「Min」というブラウザが公開されていましたので、試してみました。
Min | A smarter, faster web browser
https://minbrowser.github.io/min/
日本語化
現在のバージョンは「1.6.3」で、残念ながら日本語化は行われています。
※ランゲージサポートの協力者を募っています。
設定画面
設定画面です。
アドブロック機能が内蔵で、一番上に配置されています。ダークモードは白黒反転した黒メインの色配置されたモードです。
検索エンジンはデフォルトでは「DuckDuckGo」になっていますが、「Google」や「Yahoo!」などに変更できます。
画面配置
起動してみると非常にあっさりした画面配置となっており、何より画面上部のメニューバーやアドレスバーあたりがスッキリしており、かなり縦幅が大きく取れるようになっています。
(WindowsではAltキーを押すことで)メニューも消えます。
新しいタブ
画面右端の「+」を押すことで、URL入力と検索バーを兼ねたテキストボックスが現れ、新しいタブを作ることができます。
2タブ開いた状態。
暗いほうが現在見ているタブです。
タスク
現在の作業状態を保存する機能もついています。
画面上部右端の「≡」(三本線)アイコンを押すと、現在見ているタブをタスクとして保存できます。ChromeやFirefoxの「OneTab」に似た機能ですね。
タスクとして保存すると現在のタブはすべてクリアされ、別の作業を開始できます。
保存されているタスクを選ぶとすべてのタブが復元されます。
まとめ
現時点では名前通り「Minimal」なブラウザとなっており、機能が少なく、ふだんからアドオンや拡張機能を使い込んでる人にとっては物足りないところが多いかもしれません。
ブックマーク機能なし、拡張機能なしと、現在ではブラウザの標準的とされる機能も殆どありません。
ただし画面を極限まで広く使えるところなどは、人によっては求めていたものかもしれません。
また「Browser Actions」という「!」の後に特定の文字列を入力することでブラウザの機能を呼び出す機能なども用意されており、慣れ親しんだ動作をキーボード主体で閲覧していくスタイルを想定していることがわかります。
今後の動向が気になるブラウザではあります。