Firefox 92 で導入されているアドレスバー広告(実際にはコンテキスト提案contextual suggestionsと書かれている)を無効化する方法です。
概要
Firefox 92 以降のUS版において、アドレスバー広告が導入されていると報告されています。
Firefox’s address bar has ads now, but you can disable them – The Verge
要するにアドレスバーに何か文字列を入れて検索する時に、Firefoxからのサジェストという形でパートナーからの情報を提示するというものです。
※画像は上記theverge.comより。この画面ではコスタリカ”costa ri”と入力仕掛けたところでロンリープラネット(Lonely Planet)というパブリッシャーのコスタリカに関するページが提案されています。
現時点ではまだテストなのか日本語版では確認できず、また現時点では広告ではありませんが、技術要素としては広告表示を可能にするものだということです。
無効化する手順1:オプション設定
Firefoxのオプション設定で行う方法です。※93.0日本語版では対策できない
- Firefoxのオプションメニューを開く
- 「プライバシーとセキュリティ」を選択する
- ページ中段あたりの”アドレスバー”に移動する
- ”検索エンジン”の下にできている”コンテキスト提案(contextual suggestions)”のチェックを外す ※日本語版93.0までは存在しません(非表示にされている模様)。
- 以上です
無効化する手順2:about:config
about:configで消す方法です。※こちらは92.0日本語版でも対策可能
- 「about:config」を開く
- grouplと入力して絞り込む ※大文字小文字はどうでもいい
- 「browser.urlbar.groupLabels.enabled」を選択し、trueになっていればダブルクリックしてfalseへ変える
- Firefoxを再起動する
- 以上です