樹齢を指定できる」という大きなメリットも加わっています。あえて枯木を植えることも可能。
Ageは植樹する樹齢の指定です。*は全種使う、順番に、Child、Teen、Adult、Elderly、Deadです。
ブラシモードではデフォルト3セット(WildDeciduous落葉樹、Evergreen常緑樹、WildBushes茂み)の他に、カスタムセットを5個まで登録できます。「デフォルト3セットのいずれか+樹齢指定」というパターンでも植樹可能です。
カスタムセットでの樹木の複数選択は、Ctrlを押しながら選択。カスタムセットへの上書きは樹木をCtrl+で選択した後、「1」~「5」のボタン番号の位置でCtrl+クリックすることで上書きができます。
スナップは、(右クリックで)削除する時に指定している樹種だけを狙って削除するのか、樹木全種を削除対象とするのかの指定オプションです。
固有のオプション画面を持っており、ベースゲームのオプション画面の「ゲームについて」の下に専用のオプションメニューが並びます。
TreeWindController
Abandoned Building Remover
Abandoned Building Remover – Paradox Mods
放棄された建物を自動で撤去するModです。
- v1.0.0
- パフォーマンスの向上 (MOD はバースト コンパイルを使用するようになりました)
- v0.3.0
- 放棄された建物が除去されたときに道や表面が取り残される問題を修正
- 削除はロード中ではなく一時停止解除直後に開始されるように
- パフォーマンスの向上
交通系
※交通系やシミュレーション変更系は、Modを導入しても効果が現れるまでに長い時間がかかるケースがあります。
SpeedLimit(制限速度変更)
Traffic Lights Enhancement Alpha(信号強化) ★★★
Traffic Lights Enhancement Alpha – Paradox Mods
信号の動作を変更するModです。これもCS1のTM:PEの一部機能を実現したものといえます。
使い方は、[道路ツール]の[メンテナンス]の「信号」モードで、対象の交差点をクリック。
CS2でもバニラ信号は渋滞を引き起こしやすいため「とりあえず入れるべき」的な重要なModになりそうです。※バニラ信号は、右左折と直進車および車と横断歩行者がバッティングして一向に渋滞が解決しない
英語ですが簡単なガイド(Cities2-TrafficLightsEnhancement/GUIDE.md (マスター) · slyh/Cities2-TrafficLightsEnhancement · GitHub)が用意されています。
1.信号のモード設定(歩行者フェーズ設定)
[道路ツール]-[メンテナンス]タブの「信号」モードで、対象の信号(交差点)をクリックすると独自のウィンドウが開き、そこで色々設定可能になります。※信号オフはバニラ同様に右クリックバニラモード(対抗2車線と同方向歩行者が同時に進入/横断)のほか、分割式信号モード(青信号は一度に1方向のみ=十字交差点なら4分割)、高度な分割式信号モード(分割+右左折できれば右左折させる)のほか、歩行者を分離する歩行者専用フェーズ(日本で言うスクランブル交差点。斜め横断は不可)の設置もできます。※高度な分割式はうまく働かない(1車両ずつ右左折していく)時があるような気がします。
とりあえず単純な「分割式信号モード+歩行者分離」を試しましょう。特に町中の交差点では、歩行者を分離するとかなりスムーズに流れるようになり、さらに分割式を試すと右左折(日本の左側通行では右折)でかち合うことがなくなり相当スムーズに流れるようになるはずです。
2.車線ごとの進行方向指示
また実験的実装ということで、車線(レーン)ごとの進行方向指示も可能です。設定画面は画面下部の「車線指示ツール」を「闢く(※誤字)」から開きます。開くと、その交差点につながる道路それぞれに設定アイコンが表示されるので、クリックしてそれぞれの道路ごとに車線での方向指示を設定していきます。
禁止したい方向をクリックしてグレーアウトに消していく(=許可する進行方向を青矢印にする)だけの簡単なUIです。最後に”保存”を押して、さらに交差点全体でも”保存”すれば反映されます。
「このレーンでは右折/左折だけにしたい」や「このレーンでは直線進行がいらない」などを実現できます。当然、全体的に住民が必要な場所に移動できる経路を用意するのは大前提です。そうしないと謎な場所でのUターンが増えるだけです。
ConfigurableElevatedRoad ★
ConfigurableElevatedRoad – Paradox Mods
高架道路建設時に、ピラー(柱)の間隔を指定(20~80m)したり無くしたり、あるいは高さ制限や急勾配制限を無視することができます。オプションメニューから設定。
※一番上からピラーなし指定、高さ制限無し、バニラ設定を使用するか(というよりピラーを20~80mのどの幅で出すかの指定)、Lift Steepnessは急勾配アラートを無視するか。
バニラだと航路に架かる橋などでアラートが出たりしますが、それを橋脚なしにしたり、橋脚の幅を広くしたりすることが出来ます。例えば下記のように、航路に対してかなり低い位置で橋を架けることも出来ます。※確かバニラだと40m以上ないと警告が出たはずです。
※スクショ1枚目の奥側から10m、15m、20mの高さで架けてみた橋です(すべてピラーなし)。2枚目はフェリーとの重なり具合がわかるように奥側から写したもの。
両端は指定通りの高さで、中央部ではこのように自動的に少し(35m高)盛り上がって架かるようになります。一番手前が「Anarchy」Modで高さ制限を無視した高さですが、これだと1枚目のようにフェリーが橋を突き抜けます。
もちろん航路以外でも街中で橋脚無しで長い橋を架けたい時などでも重宝します。オプションメニューからしか指定できないのが少し不便ですが、特に景観にこだわりたい方にはなかなか便利なModではないかと思います。
ZoningToolkit
前作CS1で最後の方にバニラで実装されていたゾーニングを道の左右どちらの発生させるかを切り替えることができるModです。
サブスクライブすると画面右上にメニューとなるアイコンが表示され、クリックすると簡単なメニューが表示されます。
これをデフォルト以外に切り替えてから道路を敷くと指定通りにゾーニングエリアが発生します。
なおMove Itとの干渉ですが、私の環境では同時サブスクライブ同時オン状態ではエラーなどは出ませんでした。恐らく同時にツール起動すると起こるのではないかと思いますが、クラッシュは嫌だという方の場合、優先すべきはMove Itということになろうかと思われます。
