「Cities: Skylines II」マイルストーンと開放される施設など(基本的なゲームの進め方)

Cities: Skylines II
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「Cities: Skylines II」ではマイルストーンを達成することで様々な施設や都市サービス、道路種類などが開放されていきます。

ここでは、

  • マイルストーンとは
  • どうやったら達成できるか
  • マイルストーンで何が得られるか

など、このマイルストーンに沿った基本的なゲームの進め方を見ていきます。

 

「Cities: Skylines II」のマイルストーン

マイルストーンとは?

前作「Cities: Skylines」では人口が一定規模に到達することでマイルストーンを達成し、それに伴い様々な施設や都市サービス、新しいゾーニング種類が自動的に開放されていました。

しかし今作「Cities: Skylines II」では「XP(成長ポイント)」を一定数蓄積しマイルストーンを達成して次の段階に進めることで、各要素が開放されるという形に変わっています。単純な人口数ではなく、段階ごとの都市の開発作業を行うことで自然と機能解放が行われる形になります。

このマイルストーンは「ちっぽけな村」から「メガロポリス」まで、全部で20段階用意されています。

 

開発ツリーと開発ポイント

今作「Cities: Skylines II」では、自動的に開放・付与されるゾーニング種類や現金、ローン上限などがあるほか、サービス施設や新しい道路種類などは「開発ツリー」に従ってプレイヤーが個別に「開発ポイント」を消費して開放していく仕組みになっています。これによりある程度プレイヤーの趣向に沿った開発が行える形になっています。

なおアンロックに必要な「開発ポイント」はマイルストーン達成時に規定数が獲得できます。

各カテゴリのツリーにはサービス施設などが並んでおり、ここで規定の「開発ポイント」を消費してアンロックすることで、その要素が利用可能になります。

例えば公共交通機関のカテゴリでは、最初「基本公共交通機関」だけが開放されており、この段階ではバス(バスの停留所設置と路線運行)が利用できます。続いてツリーには「鉄道」や「路面電車」、「水路(水上交通)」といった項目が並んでおり、これを順番にアンロックしていくことで、例えば鉄道(線路敷設や路線運行)機能がゲーム内で利用可能になります。

また各カテゴリ内ではツリー形状で横方向に段階があるかのように表示されていますが、ツリーの順番(段階)を飛び越して自分が必要な項目をいきなりアンロックすることも可能です。例えば、一番右側にある「国際空港」を開放するには別のツリーになる水路や路面電車、地下鉄などがアンロック状態でも、その分の開発ポイント8さえあれば(ツリー前提条件の鉄道、空路の開放は必要)、いきなり国際空港をアンロックできます。他にも例えば鉄道関連を一切開放せずに、先に水路や空路だけを開放するようなことも可能。

※ただし最終マイルストーンまで達成するとすべてのアンロック項目を開放できるだけの開発ポイントが得られるため、あくまで途中段階での各プレイヤーにおける開発優先度的な意味でしか無い。

 

XP(成長ポイント)

じゃあ「XP(成長ポイント)」はどうやって貯めるのかと言うと、ゲーム内での様々な開発作業により蓄積されます。

例えば、道路を敷設したり、新たに設備を設置したり、ゾーン設定をしたりということで溜まっていきます。また住民の幸福度が上昇しても得られるようです。思いつくまま開発しても良いのですが、できれば住民の求める施設を必要な場所に建てていくことで、住民も増え税金収入も増加し、より効率的に都市を成長させることができるのです。

つまり、ゲーム内で開発作業を行うことで「XP」を蓄積し、XPが一定数貯まることで「マイルストーン」が達成できる。マイルストーン達成で得られた「開発ポイント」を「開発ツリー」の各項目に割り振ってアンロックすることでより強力で新たな都市サービスや施設が開放されるという流れになります。

※「じゃあ道路を敷設して撤去することを繰り返すだけでいんじゃね?」と思う人もいるかも知れませんが、得られるXP数と次のマイルストーンに必要なXP数が割合わなくなってくる(1段階目で750だが、2段階目で2500、3段階目で4800と増えていく)ため、普通にどんどん開発するほうがよほど楽だと思われます。そもそもゲーム開始時やロード時に「すべてアンロック」のオプションが選べるため、そんなロールプレイングゲーム的な単純作業を繰り返しても時間を消費するだけでほとんどメリットはありません。

なお次のマイルストーンに必要な「XP(成長ポイント)」は、累積ポイント数で判断されます。つまり累積4800ポイント溜まっていると、自動的にマイルストーン3段階が達成できていることになります。

「XP(成長ポイント)」には、こうしてプレイヤーが積極的に建設を行うことで貯まるアクティブポイントと、何も操作していなくても貯まる「パッシブポイント」があります。

