Cities: Skylines II、10月24日に発売(トレーラービデオからわかること)

Cities: Skylines II
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日本時間6月12日2:00より行われた「Xbox Games Showcase」で、「Cities: Skylines II」が登場し、今年2023年10月24日発売であることが予告されました。

※ただしSteam日本語ストア上の表示は「10月25日」となっています。日付は越すのかも知れません。
※眠気で誤字脱字や勘違いを含む可能性があります。また後でCS1で確認しようと思っていたらまさかパッチが入って起動確認できなくなりました。曖昧な記憶で書いている点はご容赦ください。

 

  • 2023年9月28日:PC版の要求スペックが変更されました。※なおコンソール版については2024年春に発売延期となっています。こちらを参照してください。
  • 2023年6月23日:Twitterなどでの公式回答を「その他の情報」に追記しました。
  • 2023年6月14日:公式の「Ultimate Edition」の画像と文章の一部が更新されていたので入れ替え。また「その他の情報」に主にTwitter情報などを追記しました。
  • 2023年6月12日:初稿

 

スペックやパッケージ内容などについては後回しにして、ゲーム画像だというトレーラービデオ(PRE-ORDER TRAILER)からじっくり見ていきます。

 

トレーラービデオ

 

冒頭に「ALL FOOTAGE CAPTURED  IN-GAME(すべての映像はゲーム内で撮影されたものです)」と誇らしげに流れます。確かにYoutubeでの公開トレーラーは4K画質で公開されています。

その後0:50までは、「Cities: Skylines」(区別するため以下CS1と略。次作Cities: Skylines IIはCS2と略します)でいうフリーカメラモードのようにUIの映っていない既に作られているマップの映像が流れ、徐々に建物などが消えていきます。

※またUIの写る画面での左上隅のメインメニュー及びツールバー、左下隅のチャーパーなどについては別記事「Cities: Skylines II のスクショリーク??」で扱いましたのでここでは飛ばします。どうやらリーク画像は(バージョンなどは不明ながら)登場する都市を含めて本物だったようです。

 

その後がいわゆるゲーム画面でUIも表示された映像が続きます。

地形ツールでならす場面

ツールは現在のものから想像できるようなツールですがアイコンが異なっており、均し方が何種類か切り替えできるようです。恐らくCS1と同じものだと思うのですが、やや表現が分かりづらかったのでアイコン表現を変えたのでしょうか。

道路ツールとタイリング

道路敷設ツールは明らかに進化しています。一気に街区全体を敷設できるツールが追加され進化したようです。さらに碁盤都市が捗りそうですね。

※ちなみによく見ると設置範囲を決める時に、カーソル部分に碁盤マークが見えます。後の曲線モード時は良く見えませんが、モードを示すアイコンが描画されて現在のモードがわかりやすくなっている可能性があります。

左側のツールオプション指定を見るとElevationツールが既についていたり、Snapping種類が何種類かあります。また中央ツールバーの道路種類を見ると、交差点のアイコン(インターチェンジ?)やラウンドアバウトらしいアイコンが見えています。これらを一気に敷設するモードがあるのでしょうか?

よく見るとツールバーの道路アイコンの下に3つの管が見えますが、Redditだとどうも上下水道、地下電線だと指摘している人がおり、そう言われればそう見えます。トレーラーで見える範囲では(橋を除き)どの種類の道路でもこの3つがセットになって敷設されるようです。高速道路は付いていない。

※ただしすべての電力線が埋没してしまうのではないらしく、地上に配置するものもあるようです。動画の1分3秒あたり橋をかけている場面で、左上に2種類の送電塔らしきものがあります。また下記の発電所の画面で、左右の両方に送電線鉄塔が確認できます。あくまで道路沿いについては送電機能を持つということかも知れません。とはいえわざわざアイコンに表示してるということは無い道路も当然あり、恐らくですが未舗装歩道ではそういう設備が無いとかなのでしょうか。Snowfall所持者だと暖房用導管はどうするの?と思ったでしょうが私も思いました。CS2では1つにまとまってしまったのか、別々に敷設するのか、あるいは凍結道路用の道路アセットが別途用意されているんでしょうか。

 

道路敷設を決定した直後。動画では樹木が自動的に伐採されて整地されています。また現在CS1では確か道路から4タイルが建設エリアになったかと思うのですが、6タイルが整地され建設可能となっています。1つ上の街区ごとの道路敷設時や、1つ下の曲線道路敷設時の画像でも中心点を基準にして6タイル分が影響範囲として描画されているようです。※当然道路接続が必要なものは道路からの奥行きとなるでしょう。

道路をよく見ると2車線道路で、それに対して6タイルが整地されるということになります。また公式情報で「マップタイルは441タイル(21×21?)になりますがCS1よりも1つのマップタイル自体は小さくなる」とされるため、どうもCS1での4×4タイルが6×6タイル相当に細かくなるということじゃないかと想像できたりもします。CS1では建物のサイズに対して道路のサイズが大きすぎるという指摘がありましたがそれも意識しているのかも知れません。

フリー曲線敷設モード

細かな段差や角度が表示されています。並行道路を簡単に設置できるパラレル敷設モードもあるようです。ただ気になるのは敷設後、このモードだと樹木が残っています。

また斜めに曲がっている部分に建設用のタイルが描画されていません。少し左上に見えている交差点にもタイル表示がないようです。もしかしてCS1の最新パッチでも追加された道路敷設時のゾーニングの切り替え機能的なものなのか、それともゾーニング(タイル)の概念がCS1と異なるのかよくわかりません。

街が発展するかのように変化する場面で、コレクター道路と街の碁盤とを接続する交差点が映ります。そこにはまるでIntersection Marking Tool(IMT)Modで装飾したかのようなきれいなレーンが描かれています。そういえば1つ上の曲線ツールで道路を敷いた後も、リアルタイムかつ自動的にレーンが描かれていることがわかります。