Extend Transport Manager
Extended Transport Manager – Paradox Mods
前作CS1における交通系主要ModであったTransport Lines Manager (TLM)、およびImproved Transport Manager (ITM) の後継だと書かれています。作者は両方の作者であったKlyte45氏です。
バニラゲームの交通機関ウィンドウに不満がある方は試してみると良いでしょう。なお同じ作者によるExtra UI Screensに依存関係がありますのでご注意ください。
TransportPolicyAdjuster(車両割当数変更)
TransportPolicyAdjuster – Paradox Mods
公共交通での「路線」画面において、割当できる車両数の最小・最大値を変更するMod。
バニラゲームでの仕様は路線距離に応じて割当できる車両数が自動的に最小・最大値が決定されるのですが、これを50% ~ 200% あるいは 1 ~ 50 の自由な値を設定できるようにするもの。
※ただしバニラにはUnbunching(発車時に、先行編成との距離間隔を取ろうとする遅延発車の仕組み)が入っているようで、むやみに編成数を増やすと糞詰まり現象を起こす可能性があることを理解しておきましょう。
Extended Road Upgrades(道路アップグレードの拡張) ★
Extended Road Upgrades – Paradox Mods
道路アセットに対して岸壁化・擁壁化・高架化・トンネル化などのアップグレードを適用可能にするModです。
サブスクライブすると、道路ツールの「ロードサービス」で使用可能になります。
CS1でいうNetwork Anarchy Modに近いもので、主に景観用途で導入する方が多いようです。現在はバニラアセットのバリエーションがないために地味ですが、アセットが増えれば一気に魅力度を増すだろうModです。
RoadWearRemover
Road Wear Remover – Paradox Mods
CS2の特徴でもある「道路面の白っぽい走行汚れ」を除去するModです。なぜか欧米ではこれを嫌う人が多い印象で、反面日本ではあまり問題視している人は少ないというかほとんど見かけない気もしますが、どうしても気になる人は使うと良いかも知れません。
当然ですがゲーム全体で一律に効果が現れるため、「この道路は走行汚れを付けたいけど、あの道路は汚れを付けたくない」というのは無理です。また以前からある道路も新たに建設した道路も、おしなべて一律に効果が適用されます。
・なおサポートフォーラムに書かれていますが、バニラの「道路面の白っぽい走行汚れ」は技術的には上からテクスチャを貼ることで実現しているらしく、このModはそれを取り除いているだけ(これ自体は開発モードでも可能)だということです。※だから例えば今後クリエイター製作アセットとして道路が出た場合、バニラではその道路にも「道路面の白っぽい走行汚れ」が描画されます
・そのため、「汚れの濃度を変更したい」あるいは「不透明度を変更したい」というのは現状無理だそうです。なおMod効果の有効/無効のトグルスイッチについては実現するかも知れないと書かれています。
PedestrianPathfinding ★
PedestrianPathfinding – Paradox Mods
要するに危険なエリアの通行を禁止し、歩行者の行動をより安全側に変更するModです。
横断歩道が撤去されている道路(なおかつ他の経路選択肢がある道路)での、危険な横断などがなくなるそうです。当然ですがそのマップにおいてそこを渡るしか経路の選択肢がない場合には通行します。これは歩行者であろうが自動車であろうが同じです。まず経路を用意するのは大前提であって、その上で歩行者が危険な通行は避けるようになるということです。
ただし信号を撤去してしまうか、あるいは「Traffic Lights Enhancement Alpha(信号強化)」で歩行者専用フェーズを設定するほうが良いだろうと思います。
ServiceVehicleAI
マップ・天然資源関連
529Tiles ★
マップの529タイルすべてを開放するMod。
サブスクライブするだけでいきなり529タイルをアンロックできるほか、それはあんまりだなあという場合には「マップ開始時、マイルストーン達成時」に追加のタイルを割り当てることも出来ます。
CS2ではデフォルト状態からマップタイルが(隣接しなくても開放できたり)かなり自由に使えるためそこまで必須では無くなってる気がしますが、必要な人はサブスクライブすると良いでしょう。またCS1の81タイルModでは水道や電気敷設をスキップさせる機能もあったのですが、CS2ではうまい具合にゲーム仕様に取り込んでくれた感じになっています。
Map Texture Replacer ★
Map Texture Replacer – Paradox Mods
CS1でいう「テーマミキサー(Theme Mixer2)」のテクスチャ変更機能だけを抜き出したようなMod。
マップで使用されているテクスチャを変更することでマップのイメージをガラッと変更できるModです。草地、砂地、崖のそれぞれについてDiffuse(カラー)マップ及びNormal(法線)マップを指定できます。
※左上のアイコンから起動して、Base Packがあればそれを指定すれば一瞬で入れ替わる。
※後で登場する「ELT SurfaceExtension」と同じような”地面のテクスチャを変化させる”Modですが、街の狭い範囲など一部分だけなら「ELT SurfaceExtension」の役目でしょうし、マップ全体のイメージをガラッと変えうるのがこちらのModということになります。
Water Features ★
※水源設置系は影響範囲が大きいため、必ずセーブデータを分けた上で導入・利用すること
水資源をコントロールするMod。
CS1にも同様のModがありましたが、こちらは新たに水源を設置したり、季節限定の流れを設置したり、干満を実現したりする多彩なことができるMod。
- ※2024年2月17日:Find Sutuff との競合が発生しており、修正するとのこと。
- 2024年2月23日:ExtendedTooltipとの競合も発生していたようで、そちらはExtendedTooltip v1.9.0で対応したとのこと
ExtraLandscapingTools ★
ExtraLandscapingTools – Paradox Mods
