Cities Skylines II「EXTRA3.0」の使い方まとめ

Cities Skylines II Mod解説
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2024年5月10日にリリースされたEXTRA3.0の使い方まとめのページです。

サブスクライブおよびゲーム内での使い方などをまとめていきます。

※グーグルドライブでの公開となっているデカール/サーフェスパックが出てきています。インストール方法は下記FAQ「グーグルドライブなどで公開されているものを使いたい」を参照ください。
  • 2024年9月7日:TheBroMan10氏のGray Stained SurfacesおよびEAI Rocky Surfacesを追加
  • 2024年8月20日:Sully氏のConcrete Tiles Surface Packを追記
  • 2024年8月19日:elGendo87氏の[G87] Stains and Puddles Decals: Wet Packおよび[G87] Stains and Puddles Surfaces: Wet Packを追記
  • 2024年8月16日:elGendo87氏の[G87] Trash Decals: Dirty Packを追記
  • 2024年8月11日:Sully氏の新シリーズ(マッスルビーチ)追記
  • 2024年8月10日:カラーサーフェス[G87] Color Surfacesを追記
  • 2024年6月2日:Move It v0.3.0に合わせて追記修正
  • 2024年5月23日:「Grates and Covers Decal Pack」を修正(Paradox Modsでの公開)
  • 2024年5月16日:「その他参考になるスクリーンショット」を追加
  • 2024年5月15日:Sully氏のチュートリアルビデオ、同氏の「Golden Sand」および「White Sand」の両デカールパック(1K版)、「Tree Grates」、「[G87] Custom Water Mirror Surfaces」を追加
  • 2024年5月13日:Sully氏の4Kデカール/サーフェスパック3本、およびその1K版であるRiverbeds_Texture_Pack – Paradox Mods、さらに2K Rocky SurfacesおよびBundle Pack 1.0(Gravel Pack 1.1およびStone Pack 1.0)を追加。「その他参考になるスクリーンショット」を追加
  • 2024年5月12日:Large Melbourne Murals Vol I – Paradox ModsMelbourne Laneway Murals Pack Volume I – Paradox ModsMelbourne Paste Ups and Stencils Volume I – Paradox Modsを追加
  • 2024年5月11日:初稿。追加のデカール/サーフェスパックを追記
  1. EXTRA3.0とは?
    1. どんなModなの?
    2. クレジット
  2. EXTRA3.0 Modの使い方
    1. Mod内容
      1. 1.本体Mod(EDT)
      2. 2.EXTRAアセットインポーター(EAI)
      3. 3.追加のデカール/サーフェスパック
        1. 基本パック
        2. デカールパック:道路標識など
        3. デカールパック:フォント(英数字)
        4. デカール/サーフェスパック:ダメージ・汚れ・草など
        5. デカール/サーフェスパック:岩石など
        6. デカール/サーフェスパック:波や川底
        7. デカールパック:グラフィティ(落書きアート)
        8. デカールパック:ブランドポスター
        9. サーフェスパック
    2. 他に必要なModは?
      1. 必要なMod(依存関係)
      2. 推奨Mod
  3. 基本的な使い方
    1. 使い方は?
    2. デカールの使い方
    3. サーフェスの使い方
    4. ネットレーンの使い方
      1. MISC
      2. FENCE
      3. ROADMARKING
    5. 一度設置したデカールやサーフェスやネットレーンの修正や削除方法
      1. デカールの修正や削除
      2. サーフェスの修正や削除
      3. ネットレーン(フェンスや生け垣など)の修正や削除
    6. EXTRA3.0応用編
      1. 変形ツール
      2. 参考になるビデオ
        1. チュートリアルビデオ
        2. その他シティビルダーによるビデオ
      3. カスタムメイド駐車場の作り方
      4. 高校を汚してみる
      5. 砂浜の作り方
      6. その他参考になるスクリーンショット
    7. EXTRA3.0という名称について
  4. FAQ
    1. デカールやサーフェス作成のガイドライン
    2. 使い方など
      1. 「オブジェクトが重なっています」
      2. 壁面に貼れない
      3. 道路に貼ろうとすると中央にスナップしてしまう
      4. ブルドーズで削除だと誤爆しそう
      5. デカールの大きさを変えられないの?
      6. グーグルドライブなどで公開されているものを使いたい
      7. アイコンが表示されない
    3. ゲーム起動時/Mod利用時のエラー解決
      1. 予期しないエラーなどが出る
      2. Mod読み込みが終わらない
        1. 1.必須Modをサブスクライブしていない
        2. 2.読み込みサイズが大きい
      3. デカールなどがホワイトボックスになっている
      4. ゲーム起動時に読み込み中表示が増えた
      5. Asset Packs Manager(APM)とExtraAssetsImporter(EAI)は何が違うの?
    4. 「Cities: Skylines II」のMod解説記事

EXTRA3.0とは?

どんなModなの?