地区を設定する様子

次は地区を設定している画面で、ここでは住宅エリアを設定していますが、なんと3種類どころか6種類の塗り分けをするようです。これが2つずつで3段階の需要グラフに表示されるということでしょうか。

※Redditではアイコンを元に、左からそれぞれ一戸建て、長屋風(duplex townhouse)、中低密度、テナント+住居、中~高密度、高密度に相当するのではないかと推測する人がいました。

ここではツールバーの左のオプション切り替えボタンっぽいところにTheme(テーマ)としてEUとアメリカの国旗が見えます。スタイルが切り替えできるのでしょうか。

また注目したいのが画面右上で、タイル模様を見ると右上の交差点周囲はどうも地形の上下があるようなのですが、にも関わらず普通に高低差を感じさせずタイルが描画され建物が建っているように見えます。CS1では地形に沿った形でぐちゃぐちゃな公園ができたりしましたが、CS2ではやや扱いが変わるのかも知れません。例えば接続道路を基準にして自動的に整地されるなど。

高速道路

インターチェンジのランプ道路を敷設している場面ですが、高速道路と思しき道路のツールバーが写っています。選択しているのは1車線道路。その横に2車線、3車線、4車線、5車線道路と並んでいます。先程通常道路にあった水道管+電線らしい管はありません。このツールバーは後ほど橋を架けるシーンでも同じタブが選択されています。

インターチェンジの下を走る直線の2車線対向高速道路の左右に白いフェンスらしきものが見えます。奥側のフェンスのさらに向こうには同じ車線から分岐したランプが隠れており、鉄道橋の下をくぐって左上端で左上方向に消える高速道路に合流しています。ここにもちょっと厚みの有る白いフェンスが見えます。これらが自動(例えば半地下指定)で設置されるたぐいのものなのか、あるいはIMTみたいなツール機能があるのかは不明です。

※貼付したスクショだと切れていてかなり見づらいですが、後者つまり潜っている方のランプのフェンスは鉄道線路側の盛り土的なところに自動で付くわけではなく、どうもランプ道路の右側に擁壁らしいものをくっつけているようにも見えます。

オフィス地区

Redditや公式フォーラムで随分話題になった紫色の指定ですが、オフィス地区で確定のようです。

このオフィス指定にも2種類指定があるようでOffice BuildingとOffice Signature Buildingに分かれています。ここでいうsignatureとは特徴的な(目印となる)という意味のようです。わかりませんが、画面の左側にオフィスビルだけ「黄色で縁取られた六角形のアイコン」が付いている建物があり、それがそうなのかも知れません。

※ちなみにビデオには出てきませんが、ワークショップのスクショ8/8には居住区の同様の画面があり、それを見ると同様にRedidential BuildingとRedidential Signature Buildingに分かれています。

 

橋建設

橋を建設している場面です。左下の道路敷設オプションがパラレル設置モードになっているのが確認できます。”>||<” ”|<>|”というアイコンの間に2という数字が出ていますが、対向車線の間をどれくらい開けるかの指定でしょうか。

道路ツールでは橋を選んでおり、そこに通常の橋と、特徴的な外観の橋が入っているように見えます。CS1では通常時の道路が自動的に橋脚付きに変わってましたが、CS2では何か専用の設置モードに対応した橋アセットがあるのかも知れません。

この下4点の橋がベースゲームのものなのか、それとも「Bridges & Ports Expansion」なのかどうかわかりません。そういえば事前リーク画像にはブルックリン橋のような外見の橋もありました。

大学

既存の大学をアップグレードしています。これは左上ダイアログを見る限りでは簡素なもの(設置学部とそれに関連した研究開発などはなく、通学人数と職員数のみ)で、DLC「Campus」相当ではなくCS1ベースゲームでもあった大学相当なのではないかと思いますが、CS1のような建物だけではなく広々としたキャンパスが付属しているように見えます。校舎は何種類かにアップグレードができるようです。

この大学設置時にも、よく見ると右下の方の多層凸凹した地形が、大学建設時に自動的に整地というか、ややせり上がって整地されるように見えます。そういう整地設置モード的なものがあるのでしょうか。

斜めの道路でのタイル

問題の斜めな道路でのタイルのでき方ですが、特に画面左側の湾曲部分を見ると残念ながら基本的には道路に面した直交するタイルが有効になるようです。

ただ同じく画面左端を見ると、やはりCS1同様に道路に沿って(6幅分の)タイルが生成され、道路間の幅が狭くなる部分ではCS1同様にそれがせめぎあっている様子がわかります。タイルの考え方は、基本的にはCS1と変わらず、フォーラムなどで議論になっていたように、非直交部分には不自然な空白が残るという(要は道路に正対する正方形以外のタイルがないという指摘)ことになりそうです。これにこだわるプレイヤーは欧米圏に根強く居るようです。

ちなみにこの画像は先日のリーク画像4枚目の左手前にあった比較的ヤング層の多い低密度住宅(新興住宅街?)辺りを写しているものです。

トラム

次の場面ではトラム車庫を設置し、トラムが運行している様子が描かれています。

道路と接続する部分がマークが出ているようです。目立たないですが左下に切り替えボタンがあり、ここでもTheme(テーマ)としてEUとアメリカの国旗が見えます。

また画面左の交通機関ダイアログでは、各交通機関ごとの月別旅行者の人数、住民の利用者数が表示されています。また同様に貨物の表示も行われるようです。

次は路線概要画面のようですがこれも路線図が表示され、列車の走行位置が赤い四角でリアルタイムで反映されているのが確認できます。

更に個別の路線の詳細な画面です。路線で使う車両選択、路線が何キロあって何駅あるのかが表示され、さらにチケット価格や割当車両数がここでスライド指定できるようです。昼夜ごとのスケジュール切り替えもできるようです。

またトラム線路は画面中段あたりで左折していますが、この道路(要するに大学前の道路)は(DLC「P&P」で追加されたのと同じ)歩行者”優先”道路じゃないかと指摘されています。

住宅街

一瞬だけですぐ切り替わるのですが、住宅を一軒ずつどんな年齢構成なのかをチェックできるようです。

この建物では、15家族・計25人が居住しているようです。ご丁寧に左端に15家庭分アイコンが並んでいますが、何か個別にアクションする事があるのでしょうか?もっと多くの世帯が入居する高密度住宅の場合どうなるんでしょうか?