天然資源(鉱石・石油・地下水・肥沃な大地)を追加できるMod。天然資源関係は現状バニラでは乗り越えることが出来ない制限事項の一つであり、天然資源の配置次第ではけっこうなストレスにもなりかねないのですが、それをいとも簡単に乗り越えられる有用なMod。
※森林資源は、資源になるいくつかの種類の樹木(特殊産業:林業ゾーニング時に緑色になる樹種と思われる)を植樹すれば良いので、特にツールはありません。
地形変更-テラフォーミングに、4種類の天然資源を自由に追加できるブラシが追加されるので、色塗りすればそこが天然資源排出地点になる。これで設置場所に困ってしまう「肥沃な大地」も、無限にペイントしたり、削除したり自由にできます。
- v1.1.0:カスタム ブラシのサポート、鉱石、石油、地下水、肥沃な土地の道具、ブラシ パラメータ: 角度、ブラシパラメータ: ブラシ。
ELT SurfaceExtension
ExtractAnywhere
シミュレーション変更系
※交通系やシミュレーション変更系は、Modを導入しても効果が現れるまでに長い時間がかかるケースがあります。
Time2Work
住民の時差出勤度合いを変更するMod。
Cities Skylines IIの住民は昼・夕方・夜の3シフトに基づいて出勤するようになっているそうですが、バニラでは20~25%が夕方または夜間勤務となっているそうで、このModを入れると夕方と夜勤の割合を設定できると言います。※日勤=100-夕勤+夜勤
またベースゲームでは8時間勤務固定のようですが、その勤務時間にばらつきを加える「Delay/Early Factor」がv0.2で追加されました。
さらにラッシュアワー中の旅行が増加し、夜間の旅行が減少するようです。
これにより通勤ラッシュアワーを軽減させることも不可能ではありません。当然ですが、シミュレーション変更の効果が現れてくるにはゲーム内時間で数日かかるそうです。
Magical Hearse
発生した死者を(霊柩車で回収すること無く)即時に除去してしまうModです。
Magical Garbage Truck
Magical Garbage Truck – Paradox Mods
発生したゴミを即時に除去してしまうModです。ゴミ回収車が街中を走らなくなります。※ただし埋め立て施設やリサイクルセンターとごみ焼却場との往復するトラックなどは発生します。
明らかなチートModですが、ゴミ回収については初期のバグ?もあり回収が遅いのもあって嫌われている要素でもあるため、人によっては有用でしょう。
MagicTaxi
外部接続のタクシーを無効化するModだそうです。自ら設置したタクシー乗り場以外のタクシーを禁止します。
※ただしバスなど外部接続ルートを構築しておく必要があります。
NoDogs
市民がペット犬を連れ歩かなくなるModです。居なくなるわけではないらしいですが、家で留守番をするようになるということです。
副次効果として、CPU負荷を軽減し、また描画FPSも若干向上する可能性があるということです。
オプション設定などはなく、サブスクライブしてシミュレーションを進行させると徐々に(飼い主が帰宅することで)街中から犬が居なくなっていきます。
No Pollution
各種汚染を除去するModです。新マップで導入すると効果を発揮し始めます。※ゴミ回収を無くしたいのであれば「Magical Garbage Truck」
以前のバージョンではMod導入後の新設建物だけが対象だったのですが、v1.1でRESETボタンにより既存建物の汚染も一瞬で除去できるようになりました。オプションで全部のチェックを外してリセットを押せば、大気汚染/土壌汚染/騒音公害が一瞬で全部消えます。
汚染や公害類が嫌いだという人にはとても良いかもしれません。また風向きの関係で工業地帯の配置で甚だ制限があるバニラゲームの仕様を、このModを入れることで取っ払うこともできます。
なお現時点では水質汚染には影響を及ぼしませんので、もしオールアンロックオプションを使用しない場合には開発ツリー「上下水道」の「浄水場(排水処理場)」を早く開けることが優先事項となります。※その他の公害は抑え込める
- v1.2.0:汚染タイプの切り替えを追加 – チェック マークは、汚染タイプが有効であることを意味します。以下SSだとバニラと同じ挙動で全汚染有効。
- v1.1.0:新しい設定ページを追加し、設定に汚染リセットボタンを追加。既存マップでも大気汚染および土壌汚染について一瞬でリセットできます。※騒音公害はリセットされない
Postal Helper
郵便関係のバグを修正するModのようです。
※非常に時間のかかるシミュレーション系Modであり、当方ですべての動作を確認できたわけではありません。
以下、Modの概要欄より
~~~~
Mod は、ポスト機能がよりスムーズに動作するのに役立ちます。
- 郵便局は、 緊急の必要がある場合に郵便物を配達します。
- 仕分け後のオフィスでは、 緊急の必要があるときに未仕分けの郵便物を受け取ります。
郵便インフラが正常に効率的に機能している場合、この MOD は単に何もしません
この MOD は、郵便施設に処理するのに十分な郵便物があるかどうかをゲーム内 45 分ごとにチェックします。
- 単位を下回ると、郵便局は 単位取得します 配達郵便物の単位を10000 配達郵便物のレベルが 5000 。
- ユニットを下回ると、ポスト仕分け施設は ユニットの未仕分けメールを取得します 50000 未仕分けメールのレベルが 50000 。
MOD がメールを追加するたびに、ログにエントリが作成されます。 エントリがない場合は、郵便インフラが効率的に動作していることを意味します。
~~~~
ゲーム内時間が「X:45」になるとロジックが動き出すようです。仕分けトラックが貨物駅に配送する様子が確認できました。
ログファイルがどれなのか記載がないのですが、どうも「\AppData\LocalLow\Colossal Order\Cities Skylines II\Logs\PostalHelper.log」というのがそれのようです。※Skyveの「ヘルプ&ログ」からログのフォルダの「ゲームのログフォルダを開く」でフォルダが開きます
Infinite Demand
Infinite Demand – Paradox Mods
依存パッケージはありません。
注意事項ですが、Modの説明に書かれている通りで「この MOD では家が住民でいっぱいになることはありません。 急速に建物が建設されますが、誰も入居しなければ放棄されてしまいます。」とのことですのでご注意ください。
