「CS2」リージョンパックの利用方法

Cities: Skylines II
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Cities Skylines IIでようやくリリースされ始めた「リージョンパック(Region Packs)」の使い方についてまとめた記事です。

変更履歴

  • 2024年11月26日:イギリスパックを追加
  • 2024年11月12日:初稿
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目次

概要

リージョンパックとは世界8つの地域の地域別建物アセットを集めたアセットパックです。CS2プレイヤーは無料で使えます。プレイヤーは全部使うこともできるし、個別に1個ずつ使うこともできるし、もちろんまったく使わなくても良い。

元々は発売前に予告されていたもの。

発売時~パックリリース時までの情報を折りたたみます

この時点では、「2,500 以上のアセットを含む 8 つのリージョンをカバーする無料のリージョン パックをプレゼントします。8 つの無料リージョン パックを提供し、Paradox Mods に間もなく登場します。」ということで、リリース後にParadox Modsがオープンし、そこに登場すると告知されていた。

しかし2023年10月の発売後Paradox Modsはオープンされることなく、ようやくオープンしたのは2024年3月25日であった。しかもその時点ではリージョンパックはリリースされることはなく、この種のアセット追加に相当な制限があり目処が立っていないことが発表された。Paradox ModsもいわゆるコードModの公開のみに限定されており、アセットについてはサポートされていなかった。

様々な問題を抱えつつもようやくリージョンパックに限って公開すると発表できたのは2024年10月で、発売から1年が経過した10月29日になってようやくリージョンパック第一弾「フランスパック」がリリースされた。リージョンパックは一気にリリースされることはなく、その後も隔週2週間ごとに1つずつ8週間にわたってリリースされている。

Asset Packs Manager – Paradox Modsを利用することでカスタムアセットを強引にゲーム内に追加するModが登場するも、公式にはアセットの個別追加は未サポート状態が続いており目処は立っていない

 

リージョンパックの紹介

概要

リージョンパックは地域ごとに構成されており、順番にリリースされている(2024年11月現在)。

  1. 2024年10月29日:フランスパック(3.7GB)
  2. 2024年11月12日:ドイツパック(1.18GB)
  3. 2024年11月26日:イギリスパック(7.02GB)
  4. 2024年12月10日:日本パック予定
  5. 以降、東ヨーロッパパック、アメリカ(North-East)パック、アメリカ(South-West)パック、中国パックを予定
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ベースゲーム所有者に対して外部Mod形式で無料で配布されており、プレイヤーはこれを使っても良いし、使わなくても良い。全部使うこともできるし、個別に1個ずつ使うこともできる。

使うためには、各プレイヤーが自分で各パックのサブスクライブを行い、ゲーム内でゾーニング指定または建物を設置するという手順になる。

※サブスクライブ方法などの詳細は後述

・なおリージョンパックは細かく言うとParadox Interactive社が発注主となって各クリエイターに協力依頼を行って開発してもらったアセット類を集めたアセットパックである。それが「Paradox Mods」を経由して配布されているという形式を取っている。
・このリージョンパックについてはいわゆるCCP(コンテンツクリエイターパック)の扱いと似ており、Colossal Order社は直接は関与していないと発表されている(もちろん内容は把握しているが責任範囲はParadox Interactive社にあるということ)。誤解を恐れず言えば、無料で利用可能なCCPとも言える。

 

内容・構成は特に決まっているわけではないようで、各地域パックの制作依頼を受けたアセットクリエイター(地域別に複数人)とColossal Orderの担当者(制作過程はCOで行っている模様)で打ち合わせを重ねながら制作を行ったと開発日記で明かしている。アセットの制作はかなりの長期間行われた(2020年ごろから打ち合わせを始めたとも言っている)ようで、途中で担当者が変更になった地域もあるようです。

内容は、ゾーニング建物(ゾーニング指定をするとニョキニョキ生えてくる住居・商業・工業・オフィスの建物)のほか、サービス施設の建物(消防署や小学校などポン置きできる建物)が含まれている。