発電所

石炭火力発電所。これもアップグレードできるようです。

上で述べましたが、火力発電所の左右に電力を供給するような設備(部品)があり、そこから画面左上手側と、画面右上隅に向かって、それぞれ送電塔のようなものが配置されているのが確認できます。

情報画面

次は様々な情報画面が出てくるようです。

これは公害情報の画面。Air Polltion Souce、Traffic Air Polltionの他に風向風速も表示できるようです。風向きなどが悪いと煙などの公害が滞留しやすいとかあるのでしょうか。

ちなみにこの左下に見えているのは、先日のリーク画像4枚目の全景で手前の陸地中央辺りに見えていた列車基地ぽいところを逆方向から撮影したもののようで、左上隅あたりに鉄道車庫っぽい建物が見えています。確かCS1では鉄道車庫はなかったと思うのですが、CS2ではそれが有るようです。

警察の情報画面。現在のものとほぼ同じようです。

続いての2画面はいわゆる渋滞情報で、1枚目は交通の流れ(flow)、2枚目はさらに走行車両数(volume)に切り替え表示した画面です。1枚目右端上から入って来る道路は緑色で快適なようですが、2枚目を見ると車両数自体は多いことがわかります。またダイアログを見るとFlowについては6時間ごとにパーセンテージの変化していることがわかります。

この都市はリーク画像4枚目の手前の高層ビル群をやや右上に寄って撮影した画像のようです。

資源採集?

画面左上のダイアログにお馴染みの4資源が並んでいます。森林資源と農業土壌資源はRenewal Rateが表示されており、資源の再生速度的なものがあるのかも知れません。

ただしツールバーを見ると、見慣れないアイコンが増えています。ニワトリ、小麦、ニンジンまでが農作物で、次の綿?と木材が林業ということでしょうか、次の3種類が鉱業、最後が石油ということになるかと思います。

動画をじっくり見ると、円範囲が出てそれで指定することで採集エリアを指定しているように見えます。

ということは上の緑・青・黄色・紫色の4色アイコンの横にあるのは資源採集アイコン(第一次産業)的なもので、それがCS1では工業に一緒くたにされていた資源採集/採掘が別に切り出されたのかも知れません。加工工場だけが黄色の工業アイコンに入るのでしょうか?

ちなみにこの画像は、リーク画像4枚目の一番奥にある都市を逆側から撮影したもののようです。

※UbisoftのAnnoシリーズのような指定方法(採集範囲内の資源量に応じて採集量が変化し、中心点に採集設備が建設される)なのかも知れません。もちろん接続道路は必要ですが。あるいは林業だけがこの形式で、他の資源は別の方法で指定するのでしょうか?Annoシリーズだと、農業系は採集小屋を建てた後、その採集範囲内に3×4などの畑を設置することで一定時間ごとに収穫が行われる形式でしたが、上記画面を見ると1アイコンずつしか無いため自動的にそういう栽培/育成エリアが生成されるのかも知れません。
CS1でもバニラの特化工業の4資源と、DLC「Industries」の4資源とでうまく生産網の整理ができていなかったことを考えると、共通の資源化が望まれますがどうなるのでしょうか。

切り替わった画面ではUIが消えて上で建設した製材所でしょうか?切り出された木材を積んだトラックが走行している様子が映ります。※製材所設置時には時間(09:38)を停止しており、トラックが走行する画面では09:40とほぼ連続した時間を表現しているようです。

そして最後はカメラが引いていき、街全体が映し出されます。ここでもさりげなく四季をアピールしているように感じます。

最後に1分36秒から第一弾のアナウンストレーラーに映ったような非常に彩度の高い映像とCS2のロゴが流れるのですが、これ以降も本当にCS2の実機映像なのかはよくわかりません。

 

時間の流れですが、左下隅に「年月」と「時分」が表示されています。高速道路を敷設する画面などを見ると時計は時分を示しており、それがおおまかに2秒程度でゲーム内の1分が経過するような感じになっています。

 

その他の情報

非公式情報も含めて、(プリオーダートレーラーでわかること以外の)その他CS2に関する情報をまとめます。

FAQ1〔2023年6月20日〕

Development Diary #1: Road Tools | Page 3 | Paradox Interactive Forums

  • 道路構築ツールは他のネットワークに適用できるか?
    • 道路構築ツールは、線路や路面電車、地下鉄など他のネットワークに適用できます。
  • 高架駅はあるのか?
    • リリース時点で高架駅はありません。
  • 道路スタック時の支柱の位置は?
    • 道路をスタックした場合、下の道路の歩道または中央分離帯が自動的に広がって設置されます。
    • 柱の配置は動的で自動的に再配置されます(pillars adapt when you make changes to either the ground level road or the elevated one.)。
  • 交通事故の仕組み
    • 交通事故については来週の開発日記で説明します。
  • 自転車、速度制限
    • リリース時に自転車はありません。また道路の制限速度は道路種類に依存します。
  • ポケットカーについて
    • 住民は、自動車を使っている場合、必ず駐車できる場所を見つける必要があります。※つまりポケカーはやらないし、プレイヤーが駐車場を用意する必要があるということ。
  • 切土と盛土は鉄道でも利用できるのか?
    • 道路ツールはすべてのネットワークで機能します。

 