Cities Skylines(II)において、「ゾーニングをすること」、「そこに建物が建つこと」、「建物に住民/企業が入居すること」はすべて別々の要素になります。個人的には需要バーだけを伸ばしても意味があるとは思いません。もし景観プレイ的にどんどん建物を立てたい場合は、このModではなくFind ItとPlop the Growableなどを組み合わせる形になるかと思います。
CityPlayerTrafficCustom
Population Rebalance
Population Rebalance – Paradox Mods
人口構造と教育ニーズのバランスを再調整するMod。子どもの数を減らし、10代の生徒の数を増やし、小学校と高校のニーズのバランスを取ることを目指します。
※下記はあくまで抜粋です。細かい条件などはModページに記載されています。
- 学校関係
- ライフサイクルステージ変更のしきい値を、21/36/84から12/20/75へと変更することで、子どもの割合を15%に、ティーンを10%、成人を60%、高齢者を15%になることを目指します。※バニラだと子ども比率が多すぎる
- 学校での卒業条件を厳しくする。バニラだと1日~2日で卒業してしまうが、これを高校で3日、大学は4日、総合大学で5日と変更する。 ※この「1日」は1昼夜=3ヶ月間相当ということではないかと思いますが不明です
- 世帯構成の修正
- 大人が1人しかいないカップル世帯を修正。これにより多くの独身者が引っ越しするようになる
- 2+1(大人2人と子ども1人)の典型的なファミリーが未定義なため、これを定義する。
- 出産プロセス
- シニアになる前に子どもがいなければ、新たに子どもを生むことを禁止する。これによりシニア+子ども2名といった高額家賃の渓谷が出やすいファミリーとなくす
- 父親が学生の場合の出産率半減
- 世帯リミッター
- 空き物件がしきい値(2/5%)を下回った場合に新しい世帯の生成を制限。これにより新成人となるティーンが物件を見つける機会を増やす。バニラでは埋まっているケースが多いため都市を離れてしまう
SchoolCapacityBalancer
School Capacity Balancer – Paradox Mods
問題となっている学校関係のキャパシティを変更するModです。
- 小学校:小学校及び拡張棟の収容人数と維持費が2倍になる
- 総合大学:総合大学拡張棟の定員及び維持費が2倍になる
- 大学:大学の定員及び維持費が25%増加
Land Value Heatmap
Land Value Overhaul
Land Value Overhaul – Paradox Mods
地価問題を解決しようというMod。「ゲームの地価、家賃、建物のアップグレードメカニズムを徹底的に見直します。」
なお同種のModに「LandValueRemake – Paradox Mods」もあります。ゲーム本体のシミュレーションが変更されている段階であり、それぞれの特徴や効果などはよくわかりません。各自で見極めて導入するようにしてください。
Whiteshark Cheat Overhaul
HistoricalStart
Historical Start – Paradox Mods
バニラゲームの問題をどうにかしようという視点ではなく、都市の開発過程をより現実的な進行にしようというシナリオモード的なMod。
かつてアメリカ大陸であった植民地を切り拓いて開拓していくような、モータリゼーションより前の時代想定での開発ツリーや資産になる。具体的には、初期から鉄道が使えたり、配送、特殊産業、予算編成と生産パネルが利用可能となっている。
Modインストール方法
公式Paradox ModsでのModインストール方法
公式Paradox ModsでModをインストールする方法です。
※3月26日2時のパッチ適用が終わって始めてゲーム内でModのサブスクライブが可能になります。
- 通常通りゲームを起動する
- メニューに「PARADOX MOD」が増えているのでそれをクリック
※続く注意事項確認画面もクリック - Mod一覧が出るので気に入ったものを「サブスクライブ」する
※Modの内容がわかっている場合には、アイコン一覧の右肩の「+」を押すだけでも良い。「✓」になればサブスクライブ完了。 - メッセージに従いゲームを再起動
※コードModサブスクライブ状況を反映するには再起動が必要。マップの場合は再起動不要とのこと - 通常通り(ニューゲーム、あるいはセーブデータのロード後に)ゲームでModが利用可能になっている
Modサブスクライブまでの流れ
つまりModのサブスクライブは、システム的には次のような段階で進んでいるようです。
1.Paradox Modsでのサブスクライブとプレイセットへの保存
2.ゲームクライアントへのサブスクライブ状態同期(ゲームのお知らせ欄に”~中…”などと表示)
3.Mod本体のダウンロード(Modが100%となる。これで始めてサブスクライブ完了状態)
4.ゲーム本体を再起動してのMod認識
このどの段階で詰まっているのかを整理して確認していきましょう。私が試してみた限り、この流れにバグのようなものはなく、現在は主に混雑に伴う通信上の問題で進んでいかないということのようです。多くの人ががサブスクライブを完了すればスカスカになり、この流れすら認識しづらい状況になるんじゃないかと思います。潜在ユーザーはコンソール版が出ていない現時点ですら数十万いると予想され、Paradoxがサーバーインフラにテコ入れする必要があるのは明らかだと思われます。
あとひとつ言えることは、最初は欲張らずにMove ItとAnarchyの2Modだけのごく簡単なサブスクライブをしてみて、ひとまずゲームを起動できる状態に持っていくのが良いかと思います。一度この一連の流れが実体験できればだいぶ感じるものが違ってくると思われます。
その他のサブスクライブ手段
1.Skyve Modを利用する
左側パネルの「PDX Mods」からModを検索し、「+」アイコンを押すことでサブスクライブされます。
※プレイセットを切り替えてプレイしいる場合には、アクティブプレイセットを切り替えてからサブスクライブするようにしましょう。
Modごとの詳細画面からサブスクライブする場合には、画面右側の「[+] Add to your active playset」からサブスクライブできます。
※一度サブスクライブし(てローカルにダウンロードし)たものの、サブスクライブを解除したModについては[+]マークではなく[○]になります。これは(その後該当Modがアップデートしていない場合には)ダウンロード過程を経ず、すぐに有効化できます。
2.Web経由でサブスクライブする
Paradox ModsはWeb経由でも管理・利用が可能です。
Cities: Skylines II mods – Paradox Mods