デカールとサーフェスを追加し、それを自由に展開できるModです。Cities Skylines IIの都市景観をさらに魅力的に変えるデコレーションツールだと言えます。

作者はTriton Supreme氏。

協力メンバーの一人であるSully氏により制作されたオフィシャルトレーラー動画が用意されています。

これはいわゆるバニラ状態のゲームにEXTRA3.0で提供されるデカールやサーフェスを使って制作されたビデオです。バニラゲーム限定でもこれだけ印象が変わるということがわかるかと思います。※一部提供デカールやサーフェスはバニラの開発機能でも利用可能なものが含まれるが、利便性がまったく異なる。

2024年5月15日に、「Golden Sand」および「White Sand」の両デカールパック(1K版)が出たことを記念して追加のビデオが出ました。

 

Cities Skylinesは基本ゲームで提供される機能だけでも面白いのですが、このように自分で構築した都市をデコレーションしていくと、さらに楽しくなって時間を吸い取られることになるかと思います。

例えばExtraAssetsImporterに添付されているスクショを見てみましょう。

折りたたみます

さすがに名うてのシティービルダー達が作っただけあって、思わずハッと見入ってしまう光景があります。これは現時点でほぼ同じデカールが公開されていますので、あなたも似たような景色を作ることが可能です。

※その他のプレイヤーが公開しているスクリーンショットをページ下記「その他参考になるスクリーンショット」にも掲載しています。

このように、なんでもない空間が見栄えのする空間に変わり、ストーリーを感じさせる光景に変化させることも可能です。ゲームとしてのプレイを楽しんだ後は、こうしたちょっとした景観を楽しむのもまた良いのではないかと思います。

 

クレジット

このEXTRA3.0プロジェクトは、作者であるTriton Supreme氏だけではなく、多くのModderやコンテンツクリエイターが協力して成し遂げられました。Modページ(ExtraDetailingTools – Paradox Mods)に掲載されているクレジットも載せておきます。彼らへの賞賛と感謝を忘れてはいけないでしょう。

数か月続いたこの大規模なプロジェクトで私を助けてくれたすべての人々に特に感謝しなければなりません。

  • CityRat : 最初から MOD のテストをしていただき、ありがとうございました。あなたがいなければ、ELT プロジェクトは開始できなかったでしょう。
  • Sully : ELT 3.0 以降の計画、テスト、プロモーション、そしてこの MOD を使用して作成した素晴らしいビルドは、私にこのプロジェクトに対する自信を与えてくれました。
  • Yenyang : あなたがいなければ、この MOD は存在しませんでした。皆さんに感謝します。
  • TDW : この MOD のさまざまな面で、あなたの助けは貴重でした。
  • Konsi (Mimonsi/kosch104) : ELT 3.0 以降のテスト、フィードバックと良いアイデア。 あなたのMODが評価されていることを嬉しく思います。
  • Tigon Ologdring : ELT 3.0 以降のテスト、フィードバック、そしてこのプロジェクトを信頼するのに役立つ良いビルドアイデアです
  • Dome : ELT 3.0 以降のテスト、フィードバック、カスタム ステーションの作成方法やパスファインディングにリンクするその他のものの作成方法を見つけるには、素晴らしい仕事をしました。
  • CanadianMoosePlays : ELT 3.0 を遊んでいただきありがとうございます。たとえ日の目を見ることはなかったとしても、少なくとも誰かがそれを使ってくれました。
  • CodiakTheKodiak : コーディング中にストリームを視聴してくれてありがとう。あなたは素晴らしいストリーマーです。
  • Jay : あなたは私の MOD を破壊しました。私はこれほど MOD を使用している人を見たことがありません。あなたをテスターとして迎えられて良かったと思います。

また、MOD を試して素晴らしいものを構築してくれたすべてのコンテンツ作成者(※シティビルダーとしての動画公開)にも感謝しなければなりません。彼らのチャンネルへのリンクは以下から見つけることができます。

 

EXTRA3.0 Modの使い方

「EXTRA3.0」は、いくつかのModに分かれて実装されています。

Mod内容

Modは、以下の3種類に分かれています。

  1. 本体Mod(EDT)
  2. 追加のデカール/サーフェスパックを読み込むためのMod(EAI)
  3. デカール/サーフェスパック

ざっくりしたイラストですが次のような関係になっていると思えばよいでしょう。デカール/サーフェスパックを使うにはEXTRAアセットインポーター(EAI)が必要だということです。

何を差し置いても「本体Mod(ExtraDetailingTools – Paradox Mods)」は必須です。これをサブスクライブしないとデカール/サーフェスツールが使えません。「必要Modが多くてわかんないや」という場合は、まずこれだけをサブスクライブして使ってみましょう。

その後、自分の必要に応じて追加のデカール/サーフェスパックをサブスクライブして使っていけばよいですし、その際には「EXTRAアセットインポーター(ExtraAssetsImporter – Paradox Mods)」を忘れずにサブスクライブしましょう。

以下ではそれぞれを見ていきます。

1.本体Mod(EDT)

