地上波テレビはもはや時代遅れどころか、見ると時間の無駄になり毒になる番組しか垂れ流していない。そんな時代に我々は何を見て情報を得るべきか。という個人的なメモ。
ネットで見ることにより、いらないコーナーをすっ飛ばして1.2/1.25/1.5倍速などで視聴することもできる上に、興味のある部分だけ飛ばし(スキップ)見できる。特に地上波特有の政治的偏りがほとんど入らないのでオススメである。
※偏っているだけならまだいいが、与党批判に必死で伝えるべきニュースですら報道しないのは、ニュース番組としては矛盾している。例えば近年の世界の潮流である「Z世代革命(Gen Z revolution)」をどれだけ伝えられただろうか?イランデモは伝えたのだろうか?(※別記事「2026年衆院選の振り返り#なぜ若者には消費税廃止論が刺さらないのか」を参照) そういう重要な世界の潮流も伝えずに、トランプのイラン攻撃やバングラデシュやネパールでの新政権誕生だけを、断片的にこれまた偏向的に伝えるから、報道機関としての体をなしていない。とりあえず世界や日本で起きている事実を伝え、その後の解説コーナーなりで思う存分偏向コメントするべきだろう。現状はただの極左プロパガンダ番組である。偏るのは自由だが、それは明白な放送法違反なので電波オークションしてやれば良い。
私にとってTVとは、すでに特定の数番組を自動録画して見る装置でしかなくなっている。その大半はNHKで、それも多くはNHKプラスで視聴する状態となっている。こんな人は多いだろうし、若い層ではそもそもTVというものを置いていない家庭も増えつつあると思われる。設置するだけでNHK税(地上波だけで年13000円)が徴収されるし、若い層ではNHK(を含めた地上波TV番組)の視聴習慣すらないのだと思われる。若者の親の世代の時点で複数台のTVが常識で”一台のTVを家族で囲む”なんていうのどかな視聴習慣すら無くなっていたのだから、その子供世代ならなおさらだろうと思われる。
そもそもスマホネイティブの若者達としてはオンデマンドストリーミングが当たり前であり、番組表を事前に調べて興味のある番組をチェックするという行為自体に大きな疑問があるだろうことは想像に容易い(番組/出演者検索もできないし番組のお気に入り登録もできない。番組表自体を著作物としてしまったためにオープンなデータではなく、TVer非対応番組も結構あり見逃したら視聴できない。仮にネットでこんな状況だとまず見られない)。さらに彼らにとっては、地上波TVの映像だからといって特別視していないというのも大きい。YoutubeやInstagramの映像と何が違うのか?30分枠・1時間枠にするために無駄に引き伸ばしていたり逆に端折られていたり、前説が長かったり、自由にスキップ(タイムシフト)できなかったり。そもそも出演者も含めてステマやダイマが蔓延してたり。BSを含めてTV業界のつくりだしてきたスキーム全体が受け入れられていないと感じる。
NHK One(NHKプラス)
キャッチ!世界のトップニュース(※NHKプラス注意)
NHK総合で放送している、世界のニュース番組を引用する形式でのニュース番組。NHK独自取材映像はほぼないという珍しい番組。
地上波の”自称ニュース番組”でありがちな自称キャスターによる偏向したコメント番組ではないところがとても良く、またそういった番組ではまずとりあげない「世界各国で起こっているニュース」を、だいたいは第三国のニュース番組を引用しながら淡々と伝えていく。
本来はNHK総合(平日午前10時~11時頃)で放送しているものだが、あえて放送後にNHK Oneで見るほうが興味のないコーナーをすっ飛ばせるのでオススメ。
Youtube
TBS CROSS DIG with Bloomberg
TBS CROSS DIG with Bloomberg – YouTube
「TBSとBloombergが作る新しい金融・経済のメディアです。」というスタイルで、TBSとBloombergの協業により提供されているチャンネル。一応ニュースサイト(TBS CROSS DIG with Bloomberg | ようこそ、ニュースのビジネスクラスへ。)もあるが、こちらのYoutubeチャンネルでは概ね国際ニュース関連を中心にテーマごとに掘り下げて伝えている。