この「パッシブポイント」は、人口および住民の幸福度の増加により自動的に1日16回まで入手することができるため、住民の幸福度に注目し、その不満を和らげ快適な都市にすればするほど、自動的にマイルストーン達成に近づくということにもなります。

 

マイルストーンのまとめ

しかしこんな難しいことが分からなくとも、その段階で開放済の道路や施設を設置して都市を開発していくと、自然にマイルストーンが達成されるということです。後は各自の好きな都市サービスをアンロックしていくと、さらに新たな都市サービスや施設、ゾーニングなどが開放されていくということになります。後はこの繰り返しになります。

逆に言えば、建てたい設備(例えば環状交差点や鉄道やメトロ、海上交通、空港など)を開放するにはどんどんマイルストーンを達成して開放していく必要があるということです。

※結局前作CS1で重要だった人口は、今作CS2では”その都市に居住している住民数”である以外はマイルストーン達成に直接の影響はなくなりました。前作では人口が目標値でしたが、今回は開放済の施設などで都市開発を進めることで自然に利用できる機能が増えていく事になります。さらに住民の幸福度などでもXPは蓄積されるため、より住民の望んでいるものを意識して進めることで、より効率的に都市が成長していくということになります。住みやすい都市には移住者が増え、より都市全体が発展していきます。あくまで結果として人口数があるだけということになります。

 

マイルストーン段階の基本的な流れ

基本の流れ

ゲームスタートして道路を敷いて住居ゾーニング指定を行っているとXPが溜まっていき、これが750XP貯まると1段階目のマイルストーン「ちっぽけな村」を自動的に達成します。

マイルストーン達成で得られるもの

これにより、現金が600,000もらえるほか、開発ポイントが1、マップ開放タイル(ポイント)が3、融資(ローン)の限度高+100,000が付与されます。

さらに、ゲーム機能の「マップタイル」、「都市予算」、「都市の統計」が自動的に開放されるほか、中密度テラスハウス2種(新たなゾーニング種類)、道路、分離帯付き4車線道路、5車線非対称道路、5車線一方通行、タイドアーチ橋(4車線)、「医療」〔新しい開発ツリー〕、診療所、墓地、「ゴミ処理」〔新しい開発ツリー〕などが開放されます。

すぐに使えるものと開放が必要なもの

このうち道路(X車線道路など)やゾーニング種類については自動的に開放されすぐに使用できる状態になりますが、「医療・葬儀」〔ツリーカテゴリ〕や「ゴミ処理」〔ツリーカテゴリ〕については、開発ツリーの該当カテゴリがオープンされたという意味になります。

具体的にはここで基本医療サービスと「診療所」と「墓地」、基本ごみ処理サービスと「埋め立て施設」がオープンされており、これらの施設はマイルストーン達成後にすぐに利用可能になります。

 

これ以外の各開発ツリーに入っている施設をアンロックする際には、それぞれマイルストーン達成時に獲得する「開発ポイント」が必要になります。

例えば「ゴミ」カテゴリでは、この時点では「埋め立て施設」がアンロックされていますが、これに加えて「焼却場」を利用したければ、まずツリーで「焼却場」をアンロックする必要があります。この焼却場アンロックには開発ポイントが2必要なため、マイルストーン1段階(開発ポイントは1しかもらえてない)では開放できないということになります。

いっぽう「医療・葬儀」カテゴリでは、「診療所」やそこから出る救急車、「墓地」などが開放されていますが、これに加えて「火葬場」(必要開発ポイント1)をアンロックすると火葬場も使えるようになります。

実際にはマイルストーン3で開放される「道路」カテゴリにある「環状交差点」(必要開発ポイント1)や「高度ロードサービス」(必要開発ポイント1)をアンロックしたほうが良いかも知れません。あるいはマイルストーン2まで我慢して「広い道路」(必要開発ポイント2)を開放するのもいいでしょう。この辺りは各プレイヤーの進め方次第で好きな方向へと進めることが出来ます。

こうして都市開発を進めればマイルストーン達成と都市サービス開放、開発ツリーの開放などがあり、開発ツリーからそれぞれの項目を開発ポイントを消費してアンロックすることで、どんどん利用可能なゲーム要素を増やしていくことになります。

 

続いて各マイルストーンと達成で得られるものの内容、開放される都市サービスなどを見ていきましょう。

 