FAQ2〔2023年6月21日〕

Development Diary #1: Road Tools | Page 5 | Paradox Interactive Forums

  • 道路の幅について
    • 大きい道路はより広いスペースを必要としますが、道路のアップグレード方法を制御できるます。また小さい道路を大きい道路に変更する場合、左右どちらかのスペースを壊して確保することも出来ます。※CS1では両側に伸びていた
  • 平面交差点について
    • CS2では必要に応じてより自由に道路を分割したり、統合したり、側道を追加したり出来ます。
  • トンネルについて
    • トンネルはモデル化されておりブラックホールはありません。
  • PCスペックについて
    • Steamで公開されているスペックは、最新です。
  • モジュール式でラウンドアップを制作したい場合
    • 組み込みのラウンドアバウトで事足りない場合、一方通行道路を用いて作成することも出来ます。6車線道路や8車線道路にも対応しますが、それらに最小サイズのラウンドアバウトを適用することは出来ません。
  • 左側通行について
    • ゲーム開始時に左側通行を選択できます。また左側通行を選択したからといってマップに制限はありません。
  • 道路のテーマについて
    • 7月31日にはテーマについて開発日記を公開予定です。(そこで)アメリカテーマの道路ではないことを明らかにします。
  • 駐車場について
    • 高層駐車場、地下駐車場など様々なサイズや構造の駐車場があります。
  • 道路の最高速度
    • 最高速度は使用する道路に関連付けられますが、CS1よりもはるかに自由に速度を設定できます。(速度差がある道路の連結時に)それがどのようにマージされるかは、接続方法により異なります。
  • 道路のスタックについて
    • 下の道路に支柱を置くスペースがある限り設置可能で、歩行者優先道路を他の道路の上に積み重ねることも出来ます。
  • 横断歩道について
    • 横断歩道は、歩行者優先道路と道路を交差させることでどこでも追加できます。
  • 車線数について
    • (トレーラーでは6車線だけだったが)6・7・8車線の道路があります。リプレースでは別の種類にアップグレードするのと同様に、道路のセクションに追加されます。
  • 自動車/バス/トラムなどの窓に色はついているのか?
    • 車両には色付きの窓がついています。
  • セル(グリッド)のサイズや形状をコントロールできるのか?
    • セルは基本的に正方形であり、その正方形のサイズを制御します(The grid essentially fills in a square and you control the size of that square.)。道路はセル内に均等な間隔で配置され、どの程度狭くなるのかは道路のサイズにより異なります。

 

FAQ3〔2023年6月23日〕

Development Diary #1: Road Tools | Page 7 | Paradox Interactive Forums

  • 小さい道路について
    • 1セル幅の道路があり、車線と狭い歩道にちょうど十分なスペースがあります。
  • Modについて
    • ゲームのModについては、現時点では予定が決まっていないものの、今後詳細を公開する予定です。
  • 陸上交通の存在しない島型都市を建設できるか?
    • 基本は道路敷設から始めることになります。CS2では都市とエリアを調整するより多くのオプションがありますが、現時点で言えるのはこれだけです。7月17日の開発日記を楽しみにしてください。
  • ゾーニング機能
    • リリース時にゾーニングを切り替えるオプションはありません。
  • 道路敷設時のリプレース機能
    • 最初に必要なサイズの道路を敷設し、リプレースツールを使って輸送車線や樹木を追加します。これはセクションごとに行われ、側道および中央分離帯のある道路ではセンターを指定できます。
  • 並行ツール
    • 既設道路に適用することは出来ず、あくまで新規敷設時に利用するツールです。
  • リプレースツールでのバス路線・トラム線路の追加
    • どのレーンを置き換えることができるのかは事前に定義されています。もし一方向の軌道の場合、設置するサイド(往路側/復路側)を指定できます。
  • フェリーなどの交通手段
    • 利用可能な公共放送のオプションについては、7月3日の開発日記で明らかにする予定です。
  • 経路探索について
    • 経路探索については来週情報公開の予定ですが、住民が自動車を利用していない場合、必ずその自動車は駐車場に入る必要があります(cars have to park somewhere)。
  • CS2のDLCはコンソールとPCとで同じタイミングでのリリースか?
    • CS2はすべてのプラットフォーム向けに同時に開発されており、すべてのプレイヤーで同じコードベースと同じUIになります。CS1ではそうではなかったためコンソール版に合わせて調整する必要がありました。

 

 

プリオーダートレーラーの都市建設者はtwo dollars twenty?

海外のシティビルダーである「two dollars twenty」が、トレーラーを紹介しながら、それを語っています。

※英語だけどYoutubeの自動翻訳字幕でもある程度わかります。彼は過去にパラドックスで働いたことがあるそうです。当然ですがトレーラービデオを制作したわけではなく、そこで登場する都市を作成し、そのビデオやスクリーンショットを送ったのだと言っています。

パラドックスとコロッサルオーダーに依頼されて都市を制作したのは貴重な経験であり、機会を与えてくれた両社に心より感謝します(MASSIVE thanks to Paradox Interactive and Colossal Order for giving me this opportunity to build this city. I’m the luckiest $2.20 ever.)と述べています。

※実際にUIの写っている画面で、都市名が「New Dollarton」となっています。

また今週後半にこの経験を活かしてフォローアップビデオを作成する予定(This is my experience playing Cities Skylines 2 and building the city for the trailer. I plan to do a follow up video this week so please leave your questions below with the #qanda )だとも書いています。

当然かなり厳しいNDAを締結しているだろうため具体的なことは何一つとして話していませんが、その項目について話す時間の長さが、CS2での改善点について語っているように感じます。

 

ちなみにこれが「New Dollarton」のリーク画像

こちらがプリオーダートレーラーから抜粋した全体図(冬季)

同夜景

 

 

ゲームの説明文からわかること

Steamの公式ストアには次のような文面があります。

街がどのように成長するか、それもあなた次第です。ただし、戦略的に計画しましょう。あらゆる判断が影響を及ぼします。地元の産業を活性化させつつ、貿易によって経済成長を強化できるでしょうか?ダウンタウンの活気を犠牲にすることなく、居住地区を繁栄させる方法とは?街の予算のバランスを取りながら市民の必要や要望を満たすには、どうすればよいでしょうか?