本体ModExtraDetailingTools – Paradox Mods
必ずサブスクライブすること

この本体だけでも、デカールが3カテゴリ(38種)、サーフェスが7カテゴリ(17種)、ネットレーンが3カテゴリ(68種)含まれています。基本的なサンプル(見本集)のようなものです。

サブスクライブして起動すると、造園ツール(地形変更:スコップアイコン)の右横に「EXTRA ASSETS」というアイコンが表示され、それをクリックするとデカールやサーフェスが選択できるようになります。

あとは、デカールはシールのような感覚でペタペタと貼っていくだけであり(大きさ変更は不可能)、サーフェスについてはベースゲームの特化産業の範囲指定と同じような方法で指定していくだけです。

これで使い方を学んだら、EXTRAアセットインポーター(EAI)と、気になったデカールパックやサーフェスパックをサブスクライブしていきましょう。

 

2.EXTRAアセットインポーター(EAI)

EXTRAアセットインポーターExtraAssetsImporter – Paradox Mods
※以下3番「追加のデカール/サーフェスパック」を読み込むために必要なもの。


たいていの「追加のデカール/サーフェスパック」は、このEAIがへの依存関係を定義しているため、追加のデカール/サーフェスパックをサブスクライブすれば自動的にこのEAIがサブスクライブされるはずです。

 

3.追加のデカール/サーフェスパック

デカール/サーフェスが1つのテーマに沿って集められた「追加のデカール/サーフェスパック」。

  • ※これは各自が好きなものを1個ずつサブスクライブすれば良いし、不要なら無しでも良い
  • 〔〕内に作成者とサイズを併記。サムネイルは全網羅ではなく代表的なアイテム
  • 日本の都市でも使える比較的汎用性が高そうな物に★を記載

非常に楽しいものですが、欲張ってあれもこれもとサブスクライブして容量が大きくなってくるとゲーム起動時のEAIアセットインポーターの読み込み時間も長くなるため注意。

 

デカールとサーフェスについて
・〔デカール〕ペラっとした硬いプラスチック製の一枚物のポスターのようなものです。基本的に地形(凹凸)追従せず、崖などに貼ると一部(地形を突き抜けて)隠れたりします。大きさは不変ですが、スポーツのコート模様のような大きなものもあります。
・〔サーフェス〕矩形範囲指定で塗りつぶすもので、こちらは地形追従し崖などに貼ると凹凸表現がそのまま残ります。地面のテクスチャを指定範囲だけ上書きするイメージです。形や大きさは自由です。
今後のサポートについて
・なおデカールとサーフェスを追加するパックは現在はコードMod形式で提供されていますが、公式の「エディタ」のアセットインポート機能が実装されると単体アセット(デカールやサーフェス)として実装(公開)されることになります。その際にはできる限り引き継げるよう考慮されているということです。
・とはいえその際にアセットとしてそれぞれ個別に公開し直す必要があり、それは各デカール/サーフェスパックの製作者に委ねられている状態なのは変わりありません。そのため、できれば多くの人にサブスクライブされている人気のデカール/サーフェスパックを利用するに越したことはないでしょう。

 

初期にリリースされた代表的な追加のデカール/サーフェスパック

基本パック
  • EAI – Surfaces Pack – Paradox Mods:基本デカール/サーフェスパック★(※ThunderStore時代に公開されていたもの)〔Triton Supreme / 46MB〕
    基本的なサーフェスを含み汎用性の高いデカールも多く、EDT、EAIと、この「EAI – Surfaces Pack」の3本
    がスターターパックのようなものになります。この3つだけでも相当なことができるポテンシャルを持っています。まずこの3本をサブスクライブして慣れ親しむことをおすすめします。その後物足りなさを感じたらデカールパックをチェックしてみましょう。
    サーフェス:範囲指定して塗りつぶすペイント

    デカール:ペラっとした固定の大きさのポスターのようなもの


デカールパック:道路標識など

このカテゴリは各国により異なるため扱いがやや難しいかも知れません。日本版が出てくることを期待しましょう。

デカールパック:フォント(英数字)

英数字については汎用性が高いでしょう。容量も大きくはないためサブスクライブしておいて損はないかと思います。現在2種類出ていますが好みで選びましょう。

デカール/サーフェスパック:ダメージ・汚れ・草など

このカテゴリは日本風でも使えますので汎用性は高いと思います。

デカール/サーフェスパック:岩石など

このカテゴリは日本風でも使えますので汎用性は高いと思います。

  • EAI Rocky Surfaces – Paradox Mods(旧:2K Rocky Surfaces (Unzip Me).zip):2024年9月5日付けでParadox Mods公開されました(パッチ1.1.8?でサーフェス/デカールの2MB制限が取れたらしい)
    ※旧版のインストール位置は「Mods配下に「EDT Rocky Surfaces 2K」フォルダ」なのでサブスクライブした場合は削除しても大丈夫なはずです
    岩石用のサーフェステクスチャパック〔TheBroMan10 / 214MB

