Cities: Skylines II の発表第一弾:アナウンストレーラー

Cities Skylines
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日本時間2023年3月7日AM2:00から開催された「Paradox Announcement Show 2023!」において、遂に「Cities: Skylines II」の情報が公開されました。

2023年6月12日、公式に「Cities: Skylines II」のトレーラービデオ(PRE-ORDER TRAILER)が発表されました。リーク画像についてはどうやら本物だったようです。別記事を参照してください

※一部公式ではない情報を含みます。その場合は正確性が担保されませんのでご注意ください。

更新情報:

  • 2023年4月5日:マルチプレイについて追記
  • 2023年3月7日:初稿、グラフィックエンジンについて言及あり

 

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公式サイト

発表

※Citiesの登場は最後、動画で28:00からです。まずCities(1)の8周年ビデオが流れ、その後31:00あたりからいよいよCities2のアナウンストレーラーが流れます。

 

開発元:Colossal Order

公式アウナウンス:Cities: Skylines II Announcement – Colossal Order Ltd

※発売時期などは書かれていません。
※パブリッシャーは言うまでもなく前作同様にParadox Interactiveです。

 

PC版Steam

Steam:Cities: Skylines II

※スペックも64ビットOSのみで、あとはすべてTBC(「to be confirmed: 未定)だらけで何もわかりません。
※大きな変化ではインターフェースの日本語にチェックが入っています。つまりリリース時に最初から日本語に対応しているということになります。前作では「英語、仏語、独逸語、スペイン語、ポーランド語、ポルトガル語、ロシア語、中国語、韓国語」の9カ国で、日本語はSteam表示では「サポートされていません」でした(コンソール版はスパイク・チュンソフトを通じて日本語化)。今回ラテンアメリカ系がスペイン語だけとなり、日本語とイタリア語が入ったということになります。

なお、対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|Sで、Xbox Game Passにも提供されます。

1では対応プラットフォームは「Windows / macOS / SteamOS + Linux」+コンソールだったのですが、2での対応プラットフォームは、SteamプラットフォームではWindowsのみ+コンソールのXboxとPS5のみとなっています。
All we’re able to confirm is it will be released on Windows PC, Xbox Series X|S, and PlayStation 5

 

アナウンストレーラー

アナウンストレーラーも公開されていますが、最初に「NOT ACTUAL GAMEPLAY(実際のゲーム画像とは異なる場合があります)」というお決まりの文句が表示されています。

いわゆる「画面は開発中のものにつき、実際の仕様とは異なる場合があります。」あるいは「画面はイメージです。」という注意表記と同じで、現時点においては妄想する以外ここからは何も読み取ることが出来ません。※例えUE5の映像だとしてもプリレンダ映像であって実機(ここではXbox X|S)のリアルタイムプレイ映像ではないということです。

 

 

 

その他情報

※以下は公式発表情報ではありません。プレスリリースなどから読み取った可能性はありますが、いずれにしろ公式発表ではないため、慎重に受け取る必要があります。

 

グラフィックエンジンについて(開発元確認)

開発元Twitterで言及がありました。「Cities: Skylines II is Unity based」ということでUnityエンジン継続で確定のようです。

MOD(アセットと呼んでいる物を含む)類などワークショップのコンテンツはすべて作り直しが必要と回答されています。またMODについては重要であると考えており、他のゲーム同様に奨励しており、今後さらなる情報を共有したいと回答されています。

Cities: Skylines II is an entirely new game. Workshop content will not be directly transferable but will need remaking or adaptions. Modding is very important to us and encourage it like with all our games. We will share more information about modding the game in the future.

・「じゃああのアナウンストレーラーは何だったの?」という意見が一部で出ているようですが、アナウンストレーラーはトレーラー(本来の予告編という意味)でしかなく、”2のコンセプト”をある程度示してはいるものの、実際の画面表示や機能を示しているのでは無いということではないだろうかと思います。それは最初に「NOT ACTUAL GAMEPLAY」と注記されている通りだと思います。
・もう少し噛み砕いて言えば、実際は2で使用されることはないUE5を使用した2発売をアナウンスするコンセプトムービーだった可能性が高いですが、開発元もあそこまで詳細に解析されるとは思ってなかったのではないか?ということです。しかし累計1200万本(近年だけで550万本の新規プレイヤー)という実績が示すように、今や街づくりゲームの最高峰となっていることは間違いないと思われます。その隆盛は主にワークショップクリエイターのおかげと言えますが、その自由度を提供しているのはベースゲームの懐の深さだと考えます。そうした事も含めて、プレイヤーの2に対する期待値が非常に高くなっているということだと思います。ただし海外有名プレイヤーが2021年に2のα版をプレイしたことがあるとも発言しており、2が決してコンセプトだけのものではないことがわかっています。
誤報を折りたたみます