気になるのは、「地元の産業を活性化させつつ、貿易によって経済成長を強化できる」であったり、「ダウンタウンの活気を犠牲にすることなく、居住地区を繁栄させる方法とは?」という箇所です。CS1では貿易という側面ではなく隣町から搬入するという感じでしたがそれがどうかわるんでしょうか。また後者については、CS1ではとにかく需要に応じて建設し続ければ住民がダウンタウンだろうが高層アパートだろうが居住してくれたのですが、もしかすると何か複雑な条件が加わるのかも知れません。それがあの3本の居住区需要バーに関連するのかも知れません。

またModコミュニティを歓迎するようなメッセージも書かれています。

成長を続ける都市建設者のコミュニティがあれば、MODを使って真に革新的な都市を建設する機会も広がります。そしてCities: Skylines IIでは、MODをさらに簡単に利用できるようになりました。

さらに簡単にとはどのような機能なのでしょうか?再起動せずともサブスクライブされたアセットが動的に導入できるようになれば、とんでもないくらい快適になるんですが。

 

また同時に届いたメールでは次のような文面が入っています。

A Dynamic World:
Pick a map to set the climate and biome of the city. These natural forces will shape the growth of players’ cities as they contend with rising pollution, changeable weather and seasonal challenges.

(意訳)ダイナミックな世界:
地図を選択して都市の気候と生物群系を設定します。 これらの自然の力は、汚染の増加、変わりやすい天候、季節の課題と闘いながら、プレイヤーの都市の成長を形作ることになります。

現時点では「biome(生物群系)」をどのような意味で使っているのかは不明ですが、一般的には「植物、動物、土壌生物の群集の類型を束ねる大分類であり、 植物の構成(樹木、潅木、草)、葉の形式(広葉樹、針葉樹)、密度(森林、サバナ)その他気候などの因子に基づいて定義」されるものだとされます。

CS1ではマップと気候により外見と温度こそ変化しましたが、暖房と道路メンテナンス以外でそれを大きく意識することはありませんでした。それがどのように変化するのか楽しみです。

 

今後の情報開示予定

今後も「Feature Highlights」と称して1週間ずつトレーラーなどの形式で情報を開示していく予定となっています。

  • 6月19日:機能 #1: 道路ツール
  • 6月26日:機能 #2: 交通 AI
    「成長する都市の交通管理はシティーズ: スカイラインの中核部分であり、続編では都市をより現実的で生き生きと感じさせる、より高度なシステムをお届けしたいと考えました。 」とあります。システムがリアルタイムに「渋滞」を判定して経路を変更する日が来るんでしょうか?
  • 7月3日:特徴 #3: 公共交通機関と貨物輸送機関
  • 7月10日:特徴 #4: ゾーンと特徴的な建物
  • 7月17日:特徴 #5: 都市サービス
  • 7月24日:特集#6: 電気と水
  • 7月31日:機能 #7: マップとテーマ
  • 8月7日:機能 #8: 気候と季節
  • 8月14日:特集 #9: 経済と生産
  • 8月21日:特集 #10: 市民シミュレーションとライフパス
  • 8月28日:機能 #11: ゲームの進行
  • 9月4日:機能 #12: サウンド & ミュージック
  • 9月11日:機能 #13: 映画のようなカメラ & フォト モード

#1の道路ツールはプレイヤーが興味の高いところであり、同時に#2交通AI、#3公共交通と貨物交通、#6電気と水などと好奇心を煽る内容が予定されているようです。また#8では気候と季節、#9で経済と生産など気になる項目も並んでいます。これらは思わせぶりな文章を見る限りどうもCS1との差別化要素にしてくるんじゃないかと思えます。楽しみにしたいところです。

 

対応プラットフォームについて

対応プラットフォームについては、現時点で明らかにされているPC(Steam)、PS5、Xboxの他に対応しないのか(例えばMac、Linux、その他のコンソールなど)という質問を見かけますが、濁す発言しか返していないように思います。

Colossal OrderさんはTwitterを使っています: 「@SimCityLimits Unfortunately, we don’t have a definite answer for whether or not Mac will be supported for Cities: Skylines II. What we do know at this time is that we support the already announced platforms and that we are not willing to close any doors on others.」 / Twitter

残念ながら、Mac が Cities: Skylines II でサポートされるかどうかについて明確な答えはありません。 現時点でわかっているのは、すでに発表されたプラットフォームをサポートしており、他のプラットフォームへの扉を閉めるつもりはないということです。

※言い切っていないのでモヤモヤしますが、現時点では言えないことも有るのかも知れません。

 

Xbox版のModの扱いについて

Xbox版のModの扱いについて、けっこうはっきりと言い切っています。

Colossal OrderさんはTwitterを使っています: 「@xaviqaddin As a general rule code modding is not available on console」 / Twitter

原則として、コードの改造はコンソールでは利用できません

Colossal OrderさんはTwitterを使っています: 「@GdPlasma @xaviqaddin Cities: Skylines has some assets on Xbox but no code mods」 / Twitter

Cities: Skylines には Xbox にいくつかのアセットがありますが、コード MOD はありません

※私はXboxはほとんど無知ですが、この回答が「アセットだけはある」という意味なのか、それも含めて無いのかは不明です。ただ「原則として(As a general rule)」という含みの有る言い方なので、絶対にないということではないのかなとあくまで個人的には思います

 

Cities: Skylines IIでは自転車はない

Cities: Skylines IIでは初期リリース時のバニラゲームにおいて、「自転車」がないことを公式が認めています。

Colossal OrderさんはTwitterを使っています: 「@VirtualGamerIN Unfortunately, we will not have bicycles at the release, but they haven’t been forgotten. Let’s see what the future brings once the game is released and we continue to evolve it.」 / Twitter

残念ながら、リリース時には自転車はありませんが、忘れられたわけではありません。ゲームがリリースされ、私たちがそれを進化させ続けたら、将来どうなるかを見てみましょう。

ということです。CS1でもAfterDarkで追加された要素であり、トレーラにもそれらしきものがなかったために予想されたことではありますが、早々に確認したようです。