なおゾーニング建物やサービス施設については(ベースゲームの機能を持った)外観が変更されたアセットであり、機能的にリージョンパック固有な特殊な機能を持つアセットが追加されたわけではない。つまりは前作CS1のDLC追加建物のような”新しいサービスビル機能”がゲームに追加されるわけではなく、外観を気にしない人の場合にはあまり意味がないかも知れない。ただし設置サイズが異なったりするし、外観が変わると意外に楽しくなることは間違いない。

なおリージョンパックの地域ごとにアセット制作を行った人数が異なっており、また長い開発期間中にアセット開発者が入れ替わったこともあるため、必ずしも地域ごとにバランスは均一ではなく差異がある。

まだ全地域がリリースされたわけではないため、どういう建物がどの地域に含まれているかは不明である。

 

フランスパック(French Pack)

第一弾として2024年10月29日にリリースされた。サイズは3.7GB

※日本時間。サイズはディスク上のファイルサイズ計算方法により微妙に記載が異なる。以下同じ

French Pack – Paradox Mods

制作はGèze氏、Gruny氏、Jerenable氏、REV0氏などとされている。

フランス地域パック – クリエイター開発日記 | Paradox インタラクティブ フォーラム

ゾーニング建物:

  • 中密度テラスハウス(フランス風)
  • 中密度住宅(フランス風)
  • 複合住宅(フランス風)
  • 低密度住宅(フランス風)
  • 高密度事業所(フランス風)

ユニークビルディング:

  • 角地マンション1、住宅複合施設2、商業施設1、オフィス施設1

サービス施設:

  • 消防本部(フランス風、消防車3台)、消防本部(フランス風、消防車10台)
  • 警察署(フランス風)、警察本部(フランス風)
  • 病院(フランス風)、医療センター(フランス風)、火葬場(フランス風)
  • 小学校(フランス風)、高校(フランス風)、単科大学(フランス風)
  • 給水塔(フランス風)、電気サブステーション(フランス風)
  • 鉄道駅(フランス風)
  • 市役所(フランス風)

 

参考)City Planner Plays氏のビデオ:冒頭にアセットの紹介があります。字幕(自動翻訳-日本語)をつければだいたいわかるでしょう。

 

ドイツパック(German Pack)

第二弾として2024年11月12日にリリースされた。サイズは1.18GB。

German Pack – Paradox Mods

制作はArmesto氏、Feindbold氏、Titan氏。

ゾーニング建物:

  • 中密度住宅(ドイツ風)
  • 混合住宅(ドイツ風)

ユニークビルディング:

  • 大きなデパート1、街角のデパート1、百貨店1

サービス施設:

  • 消防本部(ドイツ風、消防車4台)、消防本部(ドイツ風、消防車10台)
  • 警察署(ドイツ風)、警察本部(ドイツ風)
  • 小学校(ドイツ風)、高校(ドイツ風)
  • 歴史的中央駅(ドイツパック)

 

参考)City Planner Plays氏のビデオ:冒頭にアセットの紹介があります。字幕(自動翻訳-日本語)をつければだいたいわかるでしょう。

 

イギリスパック(UK Pack)

第三弾として2024年11月26日にリリースされた。サイズは7.02GB。

UK Pack – Paradox Mods

制作はMacwelshman氏、Rik4000氏。

英国リージョン パック – 開発日記 | Paradox インタラクティブ フォーラム

ゾーニング建物:

  • 低密度戸建て住宅(イギリス風)
  • 中密度半戸建て住宅(イギリス風)
  • 中密度テラスつき住宅(イギリス風)
  • 複合住宅(イギリス風)
  • 中密度住宅(イギリス風)
  • 高密度住宅(イギリス風)

ユニークビルディング:

  • シティアパートメント1、地元企業CEOの邸宅1

サービス施設:

  • 診療所(イギリス風)、総合病院の病棟(イギリス風)
  • 都会のプライマリスクール(イギリス風)、郊外のプライマリスクール(イギリス風)、セカンダリスクール(イギリス風)
  • 消防本部(イギリス風)
  • 警察署(イギリス風)