  • Bundle Pack 1.0.zip(Gravel Pack 1.1およびStone Pack 1.0):※グーグルドライブでの公開。インストール方法は下記FAQ参照。Mods配下に「Rock」および「Gravel」両フォルダがあれば読み込みます
    岩石用のサーフェステクスチャパック〔TheBroMan10 / 405MB〕Gravelが113MB、Stone(Rock)が290MB
  • Concrete Tiles Surface Pack – Paradox Mods:3種類のコンクリートタイルのサーフェス。〔Sully / 2.34MB〕

デカール/サーフェスパック:波や川底

このカテゴリは日本風でも使えますので汎用性は高いと思います。デカールは水面より低いところに、またサーフェスは砂浜と水面を含むように広く敷き詰めると雰囲気が出ます。※カテゴリを分離しました

  • Sea Foam Decal Pack – Paradox Mods:海の波★★〔Sully / 25MB〕

    ※デカールそのものにはアニメーション効果はありませんが水のゆらぎで若干動きがあるように錯覚します。
  • Riverbeds_Texture_Pack – Paradox Mods:下記川底パック(5デカール、7サーフェス)の1K版★〔Sully / 28MB〕川底に敷くことで景観に変化を出します。デカールのほか、サーフェスも含まれています。

  • Golden Sand Beaches Texture Pack – Paradox Mods:グーグルドライブで先行公開されていた4K版の棟梁を減らした1K版(Paradox Mods500M制限のため)〔Sully / 12MB〕
  • White Sand Beaches Texture Pack – Paradox Mods:グーグルドライブで先行公開されていた4K版の棟梁を減らした1K版(Paradox Mods500M制限のため)〔Sully / 12MB
  • Riverbeds 4k Texture Pack:4K版の川底パック(5デカール、7サーフェス)〔Sully / 328MB
  • Golden Sand 4k Texture Pack:4K版のゴールデンサンドビーチ(6デカール、7サーフェス)〔Sully / 455MB
  • White Sand Beaches 4k Texture Pack:4K版のホワイトサンドビーチ(6デカール、7サーフェス)〔Sully / 453MB
    ※以上3つの4Kパックは現在グーグルドライブでのみ公開。(https://drive.google.com/drive/folders/1zj7tUeg9W3zwhlZI9tSYFmKqMPpm8mjH)。インストール方法は下記FAQ参照。以下のスクショの波を除いたもの。数日内にParadox Modsで公開予定とのこと。詳細は5月の動きを参照のこと

  • [G87] Custom Water Mirror Surfaces:グーグルドライブのみでの公開。鏡水面のサーフェスらしいです。〔elgendo87 / 1MB〕※「%AppData%..\LocalLow\Colossal Order\Cities Skylines II\ModsData\ExtraAssetsImporter\CustomSurfaces」にコピーしろとのこと。恐らく存在しないため、フォルダ名は一言一句間違わないように手打ちじゃなくコピペが良いでしょう。

    ※ゲーム内での位置。サーフェスのタブに「WATER_SURFACES」というタブができます。

 

デカールパック:グラフィティ(落書きアート)

各国語版もありますので、各自の必要に応じてサブスクライブしましょう。日本ではあまり見かけないため使い所が難しいかも知れません。外国風でもこだわらないなら使い勝手は高いでしょう。容量が大きめなので注意。

デカールパック:ブランドポスター

お店の看板などに使えるブランドポスター。

サーフェスパック

※これは指定した範囲を指定した模様で塗りつぶすサーフェス。

 

※(現在は公式エディタにアセットインポートの仕組みがないため)中身はデカールやサーフェスであっても便宜上「コードMod」形式になっています。公式エディタにアセットインポートが実装されれば、3番のパック類については順次アセット(デカールやサーフェス)として再公開されるものと思われます。
※公式エディタにアセットインポートが実装された際に、既存のデカールやサーフェスについてどのような扱いになるかは現時点では不明です。セーブデータがどうなるかも現時点では不明ですが、可能な限りセーブデータを壊さないようにしたいという意向のようです。

 

他に必要なModは?

EXTRA3.0は単体では動作せず、いくつかのModを必要とするほか、あったほうが良いModもいくつかあります。

必要なMod(依存関係)

※これらは依存関係に指定されているため、EXTRA3.0(の本体ModであるExtraDetailingTools)をサブスクライブすると自動的にサブスクライブされます。

  • ExtraLib – Paradox Mods 共通ライブラリ
  • Better Bulldozer – Paradox Mods デカールやサーフェスの削除や、その他いろいろな使い方ができるブルドーズツール
    ※さらにUnified Icon LibraryおよびI18n EveryWhereへの依存関係あり
  • Anarchy – Paradox Mods 重なり判定や水没判定などを無視して設置できるようになるツール
    ※同じくUnified Icon LibraryおよびI18n EveryWhereへの依存関係あり

推奨Mod

なくてもEXTRA3.0は動作しますが、できればサブスクライブした方が良いMod。すべて基本的で有名なModばかりです。

 

 

基本的な使い方

※以下では追加パックをサブスクライブした状態のスクリーンショットも出てきます。

使い方は?