 

マップタイル及びCPUマルチコア利用について

別記事「XboxWireのインタビュー記事に見るCitiesSkylines2の変化」でも取り上げていますが、CS2でのマップタイル総数は441だと明かされていますが、そのうち建設可能なタイルの実寸換算面積が 172 平方キロメートルであることも言及されています。

これについて尋ねた人がいるのですが、回答がついています。

Colossal OrderさんはTwitterを使っています: 「@flexiflex42 We will cover this in our upcoming development diaries, specifically Maps & Themes on the 31st of July and Traffic AI on the 26th of June.」 / Twitter

これについては、今後の開発日記、具体的には 7 月 31 日にマップとテーマ、6 月 26 日にトラフィック AI について取り上げます。

ということです。どちらも関心が高いテーマですが、7月31日にはマップ(タイル)について、また6月26日には交通AIについて語る中でこれらに触れられる可能性があります。

 

サポート言語一覧

これははっきりと言い切っています。スペイン語はサポートされないのかと問われて、対応言語一覧表を出しています。※Steamの言語一覧と同じもの

(1) Colossal OrderさんはTwitterを使っています: 「@nosoyfreak Spanish is one of the languages supported for Cities: Skylines II 」 / Twitter

スペイン語は Cities: Skylines II でサポートされている言語の 1 つです

ということは、これ以外の言語については(少なくとも現時点では)対応しないということだろうと思います。PC版日本語プレイヤーにとっては、デフォルトサポートになった点は福音です。これはCS1で日本人プレイヤーが開発元が考える以上に多かったこと、さらには日本人プレイヤーのコミュニティが構築されていたことが評価されたのではないかと個人的に思います。神乃木氏による日本風CCPが2本も出たことがそれを如実に示していると思います。またDiscord:CSLJapanを中心とした迅速な日本語化Mod対応が行われてきたことにも感謝を申し上げたいと思います。

※とはいえ、偉そうにこれを書いている私自身はほとんど何も貢献できていないどころかそれを享受しているだけの立場でしかありませんが。

 

Modコミュニティの継続

著名アセットクリエイターである「REV0」氏が、公式ツイッターに反応する形で今後もMod製作を継続すること、またCS2リリース日にたくさんの列車アセットが登場し更にリリース後にもたくさんの列車アセットが登場する(Lots of trains for release day and lots of train tracks shortly following)と予告しています。これは期待です。

REV0さんはTwitterを使っています: 「We’ll be modding, again.」 / Twitter

※これ以外にも、CS1アセットをCS2で利用できないこと、その他具体的な内容については語れないこと(恐らくNDA)などを語っています。

 

個人的な感想

このトレーラーが出るまでは「非直交な建物が建てられない」、「Modが揃うまではCS1の方が良い」などやや否定的な意見が見られたのですが、どうも現時点ではかなり好評の意見が多いようです。

CS1ではバニラのややコミカルな外見の建物が目立っていたのですが、それが大幅に現実的なテクスチャに変更されているのが目立ちます。またユーザーインターフェースも4Kにあわせてかなり細かいものに変更され、全体的にスタイリッシュな印象を受けます。

トレーラーに含まれるものがバニラゲームでどの程度実現されるのかは不明ですが、Ultimate Editionのシーズンパスで予告されている2024年第2四半期までに予定されているDLCなどを見る限りでは、四季の概念、道路敷設ツールの進化(NetworkMultitool相当のきれいな道路)、住宅などのより細かな地区指定、トラム、タクシー、フェリー、モノレール?などの交通機関、TLM相当な路線管理画面、建物のグレードアップ要素、資源採集での変化、拡大するマップタイル(最大441タイル)などはバニラゲームに織り込まれているのではないかと思われます。DLCで言えば「Snowfall」+「Industries」+やや「MassTransit」相当になるのかも知れません。人気DLCを抑えてきているようです。

※現時点で気づく不足している必須Mod機能としては、Move it!、LSM、Network MultitoolやIntersection Marking Tool、それにチート系Mod、Procedural Objectsなどが必須Mod群の機能を代替するものが現時点で確認できないようです。もちろん各個人で必須と感じるModは異なるでしょう。ただしここではスクショを貼っていませんが、インターチェンジを構築している場面で、下を走る高速道路に一部分だけフェンスがあるように見えます。まだ不明なANあるいはIMT的なツールがあるのかも知れません。

特に重要視したいのはCS1のDLC要素に加えて、CS2での差別化要素となる新機軸がどの程度用意されているかですが、それは現時点ではあまり見えてないように思います。四季や段階が増える地区指定、採集方法の変化などがどの程度ゲームとしての面白さにつながるのかというところですね。あと現時点での路線管理画面を見る限りでは交通機関での時刻表的な概念は(昼夜別しか)なさそうに思えます。

それらを差し引いてどこまでCS1で我慢できるのかと言うと、なかなか難しいラインに仕上げてきたなという気がします。恐らく今後も断続的にCS2の情報を出してくるでしょうから、それに対してどこまで平常心を保てるかは難しいかも知れません。

 

 

パッケージ種類など

冒頭のレーラービデオ(PRE-ORDER TRAILER)の他に公開されたのは、すでに先行予約が始まっているストアで、そこではパッケージ種類や価格、スペック情報が新たに明らかにされています。

 

2種類のパッケージ

2種類のパッケージが用意されており、Steam日本語ストアの価格では、

  • Cities: Skylines IIの予約購入:5,390円
  • Cities: Skylines II – Ultimate Editionの予約購入:9,690円

となっています。

 

「Ultimate Edition」

この「Ultimate Edition」は何なのかというと、「Expansion Pass」であり、次のように画像で紹介されています。

※14日、気づいたら画像と文章の一部が入れ替えられており、CCP2本およびラジオパックの名前が出ていました。

 