Paradoxアカウントでログインしていれば、ゲーム内でのアクセスと同様にサブスクライブが行え、その後にゲーム本体を起動すればサブスクライブ状況が反映されます。
プレイセットについて
現在はコードModだけなのであまり効果が出ないのですが、「そのセーブデータで利用するModのオン/オフを指定する」機能です。サブスクライブしたModの中からオンにするものや、オフにするModを指定しておき、そのセットリストを切り替えて起動できる機能です。
サブスクライブしているModが3種類あるとして、例えば1つ目のプロジェクトではABCすべてのModをオンにして、2つ目のプロジェクトでは(Modサブスクライブ状況はそのままで)ABのみをオンにしてセーブデータを開始することなどができるようになります。
例えばマップエディタで使用するModのみをオンにしたリストを作ったり、あるいは通常ゲームプレイ時に利用するModのみをオンにしたリストなどが考えられます。
Modの手動ダウンロード方法
- Paradox ModsのWeb画面で該当Modの画面に飛ぶ
- 画面左上の方にある「ADD」のボタンの右側「Download mod」というリンクをクリックするとダウンロードが始まる
- 解凍したフォルダに自分が判別できる名前をつけ、「C:\Users\(ユーザー名)\AppData\LocalLow\Colossal Order\Cities Skylines II.cache\Mods\mods_unmanaged」に格納する
- ゲームを起動する
非公式Modから公式Modへの移行方法など
公式Paradox ModsのModと、非公式ストア(例えばThunderStore)のModを併用できないか?という質問も見かけます。強引にやればできるようですが、それはあくまで個人のスキル次第だと思いますし、安全性などはまったく不明です。Mod開発者も辞めた方が良いと書いていますし、私もやっていませんのでコメントなどで聞かれても無視します。それこそ実現方法を探ることやトラブル解決も含めて自己責任です。
r2modmanをアンインストールしたい(非公式ストアからのModを削除したい)
Modコミュニティ
一般プレイヤーとのコミュニケーションやサポートのためのフォーラムと、Mod開発者のコミュニティが存在します。大半の情報はParadoxフォーラムの各Modの概要及びバージョン情報などで用が済むと思います。
後者のMod開発者コミュニティは、Mod開発を行っていない方が読んでもあまり意味がないかもしれませんが、情報源を示すという意味で念の為に書いておきます。どちらかといえば、Mod開発者本人のGitHub(あるいはTwitterなど)を見たほうが情報が得やすいかと思います。
言わずもがなですが、日本語で乱雑な文章を書き込んでも恐らく回答どころか反応もなく無視されると思います。ゲーム仕様及びModの仕様をしっかり確認した上で問い合わせすることは最低限要求されることですが、言語・文化の違いもしっかり考慮しておきましょう。日本人同士だから暗黙で通じる事柄は、これらの場所では通じないことがほとんどです。
今は翻訳環境が誰でも使えるので、箇条書きでできるだけ簡単で平易な日本語(接続詞などを使わない、言葉遣いにも自己の感情を入れない)で書き、それを日英/日中翻訳かけてみて、さらに逆翻訳(英語/中国語に翻訳した文章を再度日本語に翻訳)してみると、大体意図が伝わるかどうかは確認できます。さらに事象の発生前後のスクリーンショットを用意した上で、本来こうあるべきではないか?という事を含めて報告すれば回答を得やすいかもしれません。
グローバル(英語など)
- Cities Skylines 2: User Mods | Paradox Interactive Forums:ParadoxフォーラムのユーザーMOD専用の板。各Modのスレッドが立っている。(ほぼ英語)
- Cities: Skylines Modding Discord:(ほぼ英語)
中国語
- CSLBBS シティーズ スカイライン 2 中国語フォーラム:(当然中国語)
- ※中国人開発者によるModは、多くがこのコミュニティで動作検証などが行われているようです。
Modのトラブル解決
この種の「環境が各自で異なるケース」での問題発生時には、まず環境を特定し、その上で事象を細かく分類してトラブル解決を行うことが常道です。「とにかく困っている」というのは人ですから当たり前の感情なのですが、そこで慌てて無闇矢鱈と試しても仕方がないので、冷静に一つずつ可能性を潰していくことが最短の解決手段となります。
まず自分の遊んでいる環境(例えばハードウェアやソフトウェア、OS:Windows10 22H2)を正しく把握し、サブスクライブしているModなど他人と異なる部分を認識し、何が原因かを突き止めていくようにしましょう。ゲームのコミュニティを覗いてみて他人も大騒ぎしていれば、ゲーム本体に原因があることが多いでしょうし、一般的に騒いでいるのが自分だけであればあるほど、その事象が自分の環境や遊び方に大きく依存していることが考えられます。
ここでは考えられやすいケース事に分類し、ケースごとの大まかな解決手段を示しています。これを参考に自己解決を図ってみましょう。どうしても解決できない場合は、上記の自分の遊んでいる環境を正しく把握・認識した上で、掲示板などで相談すると解決手段が得られるかも知れません。
サブスクライブしたModがダウンロード(キャッシング)できない
※3月26日午前2時にオープンしてから、非常に重たい状況が続いています。
そのため、サブスクライブしても実際にローカルPCにModがダウンロード(インストール)できていない状態でゲームが起動します。
基本的には待っていればいつかはMod読み込みが始まるようですが、待っていられない場合は「PARADOX MOD」をクリックしてみましょう。このボタン押下時にMod情報の更新と不足している場合にダウンロードする仕組みが入っているようで、不足している場合はダウンロード処理が走ります。
順調な場合は、この窓が出てすぐにバックグラウンドでなにかのModをダウンロードしているような画面に変わります。書かれている通りこのウィンドウを閉じてもバックグラウンドでの読み込み処理は走っているようです。目安としては、このウィンドウが表示されて30秒ほど待ってみて表示が何も変わらなければ、一度閉じて再度「PARADOX MOD」のクリックを試してみましょう。※どうもウィンドウが開く瞬間に再度ダウンロード要求を出している気がします
3月30日ごろ?に少し繊維画面が変わったようで、数秒ほどで「MODの同期に失敗」という画面が出るようになりました。