マイルストーン段階とゲームの進め方

各マイルストーン段階で開放されるゲーム機能や、施設などサービス施設、開発ツリーなどについて詳細を見ていきます。

  • ゲーム機能:ツールバーに追加され機能するようになるツール類(マップタイル開放機能、統計機能、税収管理機能など)
  • サービス施設など:新しい道路種類、サービス施設、新しいゾーニング種類などツールバーの各カテゴリから建設するもの。なお(ヨーロッパ風・北アメリカ風)となっているものは、マップ選択時にそのマップでのデフォルトテーマを選択できるほかゾーン指定時にも選択可能
  • 開発ツリー:開発ツリーのカテゴリが開放されるもの。開放するとそれぞれの基本サービス(と付随する施設)が利用可能になり、その後は各機能や施設をそれぞれ開発ポイントを消費してアンロックすることで利用可能になる
  • ノード:開発ツリー内のノードがマイルストーン達成時に個別に開放されるもの
  • 産業:該当する特化産業が利用可能となる

 

ゲームを開始して住居などを建てているとやがてマイルストーン1達成になります。

[1]ちっぽけな村(750XP)

診療所やゴミ処理所が建設可能になります。マップタイルを購入して開放可能になります。

大気汚染に注意して風向きをチェックしながら工業地帯も建設しましょう。

ゲーム機能

マップタイル
都市予算
都市の統計

施設など

中密度テラスハウス2種(ヨーロッパ風・北アメリカ風)
道路
分離帯付き4車線道路
5車線非対称道路
5車線一方通行
タイドアーチ橋(4車線)
診療所
墓地
ゴミ処理
埋め立て施設
埋立地測定ツール

開発ツリー

医療・葬儀〔新しい開発ツリー〕
ゴミ処理〔新しい開発ツリー〕

 

[2]小さな村(2500XP)

教育・研究カテゴリが開放され小学校および高校が建設可能になります。また税金の調整が可能になります。

ゲーム機能

課税

施設など

中密度住宅2種(ヨーロッパ風・北アメリカ風)
小学校
高校

開発ツリー

教育・研究〔新しい開発ツリー〕

 

[3]大きな村(4800XP)

消防本部と警察署が建設可能になります。

特化産業が利用可能となり、畜産業と採石が建設可能になります。この2つについては地下資源は必要なくどこでも建設可能です。

ゲーム機能

サービス予算

施設など

消防本部
警察署

開発ツリー

火災・救護〔新しい開発ツリー〕
警察・行政〔新しい開発ツリー〕

産業

畜産業
採石

 

[4]雄大な村(8300XP)

低家賃住宅つまり集合住宅が利用可能になります。ここには主に、学生など狭くても低家賃で住める場所を求める住民が入居します。

公共交通ではバス路線およびタクシー車庫が建設可能となります。また公園も建設可能になります。

特化産業では穀物栽培および林業が可能となります。この2つは肥沃な大地(穀物栽培)と、森林資源(林業)が必要になります。なお森林資源は産業を設置した後から追加はできません(設置前なら可能)。

ゲーム機能

特区作成ツール
生産パネル
交通概要
ポリシー
自然災害

施設など

低家賃住宅
低密度事業所
バス車庫
2車線公共交通レーン
一方通行公共交通レーン
タクシー車庫

開発ツリー

交通〔新しい開発ツリー〕
公園・レクリエーション〔新しい開発ツリー〕

産業

穀物栽培
林業

ポリシー

タクシーの最低限の危険性

 

[5]ちっぽけな街(13,600XP)

通信塔によりインターネット通信環境を改善できるようになります。

また特化産業では綿花栽培が可能となります。

ゲーム機能

コミュニケーション〔新しい開発ツリー〕

施設など

ミックスド住宅
通信塔(通信ノード)
衛星データ通信(通信ノード)

産業

野菜栽培
石炭産業

ポリシー

プレリリースプログラム
路上駐車料金
リサイクル
スピードバンプ
エネルギー消費に対する意識

 

[6]急成長中の街(21,300XP)

産業

綿花栽培

ポリシー

激しい交通禁止
高度な汚染管理

[7]にぎやかな街(XP)

産業

鉱石採掘

ポリシー

ゲート付きコミュニティ

 

[8]大きな街(46,700XP)

施設など

高密度住宅2種(ヨーロッパ風・北アメリカ風)

産業

石油採掘業

 

[9]巨大な街(65,700XP)

施設など

高密度商業施設2種(ヨーロッパ風・北アメリカ風)

 

[10]小都市(89,700XP)

高密度事業所つまりオフィスがゾーニング指定可能となります。

・このマイルストーン10で、開放される機能や施設、ポリシーなどを含めて、マイルストーン達成に伴うアンロック要素はすべて出揃う形になります。
・マイルストーンは20までありますがこの後はアンロック要素はなく、マイルストーン10までと同様に資金・マップタイル開放ポイント・開発ポイントの獲得と、ローン上限がより大きくなっていくだけです。
施設など

高密度事業所

ポリシー

高速走行道路
内燃機関の禁止
シティプロモーション

 

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