Cities: Skylines II: Ultimate Editionを購入すると、ゲーム本編とExpansion Passを入手できます。
これには、San Francisco Set、Beach Properties Asset Pack(2023年第4四半期)、コンテンツクリエーターパック2点(2024年第1四半期)、Bridges & Ports Expansion(2024年第2四半期)が含まれ、3つのラジオ局が各リリースに付属します(2023年第4四半期、2024年第1・第2四半期)。

San Francisco Set
サンフランシスコをテーマにしたセットが街に陽気な気分をもたらします。マッスルカーのガレージ建物、マッスルカーモデル5種、警察車両で、活気ある海辺の街を演出しましょう。セットには、街を象徴するゴールデンゲートブリッジと、そしてもちろんサンフランシスコのマップが含まれています。
Expansion Passの購入限定特典

Beach Properties Asset Pack
このアセットパックには、ウォーターフロントに活気をもたらすのに必要なものすべてが入っています。ぜいたくな海辺の住宅エリアを作れる膨大なアセットコレクション「Beach Properties」は、街のカスタマイズに新たな可能性をお届けします。

コンテンツクリエーターパック2点 (Urban Promenades/Modern Architecture)
それぞれ30種以上のアセットが収録されたパック2点で、街はさらに個性あふれるものになるでしょう。Cities: Skylinesコミュニティの人気クリエーター2名がそれぞれ制作を担当しており、コミュニティモッダーの才能と技術が見事に発揮されたパックとなっています。

Bridges & Ports Expansion
新拡張セット「Bridges & Ports」で、海岸にさらなる活気が生まれます!この新たなセットがあれば、街に活気ある港を作り、跳ね橋や灯台などの美しい新たな装飾を加えることができます。100種以上の新アセットと新しく追加される海運産業で、ウォーターフロントの風景を拡張し、楽しく新しい方法で街同士をつなげましょう。

ラジオ局3種 (Deluxe Relax Station/Soft Rock Radio/Cold Wave Channel)
BGMで街の雰囲気を演出しましょう!各ラジオパックには、新しい司会者のトークと60分間の楽曲が収録されており、新鮮な気分で都市建設をお楽しみいただけます。ラジオ局は各コンテンツのリリース時に付属します。

 

 

つまり

  1. ベースゲーム〔2023年10月24日〕に加えて
  2. 拡張パック「Bridges & Ports Expansion」 〔2024年第2四半期〕
  3. インスタントアンロック「San Francisco Set」 〔2023年第4四半期〕
  4. アセットパック「Beach Properties Asset Pack」 〔2023年第4四半期〕
  5. コンテンツクリエーターパック2点((Urban Promenades/Modern Architecture) 〔2024年第1四半期〕
  6. ラジオ局3種(Deluxe Relax Station/Soft Rock Radio/Cold Wave Channel) 〔2023年第4四半期、2024年第1・第2四半期〕

の以上が、含まれているということになります。シーズンパス的な考えで将来に発売される拡張パックなども含めて割引価格で手に入るということになります。

それが個別に買うと総額116USDになるのですが、まとめて22%OFFで89.99USD(日本円9,690円)になるということです。※あくまで購入予約ということになり、10月24日の発売時点ではこのうちベースゲームだけが手に入るということになります。

※ドル円107.67円計算の価格設定なので、現在円安傾向にある日本市場に随分配慮してくれているということになります(ユーロ/円でも現時点で1ユーロ150円)。割引のない総額の方は、個別の価格が未発表なのでわかりませんが、仮にこのレートで計算すれば割引前12,490円だということになります。ただしユーロ/ドルは現時点で1.07ドル程度なので、欧米圏でほぼ等価で販売するということになります。

これは迷うところですね。CS1で「Cities: Skylines Collection」というバンドル販売されるベースゲームがありますが、あれに少し近いのかも知れません。

今後発売予定である”拡張パック「Bridges & Ports Expansion」、インスタントアンロック「San Francisco Set」、アセットパック「Beach Properties Asset Pack」、コンテンツクリエーターパック2点”という上記2~5の内容がどんなものか、もう少し様子見をしたほうが良いかも知れません。

・なおコンテンツクリエーターパック2点について、「Urban Promenades」と「Modern Architecture」であるという情報がパラドックス公式(Cities: Skylines II – Paradox Interactive)に書かれています。

・※※両者ともに30個のアセットが含まれるということです。同様に、「San Francisco Set」は1ガレージ5マッスルカー(アメ車)、5種類のマッスルカー?、警察車両1台、ゴールデンゲートブリッジ、サンフランシスコをベースとしたマップ。また「Beach Properties Asset Pack」はビーチに隣接した高級住宅街のアセットと書かれています。※※ この情報の信憑性は不明です。
・ただ注意が必要なのは、「San Francisco Set」については”Expansion Passの購入限定特典”という文字が書かれています。それ以外にはこの注意書きが見当たらないのであとで買い足すこともできるでしょうが、「San Francisco Set」だけは限定商品のようです。気になる方は今後の情報に気をつけたほうが良いかも知れません。

あなたにとってこれらに4,300円分の価値があるならば、定価よりは割引されているのでお買い得ということになります。CS1からラジオも含めて全部買ってるよという方は迷わずUltimate Editionを予約すべきでしょう。

 

先行予約ボーナス:「LANDMARK BUILDINGS」

もう一つ、先行予約ボーナスとして「LANDMARK BUILDINGS」が付くと予告されています。

これは文章でも書かれており、

世界各国の有名なランドマークを元にした9種のユニーク施設で、街を特別なものにしましょう。Colossal Orderの本拠地、タンペレの地形をベースにしたマップも含まれています。

となっています。要するにランドマーク(ユニークビルディング)が9種類とタンペレの地形をベースにしたマップが1種類含まれるということです。こちらは予約さえすれば良いので、(恐らく)10月までに忘れずに予約を入れてゲットしましょう。

9種類の内容についてメールでは、以下のようになっています。

The landmark buildings include the London Eye, Notre Dame, National Gallery, Grand Hotel, Botanical Garden, Näsinneula, Xi’an Bell Tower, Sungnye, and National Diet.

