「Render It!」+「Play It!」への移行と使い方

Cities Skylines
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長くなったため、「Render It!」+「Play It!」への移行と使い方を独立した記事にしました。

 

「Render It!」+「Play It!」への移行についてのメモ

私が、「Ultimate Eyecandy」+「Daylight Classic」→「Render It!」+「Play It!」へ移行したときのメモを残しておきます。参考までに、私の環境は以下の状態です。

  • 移行前:Ultimate Eyecandy+Daylight Classic+Theme Mixer 2
  • 移行後:Render It!+Play It!+Theme Mixer 2

※事前に現在使っているマップテーマ及びLUTの名称くらいはメモするなどしておきましょう

 

移行手順メモ

  1. 「Render It!」+「Play It!」をオンにして起動すると、(特にDaylight Classicを導入していて今回外した場合)ピカピカで白飛びしまくった画面になる
    ※これは「Render It!」のせいではなく、Daylight ClassicのClassic sunlight intensityが無効になったため。
  2. Theme Mixer 2】での調整 ※前回までの設定が飛んでいるので再設定必要
    1. まず「Theme Mixer 2」の〔Themes〕でこれまで使っていたマップテーマを選ぶ
    2. 次に〔Color Correction〕でこれまで使っていたLUTを選ぶ
      ※なお「Theme Mixer 2」と同居している場合に、「Render It!」のLUT設定がバグって反映されなくなっている模様。後述
  3. Render It!】での調整
    1. ※Render It!及びPlay It!の両Modとも、デフォルトでは画面左下あたりにアイコンが並んでおり、右ドラッグで移動できる
    2. 「Render It!」のパネルの〔Profiles〕タブで「Add」ボタンを押すと「Steamユーザー名 – 年月日時分秒」というプロファイルが作られ、何故かやや光線量が減る
    3. Options〕タブに移り、Lightningのうち、中程にある「Sun」に関する項目で、「Intensity」をとりあえず半分くらい(3.0~4.0程度)まで下げる
    4. さらに同じタブのEnviromentのフォグを両方オフにする

これで大まかには以前の状態に戻るのではないかと思われます。各自の好み・環境により適宜読み替えてください。

 

以後の調整変更や使い方などのメモ

 

1.Play it!での調整変更

「Theme Mixer 2」機能のうち、〔Atmosphere〕及び〔Weather〕については、今後は【Play it!】で行う。※今まで「Ultimate Eyecandy」で行ってきた方も同様

  • 〔World〕:ゲームスピード、昼夜転換速度、時間指定など ※前二者についてはTheme Mixer 2がオンの場合には無効
  • 〔Weather〕:雨/雪の強さ、フォグの強さ、雲の強さなど ※フォグ表示有無についてはRender It!で
  • 〔Advanced〕:設定(表示やキーバインド)

 

2.Render It!での調整変更

描画調整変更については、今後は【Render It!】で行う

  • 〔Profiles〕:設定を命名して保存・切り替えできる
  • 〔Options〕:
    • Lightning:影のタイプや解像度、太陽光、月光、空
    • Colors:各時間帯別の太陽/空/赤道/地面の色設定
    • Texture:建物/ネットワーク/Prop/市民/乗り物/樹木について、それぞれのミップマップとテクスチャフィルタリングの設定
    • Enviroment
      • Fog:Static Fog/Dynamic Fogのオンオフ ※ここでバニラの霧がかったフォグを消せる。両方オフにすればすべてのフォグは消え、以降のフォグ設定も不要になる
      • 参考)影 – Unity マニュアル
    • Post-Processing
      • アンチエイリアス:(サンプル): ※画面上のドロップダウンで使用技術を変更して確認できる。ジャギーが気になる方は(環境にもよるが)TechniqueでTAAを選択すればだいぶマシになるのではないかと思われる。ただし被写界深度は無効化されてしまう。
      • バニラエフェクト:ブルーム及びトーンマッピング設定、LUTの選択など。
        ※なお「Theme Mixer 2」と同居している場合に、「Render It!」のLUT設定がバグって反映されなくなっている模様。この場合、まず「Render It!」でLUT Enabledをオンにした状態で、「Theme Mixer 2」側でLUT選択してやると反映される。ただし光線量が以前とかなり違うため、調整は必要。
      • 拡張エフェクト:アンビエントオクルージョン(サンプル)、ブルーム(サンプル)、カラーグレーディング設定(サンプル
      • 参考)Post Processing Stack – Unity マニュアル
  • 〔Advanced〕:キーバインド
なお選択肢としてRender It!でのフォグ消しを諦めれば(例えば他のModを探すなど)、「Theme Mixer 2」+「Play it!」という手もありえます。この場合、「Render It!」の機能が抜け落ちますが、それが我慢できれば色調整なども必要なくなります。

参考)The basic Render It! & Play It! guide – Google スライド ※英文スライドですが、グラフィック設定の違いが実例を上げて紹介されています。

 

Theme Mixer 2での調整変更

マップ全体のマップテーマ切り替えや、個別テクスチャなどの調整変更は、これまで通り【Theme Mixer 2】で行う → 「Cities Skylinesの「Theme Mixer 2」の使い方(マップテーマ)

 

※参考)Daylight Classicからの移行について

  • なお「Daylight Classic」を外すことが最大の見え方の違いなので、Daylight Classicをそのまま有効にしておくという選択肢もありますが、既に開発者であるBloodyPenguin氏がCitiesのMod開発から手を引いてしまったため今後の更新はほぼ期待できません。
  • またSteamワークショップのフォーラムでは、Daylight ClassicからRender It!への設定値移行についての試みも行われています。英語ですが、細かな設定をどうしても移行したい方は参考にどうぞ。Steam コミュニティ :: Render It! :: 掲示板

 

 

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