地上波TBSと言えば「News23」、「報道特集」、「サンデーモーニング」といった極左三羽烏を筆頭に相当左に捩れた(放送法4条をまるきり無視した)プロパガンダ番組を垂れ流しているが、このチャンネルは(中立的な報道という意味で)けっこうまともで興味深い番組が多い。Youtubeといえば流れに身を任せたような内容になる傾向が多いが、(外国人ゲストの場合の翻訳字幕を含め)チャプターも打つなどしっかりと編集が行われており非常に見やすい。
中でも注目のシリーズは下記。
- 1on1 – YouTube:インタビュイーとインタビュアーの1対1形式で進める番組。わかりやすく3つの論点に絞って30分程度で視聴できる番組。主に世界情勢についての内容が多い。
- ※なお豊島歩TBS解説委員の回は見る価値はない。まるで偏向報道の司令塔かのような偏った言論を展開する(過去にNews23の総合演出もやっていた)。例えばウクライナ侵略であれば、まるで”支持率が低下したゼレンスキーがロシアを煽ったから攻め込まれたのだ”と取れそうな発言を行う。もしそうであれば散々トランプを煽ったベネズエラも同様になるが、どういうつもりでいっているんだろうか。
- 1on1 Tech – YouTube:技術面に振った内容。最近はAI研究者・今井翔太氏の出るAI回が見応えがある。
- AI QUEST – YouTube:1on1 Techから派生した番組。今井翔太氏は現在主にこれに出ているようだ。AIの動向を知るならこれを見ておけばいいくらいの番組。
- BACKSTAGE AMERICA – YouTube:ニュースでは見えないアメリカの“B面”(ウラ側)の思想を深堀りする番組。立教大学の加藤喜之教授とTBSの竹下隆一郎氏というアメリカ在住経験の長い2人により最近始まったシリーズ。非常に楽しみである。
安野貴博の自由研究
国政政党「チームみらい」の安野党首が、エンジニアとしての個人的な研究ネタを公開するチャンネル(政治はほぼ無関係)。最近特にAIネタをわかりやすく解説するシリーズが続いている。事前にホワイトボードに板書した項目を短く解説していくコンパクトな内容が多い。
豊島晋作のテレ東ワールドポリティクス
日本の地上波各局が予定番組を中断して緊急中継を行うような非常事態においてもアニメや韓国ドラマを流し続ける特異な局であるテレビ東京。看板ニュース番組の「WBS」といえば比較的公平な報道を行う番組だが、それでもやはりスポンサーである日経新聞の関係からかやや偏りが見られる。
そのテレ東で注目すべき人物である豊島キャスターのYoutubeチャンネル。1時間程度と少し長めだが、自らしっかり取材した情報を下に、情報の公平性などにも気を配った非常に質の高い番組。こういう番組が地上波であれば…とは思うがもう期待はできない。
なお「テレ東BIZ ダイジェスト – YouTube」の一部であり、豊島氏自体は他の動画にも時々登場している。なお彼の出ていない動画は見る価値はほぼない。なので同チャンネルから豊島氏だけで絞った「search?query=豊島晋作|テレ東BIZ ダイジェスト – YouTube」をチェックするほうが良いかも知れない。
国際政治ch
国際政治の視点から国際ニュースを読み解く。個人的には、小泉悠氏、細谷雄一氏、高橋杉雄氏、東野篤子氏あたりの諸氏が出ている回が面白いです。
ReHacQ−リハック−【公式】
まあ言わずと知れたリハック。
元テレビ東京のディレクター高橋弘樹氏が、ゲストとトーク形式で進める番組(他の司会者による内容回もあるがほとんど見ない)。ぶっちゃけトークが多い番組で、地上波などでは得がたい情報を得られる。ただし出演者によりかなり左右される傾向は致し方なく、あと生放送スタイルなので手作り感やダラダラ感もかなり強い。
扱うネタは政治がやや多めに感じるが、その他のジャンルもかなり幅広に取り上げる。特に政治状況については、だいたいどのチャンネルよりも早く注目の政治家をゲストとして迎えて公開している印象あり。個人的にはバラエティ感は求めていないので、ぎゅっとまとめたエッセンス版も出してほしいところ。
選挙ドットコムちゃんねる
選挙・政治ポータルサイト「選挙ドットコム」の公式YouTubeチャンネル。政治記者による回が多く、またこのチャンネルも注目の政治家の登場が比較的多い。
NEXTV LAB(反町理のソコが聞きたい!!)