(意訳)ランドマークとなる建物には、ロンドンアイ(観覧車)、ノートルダム大聖堂、(ロンドン)ナショナルギャラリー、グランドホテル、植物園(イギリスキューガーデン)、ナシンネウラ・タワー、西安鐘楼(中国)、南大門(韓国)、国会議事堂(日本)などがあります。

となっています。※ただし国名が書かれておらず、グランドホテルや植物園、国会議事堂についてはどの国の建物かは不明です。 ナシンネウラ・タワーはフィンランド、タンペレにあるナシンネウラ・タワーのことだと思われます。国名を含む詳細な施設は、10月11日の公式ライブ放送で明らかになりました。

追記:予約特典については、「Ultimate Edition」と通常版のいずれでも付与されるようです。

 

 

物理特典版:「Physical Editions」

パラドックスサイト(Cities: Skylines II – Paradox Interactive)の下の方に、「Physical Editions」という案内が出ています。

限定プレミアムエディションも予約受付中です。 スチールブック、ラッピングされたベース ゲーム、デジタル拡張パスが含まれており、両面描画可能な都市地図と夢の都市を計画するための特別にデザインされたペンがパッケージ化されています。

購入オプションは近日公開予定です。

そもそも日本語版が有るのかどうかもわかりませんのでご注意ください。

 

 

 

 

新DLC「Bridges & Ports」について

2024年第2四半期を予定しているというCS2第一弾の新DLC「Bridges & Ports」についてもう少し見ておきましょう。※つまりパラドックス基準だと来年2024年の4~6月に発売予定ということです。

新拡張セット「Bridges & Ports」で、海岸にさらなる活気が生まれます!この新たなセットがあれば、街に活気ある港を作り、跳ね橋や灯台などの美しい新たな装飾を加えることができます。100種以上の新アセットと新しく追加される海運産業で、ウォーターフロントの風景を拡張し、楽しく新しい方法で街同士をつなげましょう。

と書かれていますが、「100種以上の新アセット」というので大体の規模を想定してみると、主要なDLCを見ると次のようになっています。

  • Plazas and Promenades:建物33種類、道路(歩道含む)36種類=69種類のアセット
  • Mass Transit:建物22種類、道路20種類、乗り物10種類=52種類のアセット
  • Sunset Harbor:建物32種類、道路3種類:63種類のアセット
  • Parklife :建物など88種類
  • Natural Disasters:27種類、乗り物2種類

遊園地の遊具などアセットの数だけ見れば多いParklifeよりも多いということになります。

あと気になるのは「新しく追加される海運産業」という言葉で、CS1のDLC「Airports」で航空会社管理が加わったのを思い出す方も多いのではないでしょうか。これは上で出てきた「貿易」という言葉にも関連しそうな気がします。単なる輸出入だけではなく、なにか収益の柱となりうるものが追加されるのでしょうか。

 

 

システム要件

Steamの公式ストアも更新され、遂にスペックが発表されています。

※2023年9月28日に要求スペックが変更されました。

最低スペック

  • CPU: インテル® Core™ i7-6700K | AMD® Ryzen™ 5 2600X
    RAM: 8GB
    GPU: Nvidia® GeForce™ GTX 970 (4 GB) | AMD同等品
    OS:Windows® 10 Home 64ビット

推奨スペック

  • CPU: インテル® Core™ i5-12600K | AMD® Ryzen™ 7 5800X
    RAM: 16 GB
    GPU: Nvidia® GeForce™ RTX 3080 (10 GB) | AMD同等品
    OS:Windows® 10 Home 64ビット | Windows® 11
古い要求スペック情報を折りたたみます

最低スペック

  • 64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です
  • OS: Windows® 10 Home 64 Bit
  • プロセッサー: Intel® Core™ i7-4790K / AMD® Ryzen™ 5 1600X
  • メモリー: 8 GB RAM
  • グラフィック: Nvidia® GeForce™ GTX 780 (3GB) or AMD® Radeon™ RX 470 (4GB)
  • サウンドカード: TBC

推奨スペック

  • 64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です
  • OS: Windows® 10 Home 64 Bit | Windows® 11
  • プロセッサー: Intel® Core™ i7-9700K | AMD® Ryzen™ 5 5600X
  • メモリー: 16 GB RAM
  • グラフィック: Nvidia® GeForce™ RTX 2080 Ti (11GB) | AMD® Radeon™ RX 6800 XT (16GB)
  • サウンドカード: TBC

 

Windows10または11で動作し、CPUは比較的要求レベルが低いように思います。

ちなみにRyzen 1600Xは、2017年発売の14nmプロセス、48億トランジスタ、6コア/12スレッドのCPUです。

しかし特にGPUが、最低ラインはこれでいいとして、推奨スペックが本当にこれであの動画の街で必要なのかというとちょっと疑問ですが、公式発表スペックとしてはこれになるようです。最低と推奨の差が大きくあり、どうもレイトレーシングオンにするかが大きな違いになるようです。また最低と推奨の搭載メモリの差がかなり開いているため、テクスチャ精度はかなり大きく変更できるのかも知れません。あと意外なほど必要メモリ量が低いですが、これはあくまでベースゲームの話であって、CS2のアセットが公開されてサブスクライブするようになるとあっというまに不足するかと思われます。

※ただしトレーラーを見てわかるように、バニラゲームの建物アセットなどが、少しオモチャっぽかったCS1に比べてかなり高精細なテクスチャに変わっています。
(バニラゲームのテクスチャ精度はもちろん切り替えできるでしょうが)おそらくワークショップで公開されるユーザー制作のアセットも同様に高精細化するものと思われ、また息の長いゲームであることを考慮すると、あくまで現時点での個人的な意見ですが、この推奨スペックでは早々に力不足を感じるような気がしてなりません。ただし発売日以降に実際にゲームを起動してみないことにはなんともわからないため、早まってスペックを固めて購入すると後悔することになるかも知れません。

 

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