本体Modをサブスクライブして起動すると、スコップアイコンの造園ツールの右側にアイコンが追加されています。

これをクリックすると本体Modである「ExtraDetailingTools」が起動します。ツールは「デカール」(スタンプアイコン)、「サーフェス」(矩形ツール)、「ネットレーン」(特殊な道路類など)の3タブに分かれています。※タブの順番が入れ替わることがあります。

 

 

デカールの使い方

デカールとは壁に貼るポスターのようなものです。ポスターだけではなく、路面に貼る進行方向標識や草の模様なども含まれます。大きさは変えられませんがかなり大きなものもあります。

地面に貼る場合はそのままクリックするだけで貼ることができます。

また壁面に貼る場合には、左側の「スナップ」ツールの中で「直立にスナップ」をオフにすると壁面や屋上に貼ることもできます。

サーフェスの使い方

サーフェスとは、地面に色塗りするツールだと思えばよいでしょう。形や大きさは自由自在です。アスファルト模様やコンクリート模様などがあります。

特化産業(産業特化)の設置時と同じで、矩形選択ツール(辺と頂点を指定する)になりますので、矩形選択を行って最後に始点をクリックして範囲選択を完了させるとその範囲に指定のサーフェス模様がペイントされます。

※ちなみに、2頂点で直線になった時点で削除、あるいは既存の辺を超えて頂点を置こうとしても削除になります。いちいちブルドーズするのが面倒くさい時は活用しましょう。

一度設置したサーフェスは、もう一度EXTRA3.0のサーフェスツールを選択することで矩形選択をやり直すことも可能です。「辺」をドラッグすれば新たな頂点を作ることができ、「頂点」をドラッグすれば矩形を変形できます。また「頂点」を右クリックすれば頂点を削除できます。

 

ネットレーンの使い方

ネットレーンとは道路ツールのようなものです。

標準ではこの中にはMISC、フェンス類、路面標示の3タブが用意されています。基本的には道路と同じようにドラッグして始点と終点を選択することで敷設できます。最初に使う場合はFENCEで試すとわかりやすいでしょう。

MISC

自動車の走行レーンや、公共交通の走行レーン、高速道路のレーンなどが用意されています。

※1つ上のスクショ

FENCE

樹木の生け垣や、いろいろなフェンス類が収められています。

自動的にフェンス設置モードになります。

ROADMARKING

白線や黄線など道路面の標識などが収められています。

矢印などについては、下記2種類の追加パックが出ていますので、必要に応じてサブスクライブしましょう。

  • 「Road Markings (Lines & Arrows) Decal Pack」道路標識 (線と矢印) デカール パック
  • 「Road Markings (Words & Symbols) Decal Pack」:道路標識 (単語と記号) デカール パック

 

一度設置したデカールやサーフェスやネットレーンの修正や削除方法

一度設置したデカールやサーフェスやネットレーンの修正や削除方法についてです。

デカールの修正や削除

  • 位置修正:Move It(v0.3.0)で移動が可能になりました
  • 削除:削除はBetter Bulldozerで行います ※現在はデフォルトモードやREMOVE MARKERS(クリップ?アイコン)のSTATIC OBJECTSで削除可能

サーフェスの修正や削除

  • 形の修正:もう一度EDTのサーフェス設置モードに入ると修正が可能です。産業特化のエリアと同様に、既に敷かれている矩形範囲の「辺」を左クリックすると新たに「点」を設置できますし、その点を移動すれば矩形範囲を変形できます。また「点」を右クリックすると点を削除できます。
  • 削除:削除はBetter Bulldozerで行います ※現在はREMOVE SURFACES AND SPACES(スコップアイコン)のSURFACES FILTERで削除可能

ネットレーン(フェンスや生け垣など)の修正や削除

  • 形の修正:MoveItのv0.3.0で修正が可能となりました。道路などと同様に自由に変形できますし、マニピュレーションモードでの細かい修正も可能です。
  • 削除:削除はBetter Bulldozerで行います ※現在はREMOVE NET-LANES(道路アイコン)で削除可能

 

EXTRA3.0応用編

いくつかの応用的な使い方も用意されています。

変形ツール

※現状では変形ツールというよりは「(微細な)移動および回転」ツールです

対応しているオブジェクトの場合、クリックして選択すると「変形ツール(Transform Tool)」がオープンします。デカールなども、一度配置したものをクリックすることで変形ツールに入ることができます。

例えばですが、樹木ツールで木を植えた上で、その木をクリックすると通常の樹木ダイアログの下半分に変形ツールが開きます。

この変形ツールでは、XYZ軸に沿った細かな座標を調整できるほか、回転させることも可能です。「位置」がマップ内での座標位置変更、「回転」が選択しているオブジェクトをマップ空間に対して回転させることができます。

数値変更は該当欄でのマウスホイールで行います。例えばスクショのようにZ軸を弄ることで木を斜めに生やすこともできます。

各段左端の「↕(上下矢印)」は増分の指定です。大きく弄りたい時はこの数値を上げ、細かく微調整したい時は下げると小数点以下の数値を指定できます。

 

