中東UAE(アラブ首長国連邦)のドバイで、プロペラでドローンのように空中に浮かぶ「空飛ぶ車」を、タクシーとして利用することを目指した初めての試験飛行が行われています。
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以前から実験を繰り返していたもので、5年後の実用化を目指しての試験飛行開始だということです。
ドバイで「空飛ぶタクシー」初の試験飛行 | NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170926/k10011156661000.html
運輸局の担当者は、「5年後の実用化を目指すための出発点だ。しかし、安全性の確実な確保に向けて警察との調整など、やることが山のようにある」と話していました。
ドバイでは渋滞が慢性化し、交通事故も大きな課題となっており、こうした先進的な取り組みが行われているようです。
なおドローンはドイツのボロコプター社が開発したもので、2人乗りのヘリコプターに似た形状で、屋根部分の大きなリングに18基のプロペラが付いています。
ドローンの最大飛行時間は30分。予備バッテリーなどのほか最悪の事態に備えてパラシュート2個が積まれるなど安全対策も講じられています。ボロコプター社は5年以内の運用開始を目指しているという。
今回の試験飛行は無人で行われたということです。
日本では相変わらず規制問題でジリジリと足踏みしている間に、世界ではどんどん次世代の乗り物が出てきますね。
まさか人口密集地で試験するわけにも行かないのは理解できますが、どこか埋立地や広大な土地が余っているところなどを幅広い特区にして、こうした先行研究を行うようになって欲しいものです。