「Builders of Greece: Prologue」デモプレイ

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「Builders of Greece」という古代ギリシャ街作りシミュレーションゲームが新たに2月28日から早期アクセスを開始するらしく、そのデモプレイ版とも言うべき「Builders of Greece: Prologue」が無料でプレイできたためプレイしてみました。

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目次

ゲーム概要

いずれもSteamサイトでは日本語が未対応(”サポートされていません”表示)なのですが、なぜかデモ版はほぼ日本語に翻訳済です。

 

初期の進め方など

  • とりあえず市場を建てた後、住民のテラスのコテージをいくつか建設、ついでに倉庫も建てておく
    • Annoと異なり、倉庫の容量が10あり倉庫を立てれば建てるほど貯蔵容量が増加しますが維持費もかかってきます。
  • 木こり小屋、漁師小屋を建てろとヘルプに出るのでその通りにする
    • 漁師小屋は波打ち際に建てる必要がありますが、そのままの角度だと赤くなって建設できなかったりします。建てる角度の回転は「R」キーです
    • なお各施設と倉庫とは道路で繋ぐ必要はなく(建設時に青い点線でつながっている範囲内なら)平地を普通に運搬しますが、道路があると移動が早くなります
    • またAnnoシリーズだと住民は即座に動き始めますが、このゲームでは少し時間差があるため反応が鈍いと感じるところがあるかも知れません
  • 続いて採石場、粘土採掘場を建てるのですが、それぞれ資源のあるところに建築します。
  • このあたりで「劇場」を建てろと言われるので、場所を決めて基礎部分の構築を行います。
  • さらに陶磁器工房、ブドウ農園、ワイナリーと建設していくのですが、ブドウ農園に注意が必要で、「管理棟」カテゴリーに入っている「ノリア(水車)」を建てろとヘルプに出ており、これを建てておかないとせっかく作った畠もどんどん枯れてしまいます。ブドウ農園はAnnoと同じでまず農園全体を建てたあと、ダイアログの上の方にある囲いの様なアイコンを押して畠を6/6まで建てていきます。ここでも回転は「R」キーです。
  • このあたりで「劇場」建築を進めろと言われるので、さらに構築を行います。
  • また「道具」を入する必要があるのですが、これは生産できないため、輸入するための港を立てる必要があり、その前段階として画面右上の「テクノロジーツリー」の左の方にある「海洋貿易」の研究開発を行います。これで「管理棟」カテゴリーに「港」が追加されます。
  • 港を建てると輸出入が可能となるため、道具を選んでゲージをいじって10に変更し、「まで購入する」にしておきます。しばらくすると貿易船がやってきて接岸し、自動的に購入されます
  • なお時々イベントがあり選択肢が出るのですが、結局住民満足度?的なものが下がるかどうかであって、それにより税金をどの程度の高さまであげられるかという基準になります(テラスのコテージをクリックすると確認でき、「普通の税金」の下を左右にドラッグして税率変更できる)。基本的に住民が増えれば税金が上がるので、無理に高税にせずに住民数を増やすほうが得策だと言えるのかも知れません。

 

全体の感想

なんというか一言で言えば「Annoの古代ギリシャ版」と言ったところで、アセットだけが古代ギリシャに入れ替わったような感じです。市場を中心にテラスのコテージ(住居)と、木こり、漁師小屋、狩猟小屋、採石場、粘土採掘場、陶磁器工房、ブドウ農園、ワイナリーなどを建築し、経済を回していきます。

また「兵舎」を建てると兵隊が準備され、アーチェリー場などを用意して訓練を行い、攻めてくる敵軍との戦いに備えるのもAnnoそっくりです。

注意すべきは「税金」と「維持費」で、それぞれの住民からは税金を取り立て、それが建物の維持費や新たな建築に使用されるというところです。通貨は”ドラクマ”という単位で、何をするにも当然お金がかかるので、それがゲームを無制限に建築するのではなく維持費なども考慮して進める必要がある内容にしています。

ただし、デモ版なので当然ですが住民の動作を含めて、動きやなにかアクションをした際の反応が乏しく、またツールチップの類がほぼ無いため手探りで進める必要があります。このデモをプレイすると、いかにAnnoシリーズが細かな動作にこだわってプレイフィールを上げようとしているのかがとてもよくわかります。その分、デモの動作自体は非常に軽いものになっています。

一番問題だと思うのは、「古代ギリシャ」らしさがあまり感じられないということです。「結局アセットが変わっているだけであり、やっていることはそう大差ない」というのがAnnoシリーズ経験者として感じることです。

間もなくアーリーアクセスが始まる「Builders of Greece」自体は6か月から1年ほどのアーリーアクセス期間を予定しており、その間に未実装の要素を実装予定とのことで、期待したい。

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