Prop:(地形変更→住宅プロップ/商業プロップ)

  • 門、庭園の部屋、庭園の物置、回転式洗濯紐(物干し台)、生け垣、石壁/柱、赤レンガ壁/柱、白レンガ壁/柱、茶色レンガ壁/柱、漆喰壁/柱、金属レール(金属フェンス)、車輪付きゴミ箱

 

参考)City Planner Plays氏のビデオ:冒頭にアセットの紹介があります。字幕(自動翻訳-日本語)をつければだいたいわかるでしょう。

 

日本パック

第三弾として2024年12月3日(午前1時)にリリースされる予定。サイズはx.xxGB。

 

 

 

今後の公開予定

※2024年11月現在

  • 2024年12月10日日本パックまでは日付が発表されている。
  • 以降については未発表だが、Paradoxサイトでの並び順により、東ヨーロッパパック、アメリカ(North-East)パック、アメリカ(South-West)パック、中国パックの順番ではないかと推測されている。

 

リージョンパックの利用方法

各リージョンパックはParadox Modsで1つの大きな(ギガバイトサイズ)パックとして公開されており、それをサブスクライブ(購読)することでベースゲームに取り込むことができる。いわば外部Modのひとつとして公開されている。

※利用するためにはParadoxアカウントが必要。例えばSteamで購入している場合でもParadoxランチャーを経由するように(すでに前作CS1の後期から)変更されており、その流れでゲームが起動した状態でParadoxアカウントにログインできていると思われる。その状態で「PARADOX MODS」に入り、開発者「Cities: Skylines Official」で絞り込むと見つかる。

なおParadox ModsはWebブラウザ経由でもアクセス可能で、その場合はWeb経由のParadoxアカウントログインをすることでサブスクライブ状況がベースゲームにも反映される。なおModを常用する方にとってはSkyve Modを利用することでさらに利用が用意になる。Skyve Modについては別記事「「Skyve」の使い方」を参照のこと。

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サブスクライブ方法

サブスクライブする方法にはいくつかあります。各自で一番慣れた使いやすい方法でサブスクライブすればよいでしょう。

ただし各リージョンパックはサイズが大きく、1番および2番のゲーム内「PARADOX MODS」経由ではダウンロードに手間取る可能性があります。ご注意ください。

1.Web版「Paradox Mods」経由:

公式手順ではありますが、手動ダウンロードを行ってしまうと非常にめんどくさくなります。しかし手動ダウンロードしないのであれば素直に2番の方法を取りましょう。

開発者「Cities: Skylines Official – Paradox Mods」で絞り込むと見つけやすい。

なおダウンロードは2番の「PARADOX MODS」経由と同じ仕組み(要するにゲーム内で自動ダウンロード)を使うか、あるいはWebサイト上の「Downroad mod」をクリックして直接ブラウザ経由でダウンロードしても良いが、各自で適切なダウンロードフォルダに配置する必要があり、まったくおすすめしません

※格納フォルダは、デフォルトでは「C:\Users\(ユーザー名)\AppData\LocalLow\Colossal Order\Cities Skylines II\.cache\Mods\mods_subscribed」になり、Modフォルダは例えばフランスパックであれば「91930_3」(後ろの数字「_3」は2024年11月12日時点。パックでアップデートが入れば増えていく)になります。他のフォルダであっても読み込みが行われるかも知れませんが、何が起こったとしても各自の責任になります。
※ただしこの手動ダウンロードおよび設置については原理も何もわからずにやってはいけません。わからないながら一度やって成功したからと言って、今後のアップデートや公式での何らかの変更にはめんどくさくて対応できないだろうと思います。もちろん当サイトでも質問されても一切サポートはしません(スパム扱いします)。この記述でわからない方は素直に「PARADOX MODS」経由をお試しください

 

2.ゲーム内「PARADOX MODS」経由:

公式な手順としてはこの「PARADOX MODS」経由になります。格納フォルダを気にすることなく、今後の変更にも当然公式としてサポートされます。ただしダウンロードに難があります。

同様に手入力で「Cities: Skylines Official」で絞り込むか、それぞれ「~ pack」と絞り込む。例えばフランスパックなら「french pack」、ドイツパックなら「german pack」となる。

リージョンパックはサイズが大きくダウンロードに何回も失敗することが考えられますが、これについては根気よく何度もやり直すしかありません。

 

3.Skyve Mod経由:

(外部Modですが格納フォルダや管理方法は)公式な手順に準じます。しかし外部Modを信じるか信じないかという問題があります。ちなみに私はこのSkyve Modを常用しています。

(2024年11月時点のSkyveでは)上記同様に「~ pack」と名称で直に絞り込むのが一番早い。

※Skyveでは作者名などでも絞り込めるはずだが反応しない。例えば「french pack」で絞り込んだ後、作者名「Cities: Skylines Official」をクリックすると公式がリリースしているModに絞り込める。

正直Modダウンロードについては、2024年11月時点ではこのSkyve Mod経由が一番安定していると思います。ましてやリージョンパックのようなサイズが大きいものについてはその傾向が強く、各種フォーラムなどでも「ゲーム起動に失敗する」「ダウンロードが完了しない」などという質問者が絶えません。各自で判断して利用してください。

 

 

ゲーム内での利用(建設)方法

リージョンパックは建物アセット類で構成されており、ゲーム内ではゾーニング建物や、各種サービス建物として実装されている。

※以下に書かれている内容すらわからない場合は、まずベースゲームでの建設方法を学ぶ必要があります。特に前作CS1をプレイしていないような方の場合は、いきなり外部パックなどを利用するのではなくまずはベースゲームに用意されているチュートリアルを実行しましょう
チュートリアルやベースゲームでの都市建設を行っていない状態でいきなりリージョンパック建設を理解しようとするのは(よほど都市づくりゲームに慣れている方ならともかく)正直ムチャなことですし、それを他人に聞くのはいかがなものかと思います。せっかくチュートリアルが用意されていますので、素直にそれで学ぶようにしましょう。

 

ゾーニング建物類

このうちゾーニング建物については、通常通り道路を敷いてからゾーニング指定に入り、フランスパックなら「FR」、ドイツパックなら「GR」などという絞り込みを実行して「FR」や「GR」という記号が書かれているゾーニング指定をすることで、需要があればニョキニョキ生えてくる。※アイコンに「FR」や「GR」という目印がついているので、もちろん絞り込まずに直接選択しても良い

需要ってなんなの?と言う人はチュートリアル実行が必要だと思われます。とてもここでは説明しきれません。

サービス建物類

サービス建物については、例えば学校であったり消防署などであったりという各カテゴリーごとに格納されているため(これも「FR」や「GR」という記号が書かれている)、それを選んでから通常通り道路脇に設置することで機能する。

これについては設置すればすぐに建ち、すぐに機能し始める。また建物によってはアップグレード要素なども用意されている。※適当にガンガン建てれば都市全体で赤字を招く可能性はある

 

FAQ

ダウンロードできない

上に書いているとおりです。ゲーム内「PARADOX MODS」経由では相当苦労するかと思いますが、ひたすら繰り返し試すしかありません。

リージョンパックを含むModダウンロードについては、現状Skyve利用が確実に楽だということだけを書いておきます。

 

Recolorで色変更できない

Recolor Modは主に建物アセットなどの色を変更できるModです。

同Modではメインメッシュのカラーパレットを置き換えるという手法が取られており、一方でリージョンパックの建物はモデリングの都合上、そのエリアを建物全面の小売店舗などのバリエーションを演出するために用いたとしており、(将来的にも可能性ゼロとは言い切れないですが、少なくとも現時点では)リージョンパック建物をRecolor Modで色変更することはできません