このダイアログで「閉じる」と元の起動メニューに、また「リストに戻る」を選ぶとParadox Modsのライブラリに移動するようになりました。そのライブラリ画面で「同期を再開」というボタンが画面最下部に追加されているため、こちらをクリックしても再同期を試みるようになったようです。※上記使用中のMODを最新状態にアップデート中…」のダイアログに戻る。
↑こうやって100%表示になればModのダウンロードとインストールが完了したことを示します。
これが「インストール中…」や「ダウンロード待機中…」と出る場合は、ゲームクライアントからParadox Modsサーバーに対してダウンロード要求をしているけど(サーバー側が混雑しているため)反応が返ってこないという状況のようです。
↑これがModダウンロード失敗例。これが出ていると、ダウンロード要求をしたけど反応が返ってきていない状況です。「~~中…」というのは実行中だけど成功していないという意味です。
いくつかのModをサブスクライブした場合には一度で全部読み込めずまた黙ってしまうことがあります。何度か根気強く「PARADOX MOD」をクリックしてみましょう。
Mod同期時の注意事項
- ※Paradox Modsが混み合っている場合は、ゲーム内からサブスクライブ/ローカルへの同期等の操作を行うのが非常に重たい状態です。Web経由で(Paradoxアカウントでログインした状態で)Paradox Mods操作を行った後、ゲームを起動して「PARADOX MOD」をクリックして強制的に同期させるほうがスムーズに動作しているようです。
- この操作をやっていると「Paradoxクラウドが同期されていません」と表示されるときがありますが、この時「クラウドを維持する」を選んでしまうとせっかくローカルにキャッシュしたModファイルが全部消えてしまう可能性がありますので、混雑している現状では「ローカルを維持する」を選んでおいたほうが良いと思われます。
- この操作をやっていると「Paradoxクラウドが同期されていません」と表示されるときがありますが、この時「クラウドを維持する」を選んでしまうとせっかくローカルにキャッシュしたModファイルが全部消えてしまう可能性がありますので、混雑している現状では「ローカルを維持する」を選んでおいたほうが良いと思われます。
- なおModが読み込まれないままゲームが起動していることがあります。確認するには、起動後のメニューでオプションを選び、サブスクライブしているModのメニューが表示されているかどうかで判断できるようです。例えばMove ItやAnarchyなどがここにメニュー表示されるはずです。
- つまりしばらくは「ゲーム起動 → 仮想テクスチャ読み込み完了/MODの同期を待つ → オプションメニューに入りMod読み込み成功を確認 → ニューゲーム/ロードで開始」という流れになるかと思います。
ゲーム起動時にModが読み込まれない
サブスクライブとローカルPCへのキャッシュが終わっているのに、ゲーム起動時にModが読み込まれていない。
ゲーム起動時にオプションになんらかのModのメニューが並んでいない状況は、Modの読み込みに失敗しているようです。この場合は、素直にゲームを再起動したほうが早い模様です。
これがMod読み込み成功のパターン。「ゲームについて」の下にModのオプションメニューが並んでいます。
※Modにオプションメニューがない場合にはここには何も表示されません。そこでMod読み込み成否のわかりやすいModとしては「Move It」や「Anarchy」があります。とりあえずこれらをサブスクライブしておけば、Mod読み込みが上手く行っているかいないかが判定できるかと思います。
どうしてもModが読み込まれないときに試すこと
上記「ゲーム起動時にModが読み込まれない」は、再起動すれば大抵の場合は読み込みが行われます。しかし何度やっても読み込みが行われない時に、試してみると良いとされる方法があります。
- ゲームクライアント(Cities2.exe)を通常通り起動する
※SteamランチャーからでもSkyve.exeからでもどちらでも良い。 - 起動後にオプション画面でModが読み込まれていないことを確認する
- 「PARADOX MOD」に入る
※ここで上部のメニューが「LIBRARY」しかない(注目<FEATURED>や閲覧<BROWSE>やPLAYSETSが無い)場合は、何らかのModが読み込みを阻害しているケースが多いので、Web版のParadox Modsで最近サブスクライブしたModをプレイセットから削除してみる - (「PARADOX MOD」の)画面右上にある「アクティブなPLAYSET:(現在のPlayset名)」をクリックして「アクティブなPlaysetなし」に変更する
- 右上の✕を押して一度「PARADOX MOD」を抜けてゲームの起動メニューに戻る
- 再び「PARADOX MOD」に入る
- 画面右上にある「アクティブなPlaysetなし」をクリックして「アクティブなPLAYSET:(元のPlayset名)」に変更する
- ゲームを終了して、再び起動する
要するに、アクティブプレイセットを一度無指定の状態にしてから、再び現在のプレイセットに戻すという操作をしているわけです。これで必ず直るという訳ではありませんが、ゲームクライアントに接続されているプレイセット情報に対してなんらかのリセット処理が走るようです。困っている場合は試してみると良いでしょう。
アセットが使えない/アセットはどこ?
2024年3月時点では、コードModおよびマップのみが対象です。
アセットModについては、現在”応募した中から選抜されたアセット制作者”によるクローズドベータが進行中のようです。公式アナウンスを待ちましょう。
Steamの「起動オプションを選択」とは何ですか?
※2024年4月2日のパッチ1.1.1f1によりこの問題が修正された模様で、元通りのParadoxランチャーを経由する形に戻された。
Modのキャッシュを全削除したい
何らかの障害などでModのサブスクライブ状況をリセットしたくなった場合は、ゲーム起動時の右上にあるParadoxアカウントからログアウトすると、ローカルPC内にあるModキャッシュが綺麗さっぱりクリアされます。
※ローカルのModファイルが物理的にすべて削除されます。Paradox Modsが混雑しており非常に重たい現時点では非常に危険な行為です。ローカルキャッシュが壊れているなどよほどの事態で無い限りログアウトしないようにしましょう。
その後、再びParadoxアカウントにログインすれば、Modの同期(キャッシング)からやり直しが始まります。サブスクライブしているMod数によっては非常に時間がかかることになります。ご注意ください。
「MOD作成/ツールチェーン」とは何ですか?
