朔日リリースされたFirefox 72 では、「かざぐるマウス」が反応しなくなっています。
これを再度なんとか使えるようにする方法の紹介です。
手順
- 「ツール」-「オプション」を開き、下の方にある「パフォーマンス」までスクロール
- 「推奨のパフォーマンス設定を使用する」のチェックを外す
- 現れる「ハードウェアアクセラレーション機能を使用する」のチェックを外す
以上で、再びかざぐるマウスが使用できるようになっているはずです。
要するにFirefoxにおまかせで制御させるとかざぐるマウスの挙動に影響が出てしまうということです。
ただし本来はこのオプションはオン(チェック状態)の方が望ましいですから、チェックを外した状態のまま使い続けることはいずれどこかで無理が出てくるのではないかと思われます。
ただし本来はこのオプションはオン(チェック状態)の方が望ましいですから、チェックを外した状態のまま使い続けることはいずれどこかで無理が出てくるのではないかと思われます。
代替案
非常に便利なかざぐるマウスですが、更新もされなくなって久しいため、数々のソフトで効かなくなるなどかなり不便を感じるようになってきました。
ここで代替ソフトに乗り換えるのも手だと思われます。
StrokesPlus
配信元:StrokesPlus Forum – Free Mouse Gesture Utility
解説サイト:https://sites.google.com/site/strokesplusjp/strokesplusno-dao-ru
※解説サイトで丁寧に説明が成されています。まずこちらで使用感などを確認した上で、公式サイトからダウンロードするようにしましょう。
デフォ機能だけで何も考えずに使いたいという場合には最適化と思います。
MouseGestureL.ahk
MouseGestureL.ahkは、「AutoHotKey(AHK)」を使用して構築されたマウスジェスチャーツールです。
MouseGestureL.ahk自体は2017年の開発ですが、AHK自体は開発継続されている汎用のスクリプトエンジンですので、AHKを更新することができれば使えなくなることはありません。
またソースが公開されているため、MouseGestureL.ahkの機能が気に入らなかったり物足りなくなったときには、自分で使いやすいようにカスタマイズできてしまうという利点もあります。出来合いのツール機能だけでは物足りない方は、こちらにチャレンジするのも良いかも知れません。