新元号「令和」の典拠

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新元号「令和」の出典は万葉集だということです。

出典は万葉集の「梅花の歌三十二首并せて序」の「于時、初春令月、氣淑風和、梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香(時に、初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す)」から採られたと説明されました。

于時、初春令月、氣淑風和、梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香

読み下し:初春(しょしゅん)の令月(れいげつ)にして、気淑(きよ)く風和(かぜやわら)ぎ、梅は鏡前(きょうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香(こう)を薫(かお)らす

意味:
・時に、初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す
・時は初春の良き月、空気は美しく風も和やかで、梅は鏡前で装うように白く咲き、蘭は身に帯びた香りのように香っている

この序文の書き手は、山上憶良とも言われますが不明です。

なお、元号に使われる文字として、「令」は元号初登場、 「和」は20回目となります。

コメント

  1. […] https://00.bulog.jp/archives/6683 梅花の歌三十二首并せて序 (万葉集巻五)天平二年正月十三日に、師(そち)の老(おきな)の宅(いへ)に萃(あつ)まりて、宴会を申(ひら)く。時に、初春(しよしゆん)の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和(やはら)ぎmanyou.plabot.michikusa.jp […]

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