これはコードMod作成者のためのメニューです。
一般プレイヤーには関係ありませんし、これのチェックを増やしたところでModがダウンロードできたりするわけではありません。Discordなどではこのツールチェーンを完成させれば(なかなかサブスクライブがうまく行かない)コードModが動くようになるなどの勘違いが横行しているようですが、まったく関係ありません。
コードModを作る入口を広げたい意図があるのか、そのための準備段階を示しているだけです。これを揃えていくとMod開発環境が整うことになります。
Unityライセンスのエラー
用もないのにツールチェーンをインストールした人が、Unityライセンスのエラーが出て困っていると報告しているようです。
繰り返しますが、コードMod開発をしない人がツールチェーンをインストールする必要はありません。
Modが使えない(GeForce Now版 / コンソール版)
PC版はもちろんコードModが使えるのですが、GeForce Now(GFN)版では一切のMod(コードModおよびアセットMod)が、またコンソール版ではコードModが利用できません(アセットModは利用可能)。※他にMicrosoftストアの(PC)Game PassでもModが利用できないようなやり取りを見ますが、それがGame Pass全員なのか一部なのかはよくわかりません。
カスペルスキーが誤検知している
どうも(Mod及びcities2.exe自体を)ウイルスであると誤検知をするようです。あなたにはModを使うことは難しいようです。ご愁傷さまです。
マップが見当たらない
Paradox Modsでマップをサブスクライブしたのに見当たらない。
マップ選択画面の上部に「デフォルトマップ」と「カスタムマップ」というタブがあります。このうち、カスタムマップがParadox Modsからサブスクライブしてきたマップが入る場所です。
起動失敗・突然終了
起動が失敗する
次の手順を試す
- なにはともあれ、まずバニラのニューゲームで起動成功するかを確認
→バニラでの起動で失敗するならゲーム以外(ハードウェア・OS・常駐ソフトなど)の問題がある可能性もある。もちろんPCの再起動も試す。あるいはゲーム本体で問題が出ているケースもあるので、なにかゲーム関連でのトラブルが起きていないかコミュニティを覗いてみる。 - Modをいったんすべてオフにした上で、1つずつオンにして試してみる
※仮にABCの3本のMODがある場合、まずAのみ、次にBのみ(ABではなく)、次にCのみ(ABCやACやBCではなく)で起動確認を行う(依存関係ありで仕方ない場合を除く)。続いてABのみ、ACのみといった手順で、いち手順ごと起動確認を行います。たいていはこれで問題のModがわかるはずです - あるいは、起動ログのコンソールでエラーが出ていないかを確認しながら起動する →これでエラー箇所を特定する。※ワーニングは問題ないがエラー表示は必ず解決するか、あるいは該当Modを解除すること
- さらにはゲームメニューまでは起動したとして、ニューゲームでもどのマップでも必ず落ちるのか、あるいは特定のセーブデータのみで落ちるのかの確認も重要です。
※時折特定セーブデータのエラー解決に拘ったりバグだと声高に主張する人が居ますが、そんなものを掲示板で訴えたところで、特に多様なケース展開があるシミュレーションゲームでは相手にされないことが大半です。まずはニューゲーム(デフォルト状態)で試してみて、それで問題なければその特定のセーブデータに何らかの問題があると考えましょう。それでも相談したければまず自分に問題があることを前提にして、そのセーブデータで行ったことを明確に書き出した上で、原因を探るアドバイスをもらうようにしましょう。個人的にはそんなことに時間をかけるよりも、時系列で保存しておいたセーブデータを巻き戻してみることを試しますが。 - エラーログのあったMod関係の情報を収集する。更新されているようなら更新作業を行う。更新がされていないようなら、そのModを外した状態でプレイを試みるか、あるいは修正されるまでプレイを中断する
ここまでの作業がめんどくさいと感じるなら、Mod導入は諦めるか、あるいは問題が出た場合には素直にバニラゲームに戻りましょう。上にも書きましたが、従来通りSteamランチャーから起動すればModは読み込まれません。当然ですがModを利用していたときのセーブデータもすべて諦めましょう。
あるいはSteam(ランチャー)関連でのエラーが出る可能性があるが、その際には素直にSteamランチャー経由で一度通常起動してやればエラーは解消されると思われる。
突然終了する・固まる
何らかの作業をした際にゲームが固まったり、あるいは突然何も言わずに終了してしまう。
次のようなケースが考えられる。
- 「時間を停止した上で」大規模な地形変更-テラフォーミングを行い、その後施設などを触った(移動した)瞬間に落ちる。現在のところこれが大きな原因の模様
- → 時間を停止しないで地形変更するようにする。交差点修正などでやむなく時間停止する場合には、地形変更した後にシミュレーションを(ゲーム内時間でなく)「実時間で数分」程度進行させると回避しやすい。事前策として「セーブ」した上で地形変更を行うなど。
- 地形変更を伴わない建設作業等で落ちる
- → その作業の結果がなにか致命的な表示上のバグ(例えば大規模な陥没が起きるなど)を引き起こしている可能性がある。バニラで同様の操作をして起こらないかを確認する。そのModでしか作業できないことであれば、同じマップ内の他の地点や、あるいはニューゲームで同じ作業を試してみる。
- その他
- PC環境を確認する。メモリ不足(スワップ不足)などがないか?CPU/GPUの能力不足はないか?その他PC部品の不具合が起きていないか?CS2だけではなく他のゲームやブラウザ利用でエラーは起きないか?
