南太平洋のソロモン諸島で、新種の大ネズミが発見されたようです。
CNN.co.jp : 新種の大ネズミ「ビカ」、ソロモン諸島で発見
https://www.cnn.co.jp/fringe/35107909.html
地元では古くから知られていたもので、住民は「ビカ」と呼んでいたようです。
研究チームは、ソロモン諸島のバングヌ島でビカを目撃したということです。
体重は900グラム前後、体長は約45センチ。
熱帯雨林の樹木に生息しており、リスとポッサムの中間のような姿で大きな後ろ足で木の枝を伝って歩き回るといいます。
伝承によれば、2本の前歯でココナツの殻を破って穴を開けることができるといいます。
ただし既に数が少なく絶滅寸前で、今回の発見によって国際自然保護連合(IUCN)の「レッドリスト」でビカを絶滅危惧種に指定することが可能になり、保護が行えるようになるということです。