元フジTV(フジテレビジョン取締役解説委員長)の自称「質問係のおじさん」こと反町理氏のチャンネル。例の問題でBSプライムニュース降板後に始めた模様。さすがに政治家とのつながりが深く、保守からリベラルまで幅広く取材をしている。
タカオカ目線
大阪の日本テレビ系列の読売テレビニュース番組「かんさい情報ネットten.」における高岡特別解説委員による解説コーナーを切り抜いた(頭出しした)内容。これも東京キー局では取り上げない内容を経歴に裏打ちされた幅広い視点で解説している。
※地上波放送なのでTver(検索 | TVer)でも掲載されているが、いつでも見れるYoutubeのほうが利便性が高いと思われる。
TVer
そこまで言って委員会NP
関西圏の「放送の公平性やお行儀の良さなんか知ったこっちゃねえ」的なノリのバラエティトーク番組。もう少し言葉を変えると、東京キー局ではタブーとされる話題(例えば宮内庁批判や、オールドメディア批判など)でも平気で流してしまう番組。もちろんネットメディアではオールドメディア批判なんて溢れてるが、これは一応地上波番組でありながらそれをやってしまう。大阪の読売テレビ(日本テレビ系)制作。TVerで見られる。
3つほどのテーマについてゲスト陣がトークを繰り広げる。いわばTBS系「サンデージャポン」の関西版と言えるが、あちらと違ってアナウンサー司会はほとんど口を挟まずゲスト同士の会話がほとんど。取り扱うネタは他のニュース番組などと同じ時事ネタ(政治系が多い)だが、一度に8人ほどのゲスト専門家の視点を聞くことができる稀有な番組。
大抵は切り取り動画で見るが、面白そうなテーマなどを扱う回だけTVerでフルで見る。ただし地上波の悪いノリで、なんらかの無理矢理感のあるテーマなどをでっち上げてそれを押し通そうとするため、フルはたいてい食傷気味となる。
テキストサイト系
世界で起こった事象を、主にマーケット視点で捉え直すサイトを中心に見ている。
- 日々のマーケットレポート | 三井住友DSアセットマネジメント:世界のニュースがマーケットに与える影響を短くレポートしてくれている。
- 世界を見る眼 – アジア経済研究所:世界のニュース。
- リサーチ・アイ|経済・政策レポート|日本総研:日本総研のマーケット関連のレポート。他にも、リサーチ・フォーカスやリサーチ・レポート、ビューポイントなど読み応えのある記事が掲載される。
本来ニュース番組で論説すべきなのはこういう内容のはずなんですが、イデオロギー主張に必死でそのあたりはまるきり抜け落ちてしまうため、こうした経済系サイトで補わざるを得ない。毎回新橋駅前で数人を捕まえてどう感じたかと聞いたりとか、税金下げてほしいか?と聞いたりとか、それのどこに意味があるのかと。ただ自局(自番組)の主張を多数派意見のように装いたいだけだろうと。しかも公平性担保のためかわざわざ反対意見も入れてみたりと姑息なところが隠せない。そりゃ税金や社会保険料やエネルギー費用など下がるものなら何でも下げて欲しいのが人情だが、それを国家の政策批判に使うとか幼稚すぎて話にならない。そんなに税金払うのが嫌ならサウジかUAEにでも移住すればいい。居酒屋での政治談義じゃあるまいし民主主義政治をバカにしすぎじゃないかと思います。
※随時追加・編集を行います。


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