アンケート調査結果の危うさ

ビジネスホテルチェーン国内最大手の「アパホテル」の宿泊満足度をめぐって、ビジネス誌2誌のアンケート調査結果が真っ二つに割れる珍現象が起きたようです。

アパホテルが満足度ランキングで1位と最下位、評価真っ二つの怪 日経デジタルマーケティング
http://business.nikkeibp.co.jp/atcldmg/15/132287/112900416/

「週刊ダイヤモンド」誌では満足度1位に、「日経ビジネス」誌では満足度は再開である35位になったというものです。

なぜ評価方法が割れてしまったかの解説は記事が詳しいのですが、何よりトランスコスモスアナリティクス副社長の萩原雅之氏の解説が問題の本質をわかりやすく説明しています。

ダイヤモンドの評価方法では、店舗数や宿泊経験者数の多いホテルの数字が高く出やすい。店舗数が多いアパホテルと東横インは当然宿泊経験者も多く、結果的に高得点になったのではないか。仮に1店舗あたりの得点を計算すると順位が大きく逆転し、アパホテルはワーストに近くなる

こうした調査方法による偏りについては仕方がないところがあると思いますが、調査結果については一般的にこうした解説など一切なく報じられ独り歩きします。

さらにその結果だけを恣意的に後追いで報じる報道機関も多いため、センセーショナルに取り上げられてしまうことも多いと感じます。

今回の場合だと、

  1. アパホテル、満足度調査で1位!
  2. 歴史認識事件で話題となったアパホテルが満足度調査で最下位

という見出しが想像できます。しかしいずれも矛盾しないし、それぞれ嘘も言っていない事になります。

結局、特にセンセーショナルに扱われる調査結果については、調査方法やそれにより偏りの影響などについて考慮することを忘れてはいけないということになるでしょう。

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