なおこの制限はアセットの作りによるものであり、残念ながら将来的に色変更できるようにはならないとMod作者、およびCO公式が明らかにしています。

ReColor はフレンチ パックでは機能しません。 | Paradox インタラクティブ フォーラム

フレンチ パックのアセットを使用して壁や屋根をカスタマイズできないことについてのご不満は理解できます。あなたの街をさらにカスタマイズしようとするあなたの熱意を見るのは素晴らしいことです。ただし、他の MOD コンテンツと同様、他の MOD との互換性は保証できません。

この背後にある理由を理解するのに役立つように、コンテキストをもう少し詳しく説明します。

これらの無料パックは、コミュニティのクリエイターによって作成された MOD であり、彼らには自分たちのビジョンに従ってパックをデザインする裁量と自由が与えられています。すべてのリージョン パックにわたるクリエイターの多様性を称賛したかったため、基本ゲームのアート ディレクションに正確に従うことを義務付けませんでした。彼らのプロジェクト全体を通して個人的に彼らを支援してきたので、特に途中で直面したいくつかの課題を考慮すると、私は彼らの努力と最終結果を非常に誇りに思っています。パックの開発についてさらに詳しく知りたい場合は、私の開発日記でそれについて読むことができます。そこでは、いくつかの課題とプロジェクトのタイムラインの概要が説明されています: 開発日記: コンテンツ クリエイター マネージャーの視点からのリージョン パック

これらのパックが最初に計画され、メッシュとテクスチャが作成されたときには、ReColor などの MOD は存在しなかったことに注意することが重要です。したがって、このようなツールを設計する必要性を予測できませんでした。過去に遡ってパック全体を作り直すのは大変な作業ですが、残念ながら、スイッチを切り替えるほど簡単ではありません。ご理解いただけると幸いです
たとえ一部の地域パックがご希望どおり ReColor と互換性がない場合でも、引き続きフランス語パックをお楽しみいただき、今後の地域パックを楽しみにしていただければ幸いです。

参考)開発日記: コンテンツ クリエイター マネージャーの視点から見たリージョン パック | Paradox インタラクティブ フォーラム

※この「pdx_peanut」という人物は、元々はCS1のアセット開発者であった人(BadPeanut氏)が2019年あたりだったかにColossal Order社に社員として採用された人物であり、今回のリージョンパック開発にあたってはCO社内でその窓口的役割を果たした(当初は担当者、のちリーダー)人物です。わかりやすく言えばリージョンパックの開発責任者と言ってもいいでしょう。その人物が、技術的にはできないことはないがコスト的にも大変なものであり事実上変更不可能だと言っているのです。ポチっとスイッチ設定ひとつで変更できるような簡単な作業ではないということです。
・要するに、ベースゲーム実装アセットとリージョンパック実装アセットでは、アセット実装規格(実装上のお約束)が異なっているということです。Recolor Mod作者であるYenyang氏は、ベースゲームのアセットを細かく研究した上で、この規格ならRecolor Modが実装できるのではないかと気づき、開発したわけです。
※個人的な感想としては、おそらくアセット開発者としてもパックアセットを色変更対応するのであれば、(Recolor Modに対応した状態=ベースゲーム規格で)新規にアセットを製作するのではないかと思います。個人で制作・公開するのと、Paradoxを通じてパックとして公開するのとでは、おそらく作業スタイルも作業段階もCOやParadoxをも含めた確認作業においても段違いであるのではないかと想像します。なおクリエイター制作アセットが必ずRecolor Modに対応する/準拠すると言っているのではなく、もしパックアセットを作り変えるならばという仮定の話です。どういう規格(基準)で制作するかは当然ながら(ベースゲームで利用できる事を除けば)クリエイターの裁量に完全に任されています。リージョンパックの場合は対応してなかった(Recolor Modでは対応できない形式だった)というだけの話です。もしそれが気に食わないのであれば誰にでも開かれている事ですから自ら制作すればいいだけです。
・プレイヤーから見ればRecolor Modが登場してかなり経ってからリージョンパックが登場したように見えているためなぜ対応してないのかが理解しづらいのですが、実際には(CS2発売の3年以上前である)2020年頃から企画・制作の交渉に入っていたようで、そんなModが出てくるとは到底想定できてなかったわけです。同様の趣旨はアセット制作を行ったアセット開発者たちも述べており、(実現可能性はゼロではないとは言え)とても実現できるとは思えません。なおこの公式コメントが書かれた時期的にフランスパックのみを述べていますが、私が軽く試したところドイツパックでも変更できませんでした。