- グラフィック設定など自分固有の設定状況を疑ってみて、できるだけデフォルト状態に戻して確認することも忘れずに。例えばオプションのグラフィック「グローバルグラフィッククオリティ」を「低」にしてみても状況は変化しないか?外部ツールでなにか制限していたり、あるいは特殊な設定をしていないかも確認すること。
セーブデータを読み込むと必ずエラーが起きる
セーブデータを読み込むと必ずエラーが起きるという報告も時折見ますが、これはMod以前の話で、セーブデータは上書きせず、必ず別ファイルとして保存しましょう。こういうシミュレーション系のデータでは落ちる数分前に事象の原因が発生していることも少なくないため、セーブデータは必ず分けて別ファイルに保存していくようにしましょう。
こうすることで、例えば死亡者の大量発生(いわゆるデスウェーブ)などにも余裕で対処できます。
「落ちる直前の状態」でデータ保存したところで、必ず落ちるのを繰り返すのはごく当たり前のことです。データを上書き保存しても何も得することはありません。
※私はだいたい「マップ名-大きな区切り-枝番」の様なルールで保存していってます(現在はパッチ番号も含めている)。大きな区切りは、例えば”鉄道を敷いた”、”バイパス道路をつなげた”、”地下鉄を敷いた”などです。さらに5~15分などひと区切りするごとに、あるいはひと作業する前に必ず枝番(連番)を付けてこまめにセーブするようにしています。またセーブ時には変更した箇所を画面に大写しにしてセーブすることでどの箇所に手を入れたかを後からわかりやすくしています。こうすれば1つ前のデータで落ちれば2つ前に戻すだけですし、何なら街作りを変えたい場合でも好きな箇所に戻すことが出来ます。
※そういうセーブ作業がめんどくさいと感じる方は、ベースゲームに付いている「オートセーブ」機能をオンにするだけでもいいでしょう。5分おきなどに保存しておけばたいていは巻き戻せます。
※なおセーブデータが増えてきた場合には、古い使わなくなったバージョンは削除するか、あるいは別ドライブに移動するなどしましょう。
「いやそういう話じゃないんだよ」という人がいるかも知れませんが、少なくとも私は「Cities Skylines」及び「Cities Skylines II」でそうした事象(あるセーブデータを読み込むと必ず落ちる)に出会ったことがありません。セーブデータを分けることが一番の対策だと思います。でなければ、公式フォーラムにセーブデータ付きでバグ報告してみては如何でしょうか。
個人的には、事象が発生する時点でのセーブデータ「だけ」を提出してもろくな回答は得られないと思いますし、少なくとも起こるパターンと起こらないパターンを切り分けることすら難しい人がバグであると特定するのは本当は難しいだろうと思いますが。
パッチでModが使えない
パッチ更新後
Modの特性を把握しておく
公式からパッチがリリースされると、一部使えなくなるModが存在します。これは公式/非公式Modストアに関係なく、仕組み上仕方のないもので、パッチの影響を受けるModかどうかを事前に確認しておく必要があるでしょう。
これはたいてい「セーブデータのみに影響する」であったり、「Modを抜いても動作する」などの記述があるのでそれで判断できます。
例えばですが、交通系で挙げている「Traffic Lights Enhancement Alpha(信号強化)」ですが、このModで設定した交差点設定(レーン方向指定含む)はModを抜いたバニラ状態でもそのまま動作します(永久に保証するわけではなく現在は動いているよという状態)。
こうした「該当Modを抜いても(要はバニラ状態で)動作するかしないか?どう動作するのか?」という観点は非常に重要ですので、気をつけて見る癖をつけておきましょう。また時折バニラ状態で今のセーブデータを読み込んで(どこまで動くのか、あるいはどの箇所が動かないのか)試してみるのもいいと思います。
クリエイターへの感謝を忘れずに
そのうえで、パッチが当たると、一部動作しなくなる(そもそも起動できなかったりする)Modは当然ながら存在します。それはModコミュニティを調べるか、あるいはめんどくさいなら数日程度はバニラで遊ぶ(パッチ箇所を確認したり)という手もあるでしょう。
Mod開発者はなるべく早くに修正に着手するでしょうが、Mod作成・メンテナンスをフルタイム作業で行い生計を立てるほどの報酬を得ているわけでは決してなく(つまり別のフルタイム勤務等を持っていて空き時間にMod開発者として活動している)、いわば片手間にやるわけですから大至急にできるわけではありませんし、現地時間帯での生活を送っているため日本時間とはズレて更新されるのも当然です。
※例えば日本時間で深夜23時にパッチが当たることがよくありますが(だいたい開発会社のあるフィンランドの夕刻=16時17時にあたる)、それは「たまたま日本時間で活動時間帯なだけ」であって、世界中にプレイヤーやMod開発者がいる「Cities Skylines II」では、その瞬間には就寝中の人も居るでしょうし、フルタイムの仕事中だったり、あるいはたまたま長期旅行中だという人も当然に居ます。最低でも24時間程度はまず動作確認する時間が必要でしょうし、その後複雑な修正ともなれば数日かかるのはごく当たり前のことです。例えばあなたがMod開発者だとして、(普通は就寝中である)夜中の3時4時に電話で叩き起こされて「とっととModを直しやがれクソ野郎!」みたいに怒鳴られたら、あるいは朝起きた時に掲示板にあなたへの罵倒の言葉が並んでいたら、一体どう感じるでしょうか。
そういった事情は当然理解しておく必要があるでしょうし、もし感謝の気持ちがあるなら「カンパ・寄付」などを考慮してもいいでしょう。そんな大きな額でなくとも、欧米などでは、パトロン(www.patreon.com)というサブスク形式(金額や返礼内容は各クリエイターが決める)でサポートしたり、あるいはコーヒー一杯を贈る「ko-fi.com」(1杯分の金額は各クリエイターが決める)を使った少額寄付も頻繁に行われているようです。日本では(少額では為替差も考慮の必要あり)アマゾンのほしいものリストなどが使われているようです。
もちろんお金でなくとも翻訳などで貢献する方法もあるでしょうし、バグ報告を環境や発生条件を含めて詳細に行う(単純に”動かない”ではなく、具体的で様々なパターンを含む検証結果)という貢献もできるでしょう。まずは「お気に入り」や「高評価」から始めてみるのもいいでしょう。少なくともクリエイターに対する感謝の気持ちと尊敬の念があれば、「動かねえよ」「早く直せよ」という気持ちにはならないかと思います。
コメント
ここ数ヶ月でⅡの公式mod対応がされたと聞きプレイを再開しました。
まだ対応したばかりというのもあり日本語での情報があまりなかったので各modの詳細を説明して頂きありがとうございました。
参考になれば幸いです!