『Cities: Skylines II』ついに発表、日本語対応。超人気街づくりシム、グラフィックが大進化し超リアル・壮大さで展開 – AUTOMATONの記事では、「なお前作のゲームエンジンはUnityが採用されていたが、今作はUnreal Engine 5で制作されているそうだ。かつてないリアルな街づくりが楽しめることを期待したい。」と書かれています。

ただこれは今年発売なので当然UE5採用ということでしょうか。これについては独自情報だと思われるので、現時点では注意が必要です。仮にUE5だとすると大半のMod類(アセットを含む)は作り直しということになりそうです。

海外のアナウンストレーラー深読み動画で、最初の方に登場するGOLDENガスステーションがあるのですが、あれはUEのアセットストアで$39.99(対応バージョンは4、5.0/5.1)で販売されているものだと喝破していた人がいました。

 

発売時期について

Game Pass adds Cities: Skylines 2 later this yearのサイトでは、明確に「later this year」(今年の後半に)と明かしています。※これも公式やSteamでは未発表の独自情報

開発元は2023年発売予定しか出してません(Colossal OrderさんはTwitterを使っています: 「Creating a city builder was our dream and now we are ready to take that dream one step further with Cities: Skylines II. Releasing on PC, Xbox Series X|S, and PlayStation®5 in 2023. Learn more 👇 」 / Twitter)し、同ツイートから飛んだパラドックス公式(Cities: Skylines II – Paradox Interactive)でも「Coming 2023」としか書いてません。

 

アチーブメントから判ること

既に(XBOX用の)アチーブメントが解析(Cities: Skylines II Achievements | TrueAchievements)されており、そこからいくつか読み取れる事柄があります。

  • Six Figures:Reach a population of 100,000. ※住民が10万人に達しました。50ポイント
  • The Size of Golf Balls!:Experience a hailstorm.(雹) / Out for a Spin:Experience a tornado.(竜巻) / Now They’re All Ash Trees:Experience a forest fire.(森林火災) ※DLC「Natural Disasters」相当の天災イベントがあるようです。
  • Everything the Light Touches:Unlock 150 map tiles in a single city. ※150のマップタイルを開放しました。150タイルということはModで開放できる最大81タイルのほぼ倍ということになります。これも50ポイント。ちなみに「The Explorer:Unlock 50 map tiles in a single city.」というアチーブメントもあるため、デフォルト50タイル以上は確定です。こちらは20ポイント
  • You Little Stalker!:Follow a citizen’s lifepath from childhood to old age.(ある住民の子供から老人までのライフパスをたどりました) ※何でしょうか?(コンソール版のドライブモードのような)住民にフォーカスすることでその人生を体験できるみたいなモードがあるんでしょうか。
  • Things Are Not Looking Up:Experience a rat infestation. ※ネズミの寄生を体験するというアチーブですが、伝染病的なものでしょうか。
  • Four Seasons:Experience all four seasons by building a city in a climate with a snowy winter.(四季を体験しました) ※(A列車のように)ゲーム内に季節の移り変わりが実装されるようです。逆に言えばゲーム内時間で1年経過するまでもなくゲームオーバーする可能性があるということも…

公開されているアチーブメントは、全部で40種、合計1,000ゲーマースコア分のアチーブとなっているようです。

 

マルチプレイについての考え方

開発元であるCOが、マルチプレイについての考え方を示しています。

「Cities: Skylines II」でいわゆるマルチ(マルチプレイヤー対戦機能)が加えられる可能性はあるか?という質問に対して、マルチプレイヤー対戦の機能を追加するには信じられないほどの開発期間とリソースが必要であり、私達COが目指しているコアプレイヤーエクスペリエンスが妨げられると考えています。と回答しています。

よく言われるのが、Citiesの成功要因というよりCitiesが受け入れられる余地があったのは、それまでこの都市づくりゲームのジャンルにおいて覇道的位置を占めていた「SimCity (2013)」が、マルチ機能にこだわったあまり頓挫したことが大きいと思われます。

特にここ数年のCitiesの伸びは素晴らしく、開発元であるColossal Orderの従業員規模から考えると、スペシャルヒットの部類に入ると思われます。Citiesの特徴として、マルチ機能などをばっさりと捨て去り、むしろワークショップとの連携を売りにしてじっくりと町づくりを楽しむという側面が大きいと思われますし、その作戦は見事に当たったと言えるでしょう。2015年発売のゲームながらそのアセットは日々ワークショップで公開され続けています。

その次作を開発開始するにあたって、その売りを敢えて捨てるという選択肢は恐らく無かったということだろうと思われます。はっきりと否定はしていないものの、コアプレイヤーエクスペリエンスなるものがそういうものに変わらない限り、「Cities: Skylines II」でマルチ対戦機能が搭載される可能性は相当程度低いのではないかと思われます。

 

メディア情報

日本メディアは、恐らく後追いで今のところは追加情報無しです。

日本語:

海外:

 

 

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