 

白い建物(箱状のブロック)が出現する・建物が表示されない

何らかの外部Modが邪魔していると考えられます。

特に「Asset Packs Manager」を利用するカスタムアセットMod類が疑われます。外して試してみるなどを各自で試行してみてください。もし外して表示に成功するのであれば相性が悪いということですので、どちらを優先するかを各自で判断しましょう。※カスタムアセットMod(Asset Packs Manager)を使用しながらリージョンパックを利用する方法(エラー解決する方法)もあるらしいのですが、私は個人的に興味がありませんので内容を追ってはいません。

※アセットエディタやアセットインポートが動作するという将来を考えると、カスタムアセットModを必要とするカスタムアセット類は根本的に作り直す必要があると言われています。そのときに、どれだけのカスタムアセットが作り直されParadox Modsに再公開されるかは保証の限りではありませんし、各カスタムアセットMod作成者にその義務もありません。つまり将来に渡って無保証であるということです。現時点であなたの街作りに欠かせないものだったとしても、ある時期に突然使えなくなる可能性を考慮しておく必要があります。※もちろん継続して使えるものもあるだろうとは思いますが、それは「エディタ」などの実装具合や、その時のカスタムアセットMod作成者の熱意次第だということです

それでも直らない場合は、すべてのModを外した状態で試してみましょう。これで正常表示されるのならいずれかのModが原因です。これも1つずつModを外しては試す作業が必要です。特に古いModについては要注意ですし、公式Paradox Mods以外で公開されているようなModは要注意です。

なおゲーム起動時に「再開」を選んだ場合も同様にアセット読み込みに失敗することから同様の減少が起きるという報告もあります。※再開せず、「プレイ」で起動するようにしましょう

 

申し訳ないですが、この件についてもこのサイトでサポートすることは一切いたしかねます(スパム扱いします)。※いちいちサブスクライブMod(有無・一覧)の確認をしたり、Mod設定を指南したり、あるいはPlayer.logの確認をする必要があり、非常に手間を取りとても善意でサポートできる範囲を超えています。参考になることは他の記事でもいろいろ書いてきましたし、そもそも人の手を借りないといけない人がModを使用すべきではありません。

 

アセットのサムネイルがおかしい

ベースゲームでは用意されたサムネイル(ユニークビルディングなど)以外のアセットやProp類にはサムネイルが用意されておらず代替サムネイルが表示されていましたが、「Asset Icon Library – Paradox Mods」(AIL)により、今ではほぼすべてのアセットやPropにサムネイルが表示されるようになっています。

しかしリージョンパックをいれると(上記AILを入れているにも関わらず)一部サムネイルが崩れてしまい、元の代替サムネイルが表示される状態に戻ることがあります。これは何らかのModが原因で壊れている状態のようです。

これについても一つ上の「白い建物(箱状のブロック)」と同様の切り分けになるかと思います。

 

(リージョンパックではない)普通のアセット公開はいつなのか?

公式には未発表です。

アセット開発者が自由に製作し公開できるようになるのはいつなのか?という質問については、リリース以降ずっとColossal Orderに質問され続けているが、現状では問題(アセットのシリアル化、仮想テクスチャリング)があるためリージョンパックしかリリースできないという回答になっている。※むしろ問題があるがリージョンパックだけならなんとかリリースできるという段階でもある

この問題はかなり根深いらしく、すぐ(例えば1ヶ月以内)に解決できるようなものではなく、かなり長期間に渡って開放されないのではないかと思われます。※あくまで根拠のない個人的な観測に過ぎません

 

 

 

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