Firefox 69 で廃止されたFlash設定をどうにかする

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Firefox 69で、ついにFirefoxでも毎回Flash許可をする必要が出てくるようになりました。

毎回許可をするのは面倒という方のために、半永続的にFlash実行を許可する方法をメモしておきます。

・Flash廃止の流れは、脆弱性対策のため各ブラウザメーカー及び開発元のAdobeが協調して進めているものであり、いずれは廃止されるものです。この回避手順はあくまで一時的な措置に過ぎず、いずれ閉じられる可能性が非常に高いです。
2020年2月追記:
2020年2月のFirefox 73リリース後にこの記事のアクセスが増えているのですが、特にこれまでの方針に変更はなく、単にAdobe Flash Playerの脆弱性が重なっただけだと思われます。
Adobe Flash Player の脆弱性対策について(APSB20-06)(CVE-2020-3757):IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
2020年2月14日時点では、Adobe Flash Playerを「32.0.0.330」にアップデートすれば動作するはずです。

 

手順:policies.json

  1. Firefoxのインストールフォルダを開く
    ※だいたいは「C:\Program Files\Mozilla Firefox」あたりだと思われます。
  2. distributionフォルダを開く
    ※もしなければフォルダを作成する
  3. policies.jsonファイルを開く
    ※もしなければファイルを作成する
  4. 下記の内容を書き込んで閉じる
  5. Firefoxを再起動する
  6. 以上

policies.jsonファイルの記述内容

「http://weathernews.jp」での設定例。必要であれば追記していく必要がある。ワイルドカード指定はできない。

{
  "policies": {
    "FlashPlugin": {
    "Allow": [
    "http://weathernews.jp",
    "https://weathernews.jp"
    ]
  }
}

 

 

これ以外にレジストリでの設定方法もありますが、わかっている人向けにキーだけ記しておきます。わからない場合は上記手順で設定しましょう。

キー:HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Policies\Mozilla\Firefox\FlashPlugin\Allow

設定値:

名前:適当な文字列

値:動作許可をしたい対象ウェブコンテンツのoriginを指定

コメント

  1. JWOL より:

    こんにちは。

    私の環境(Win7 x64、Firefox 69.0 Potable 64bit)では何故か policies.json は上手く作動しませんでしたが、レジストリの方はバッチリでした。

    多種のブラウザーでも設定できましたので暫くは快適に使えそうです。

    貴重な情報ありがとう御座いました。

  2. JWOL より:

    追伸:
    サブの Win10 Pro x64 でも同じくOKでした。

    もしかして policies.json ファイルにウェブ コンテンツのoriginを指定したら? と思って試してみましたが、やはり残念ながらダメでした。

    クロミウム系のブラウザーはレジストリ設定でワイルド カードが使えましたけど、ファイアーフォックスは使えないみたいですね。

    でも いちいちクリックする手間が省けるのであれば設定するのも苦になりませんし大助かりです。

    お世話になりました。

    • 管理人 より:

      ワイルドカード指定できないことを書き忘れていたので追記しておきました。
      ありがとうございました。

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