参考になるビデオ

チュートリアルビデオ

Sully氏による少し長めのチュートリアルビデオ。

全部は見れないという方のためにいくつかハイライトを紹介しておきます。

  • 2′58″:どうやって自然な砂浜を実現するか。それをまず平地で実演して見せてます。複数のサーフェスを重ね合わせるように配置し、さらにその端境部分にデカールを配置することで自然なグラデーションを出していきます。草地側も同様に複数のグラデーションを作り、デカールでグラデーションを自然にしています。実に細かいテクニックですね。
    この過程をわかりやすく説明する画像が張ってありました。

  • 4′28″:これをここから実際の海岸で実演していきます。上の3分ごろのテクニック通り、実に丁寧に海岸を仕上げていきます。
  • 8′00″:海岸沿いの下草処理。普通にブッシュを植えるのではなく、Tree Controllerでマイナスの高さを指定して埋め込むことで下草感を出しています。これはtwo dollars twenty氏の発明だそうです。 ※参考:「Tree Controller」の使い方
  • 11′15″:ヤシの木がかぶさっている場合のテクニック。EXTRA3.0の変形ツールで傾けることで自然な感じが出せます。変形フォームの移動については増分値1がゲーム内の1単位になるので、それ以下で動かしたい場合は小数点での指定が必要になります。ヤシの木を回転させる場合は回転の増分値を5にしておきます。
  • 12′07″:最後に岩(Find Itで”rock”)や茂み、ビーチブランケット(”picnic”)、ビーチパラソル(”parasol”)を追加していきます ※参考:「Find It」の使い方
  • 13′24″:仕上げということで自然に見せるためにやや整地を行います。整地を行うことで波打ち際の砂浜の見え方が自然になります。そしてSeaForm(波模様)を追加していきます。
  • 14′14″:そうして出来上がったのが見事な砂浜です。

 

その他シティビルダーによるビデオ

いくつか公開されている中で、このOVERCHARGED EGG氏のものがわかりやすかったです。

カスタムメイド駐車場の作り方

※透明駐車場を使うには「Extra Networks and Areas – Paradox Mods」Modが必要です

ちなみに動画内で登場する”カスタムメイドな駐車場”は、例えばFind Itで「inv」と検索し、ヒットした中で「非表示道路 2x双方向直角」という透明道路付き駐車場を選択し、道路からドラッグを開始して適当な範囲で確定させると作ることができます。後はEXTRA3.0のサーフェスツールでコンクリートやアスファルトを敷き、さらにフェンスで囲ってやれば出来上がります。駐車場ゲートは「gate」で検索すると2種類存在します。

このような単純な駐車場だと試行錯誤しながらものの数分で作ることができます。これは単純な道路に面したタイプですが、例えばゾーニングに囲まれた裏側の空き地を利用した駐車場などにもチャレンジしてみると楽しいでしょう。

 

高校を汚してみる

ベースゲームの高校はこんな感じです。なんというか整いすぎですね。確かFew Candy氏が言ってたと思うのですが綺麗すぎてオモチャの様な感じです。※まあデフォで小汚い建物が建っても「なんだかなぁ」ということになりますが。

これをEXTRA3.0の「Cracks and Damage Decal Pack」や「Cracks and Damage Decal Pack」で壁や地面を汚してやり、柵を変えたり小物を適当に並べたり、あるいは「Tree Controller」で樹木を変えたりするとかなり違って見えるようになります。 参考)「Tree Controller」の使い方

 

砂浜の作り方

海岸にサーフェスツールにある「SAND」または「ROCKY SAND」で矩形範囲を設定すると砂浜(っぽい表現)になります。

さらにデカールの「BEACH DECALS」から波打ち際のデカールを貼ってあげると砂浜のできあがりです。※波のアニメーションはしませんが、水のゆらめきで動いているように見えます。


※左がROCKY SAND、右がSAND。矩形選択範囲で砂地や水の色が変わることがわかるかと思います。陸側に防風林的な植樹をしたり、海水浴場的にビーチパラソルを並べたり、あるいは移動販売車とテーブルセットを並べたりするなどして工夫してみましょう。

その他参考になるスクリーンショット

その他、Discord徘徊中に見つけた非常に参考になりインスピレーションを刺激されるスクリーンショットを紹介しておきます。

折りたたみます

※コメントは私が勝手につけたものです。

人の手が入っていない海岸

前作CS1のIMTのような模様も手作業でつけることができます。

森の中の工場

車両基地

(スポーツ施設横の)駐車場の一角

透明駐車場をうまく活かした、広場にある円形駐車場。

 

 

 

汚しが入ると見慣れた小学校も雰囲気が変わる

釣り場

 

アイデア次第でこんなに多彩なものが構築可能です。

 

 

EXTRA3.0という名称について

前作CS1の初期のころは詳しくはないのですが、知ってる範囲内で書き留めておきます。勘違いしている所があればご指摘ください。

元々前作Cities Skylinesでは、BloodyPenguin氏による「Steamワークショップ::Extra Landscaping Tools」というModがあり、地下資源(CS2でいう天然資源)を自由にペイントなどができました。このModのアドオン的な「Steamワークショップ::Surface Painter」というModがあり、そこではサーフェスをペイントすることができました。※すでに記憶が曖昧なのですが、CS1ではデカールは直接(前作の)「Find It」Modで呼び出していたと思います。

これが今作「Cities Skylines II」が出るにあたって「GitHub – AlphaGaming7780/ExtraLib」という共通ライブラリ化が行われ、(公式Paradox Mods公開前の)ThunderStoreでModが公開される中、今回のEXTRA3.0の原型となるMod開発が行われてきたのです。この時点でExtraLibは、逆に「Extra Landscaping Tools」が依存する関係性へと逆転します(元はSurface Painterはアドオン的に追加実装されたものだったが、共通部分を抜き出すことで共通ライブラリ化が行われたと思われる)。その中では元々は別機能だったと思われるデカール貼り付けの機能や、さらには変形ツール機能なども徐々に追加実装されていました。

それが2024年3月末の「Paradox Mods」公開後に、満を持して「EXTRA3.0」および「ExtraLandscapingTools」として公開されるに至ったのです。元々CS1時代の「Extra Landscaping Tools」から発展して共通ライブラリ化したためか「EXTRA」の文字が強調され、結果的に「EXTRA3.0スイート」(suite)となります。これが作者がいう「数か月続いたこの大規模なプロジェクト」ということになるかと思います。

そのEXTRA3.0スイートは、本体Modである「ExtraDetailingTools(EDT)」、さらに追加アセットを読み込むための「EXTRAアセットインポーター(ExtraAssetsImporter)」(EAI)および、追加アセット(デカールおよびサーフェス)という3つの要素から構成される一連のMod群として登場したわけです。「ExtraLandscapingTools」を含めてすべてに「EXTRA」の文字が入っており、まさにEXTRA3.0スイートだと呼べるかと思います。

 

FAQ

EXTRA3.0関連のFAQです。

 

デカールやサーフェス作成のガイドライン

「自分でデカールやサーフェスを作って公開したい。作成するためのガイドラインはあるのか?」

完全には出来上がっていませんが整備されている段階です。下記などを参照すると良いでしょう。

 

使い方など

「オブジェクトが重なっています」

デカールであれサーフェスであれ、何かを既存オブジェクトに重ねる場合にはAnarchy Modで「Anarchyをオン」にする必要があります。

Ctrl+Aを押せば警告が消えて重ねることができるようになるはずです。

壁面に貼れない

壁面に貼ろうとしても貼れない。オプションの「直立」オプションを外すと壁面にも張り付くようになります。

道路に貼ろうとすると中央にスナップしてしまう

左側「スナップ」ツールの「道路にスナップ」をオフにすると道路のどこでも貼ることができるようになります。

ブルドーズで削除だと誤爆しそう

対象のデカールなどをクリックで選択し、左側に開くダイアログの「ゴミ箱アイコン」をクリックするようにすると、確実にそのオブジェクトだけを削除することができます。

デカールの大きさを変えられないの?

「デカールのサイズはメッシュに依存しており、ゲーム起動時に決定されてしまうため(設置段階での)大きさの変更は不可能」ということです。

グーグルドライブなどで公開されているものを使いたい

現時点でのParadox Modsでは500MB以上のファイルを公開できないという制限があるらしく、デカール/サーフェスパックは巨大であるためグーグルドライブなどで公開する動きが出ています。※これ自体は問題なので、Paradoxにはできれば早めに修正してもらいたいものです。

なおグーグルドライブ側でのダウンロード時のウイルス検証が作動しないケースがあるようです。テクスチャパックなので基本的には問題ないとは思いますが、各自で安全性確認をお願いします。

しかし実際問題使いたいのを止めるわけにもいきませんので、使い方を書いておきます。

  1. グーグルドライブなどからダウンロードしてくる
    ※ファイルを選択して画面上部の「↓」でダウンロード。圧縮されている場合は解凍しておくこと
  2. 「C:\Users\(ユーザー名)\AppData\LocalLow\Colossal Order\Cities Skylines II\Mods」にフォルダごと格納する。※フォルダがない場合は作成する
    ※例えばSully氏の4Kパックの場合
  3. ゲームを起動するとローカルからデカール/サーフェスパックが読み込まれてゲーム内で有効になる
  4. 通常通り、EXTRA3.0(スコップアイコンの造園ツールの右側)のアイコンをクリックして、デカールまたはサーフェスの中から追加したアセットを探して利用する ※上記「基本的な使い方」を参照

以上で利用可能です。

なお公開後に製作者がアップデートをかける場合がありますが、その場合には利用者が各自でファイルをダウンロードしてきて上書きする必要があります。そのため動向には注意して、もしParadox Modsで公開された場合はそちらを利用するようにしたほうが良いでしょう。

アイコンが表示されない

下記のような表示になる状態のことです。

CS2ではサムネイルアイコンが用意されておらず、クリエイター作成の外部アイコンライブラリから取得しています。「Asset Icon Library – Paradox Mods」が必要ですのでサブスクライブした後に再起動しましょう。このサブスクライブにより、Find Itなどでもアイコンが表示されるようになります。

 

ゲーム起動時/Mod利用時のエラー解決

予期しないエラーなどが出る

現在公開直後のため、各Modが断続的にアップデートされています。

Paradox ModsはMod開発者が公開申請してから、公開されるまで長いと数時間かかることもあり、少し時間差があります。なにか問題が出た場合にはとりあえずゲームを終了して再起動を試してみましょう。

そのうえで確実に同じ手順で100%再現性がある不具合が起きる場合には、Modのフォーラムなどで報告すると良いでしょう。

Mod読み込みが終わらない

いくつか原因があります。

1.必須Modをサブスクライブしていない

このMods Loadingでぐるぐる回っている場合は、恐らくパック類をサブスクライブしているのにも関わらず、それを読み込むための「ExtraAssetsImporter – Paradox Mods」がサブスクライブできていなケースだと思われます。

2.読み込みサイズが大きい

特に追加デカール/サーフェスパックは大きいため、ゲーム内の「Paradox Mods」からサブスクライブ&ダウンロードする場合には時間を要するかと思われます。

この際にSkyve Modの導入と、Skyveでのサブスクライブとゲーム起動をおすすめします。別記事「Modまとめ」を参照してください。Skyve Modでサブスクライブすると、だいたいすぐに(ゲーム起動前に)ダウンロード(キャッシュ化)が行われるため、ゲーム内のParadox Modsでサブスクライブするよりも確実にダウンロードすることができます。

デカールなどがホワイトボックスになっている

Mod本体(ExtraDetailingTools)の読み込みに失敗しています。再起動しましょう。

ゲーム起動時に読み込み中表示が増えた

EAIおよび追加のデカール/サーフェスパックをサブスクライブした場合、ゲーム起動時にほぼ毎回読み込み処理が発生します。下記スクショ一番下のEAIと書かれているものがデカールとサーフェスで2種類あり、サーフェスはだいたい気づく前にすぐ完了します。

これは必要な処理なのでスキップすることはできません。思いつきでサブスクライブしてしまったデカール/サーフェスパックの見直し(利用頻度と容量のバランス)などをしてみましょう。

Asset Packs Manager(APM)とExtraAssetsImporter(EAI)は何が違うの?

それぞれ別個の働きをするModです。どちらも「アセット」という言葉が使われていますが、取り扱う対象が異なります。

アセット(asset)とは本来「資産」を意味する英語ですが、3DCGの世界でアセットとはモデルデータ、アニメーションデータ、音声データなどオーディオビジュアル的な表現に使う資産すべてを指します。

特にCities Skylinesの世界では、コードModを除いたモデルデータ(建物や道路、車両、デカールなど)を指すと考えればよいでしょう。

  • Asset Packs Manager [Beta] – Paradox Mods
    既存のバニラアセットのアセットを構成する部品を組み合わせることで新たな外見や機能を持つアセットをバニラゲームに導入するためのMod。つまりこのAPMにおける”アセット”とは、主に「建物や道路」などの事を指します。
    公式の「エディタ」のアセットインポート機能が実装されると、Asset Packs Managerは不要になります。その際に各アセットを含んだセーブデータがどうなるかは保証されていません。
  • ExtraAssetsImporter – Paradox Mods
    EXTRA3.0(ExtraDetailingTools)に対して、デカールとサーフェスを追加するためのインポートModです。つまりこのEAIにおける”アセット”とは、主に「デカール」(地面や壁にペタッと貼り付けるもの)や「サーフェス」(矩形範囲を塗りつぶすもの)の事を指します。
    なおデカールとサーフェスを追加するパックは、現在はコードMod形式で提供されていますが、公式の「エディタ」のアセットインポート機能が実装されると単体アセット(デカールやサーフェス)として実装(公開)されることになります。その際にはできる限り引き継げるよう考慮されているということです。
※将来的にコンソール版Cities Skylines IIが出た際には、コンソール版ではコードMod(プログラムMod)は動作しませんが、アセットは取り込んで都市建築に使うことができます。しかしこのEXTRA3.0の場合は、基本的にコードModありきの仕組みなため、残念ながらそのままではコンソール版では使用できません。
ただしコンソール版で、読み込んだアセット類を呼び出して都市内に設置できるプログラム機能なりが実装された場合には、アセット(建物・道路・デカール類など)が利用可能になると思われます。公式ではParadox Modsで公開されたアセットがコンソール版でも利用可能になると表明しているため、(PC版で言うFindIt的な)何らかの仕組みが入ると思われます。ただしその仕組みでどこまでの種類のアセットが扱えるのか(建物と車両だけなのか、Propやデカール的なものを含むのか)はまったく不明です。

 

「Cities: Skylines II」のMod解説記事

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