「Cities Skylines II」導入Mod&アセットの紹介

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「Cities Skylines II」導入Mod&アセットの紹介です。

  • Modの数が増えてきたため探すのが面倒くさい人向けに困っている事例別のMod索引を用意しました。ページ下部の「Modを使ったテクニックなど」を参照して下さい。
  • 長くなってきたため個別のMod解説記事を分けました。このページではスクリーンショット枚数なども限られるため、詳細な使い方については個別解説記事を参照ください。

 

さすがにページが長すぎて閲覧に支障をきたしてそうなので、ページ分割を行いました。

  1. 1ページ目:「全体的な注意事項」、「共通ライブラリ系」、「システム系」、「グラフィック・表示系」、「都市情報表示系」
  2. 2ページ目:「アセット・オブジェクト系」、「道路・交通系」、「マップ・天然資源関連」、「シミュレーション変更系」
  3. 3ページ目:「Modインストール方法」、「Modを使ったテクニックなど」、「Modのトラブル解決」

 

【disclaimer:免責事項】
・公式Modサイトやインストール方法などの情報も取り扱いますが、それは決して閲覧者に公式Modサイトや公式Modの利用をオススメや強制しているわけではなく、あくまでそういう情報があるというニュースとその情報源を差し示しているだけに過ぎません。
リンク先の閲覧及び利用に関しては当然ながら完全に各個人の自己責任になりますそこで何らかの障害が起こったり、あるいはあなた(及びあなたの関係者)の資産が仮に損害を受けたところで、それはあなた自身の責任においてあなた自身が実行した「あなた個人の行動の結果」であって、(開発・販売元はもちろん、私を含め)誰も補償などはしてくれません
Modの中には危険なものも含まれており、そうしたものを導入するとあなたの機器に損害を与えたり、あるいはあなたの個人情報(アカウント情報をはじめとして、金融情報などセンシティブな情報を含む)を盗まれる可能性もありえます。それを判断するのはあなた自身であり、判断基準としてはソース公開の有無や、使用者数(サブスクライブ数)、有名なMod開発者/メンテナーが関与しているか否かなどで判断するしかありません。また常に利用Modに関する情報に注意する必要があります。
開発者や協力者に対する敬意と最低限の礼儀
・特にCS2になって以降、まるで子どものように何かあれば開発元や販売元のせいにして騒ぎ立てる傾向が目立ちますが、特にModに関しては公式ストア・非公式ストアに関わらずすべて自己責任です。ましてやMod開発者に暴言や文句を言ったりする傾向まで出ていますのでその点は注意が必要だと思います。
・Mod開発者は金銭的な見返りを求めて開発しているわけでもありません(フルタイム勤務で製作・保守しているわけではない)。あくまで余暇時間に主に自分のためにMod開発・保守を行ったものを公開してくれています。もしそういう事情を飲み込みもせずに自己中心的な子どもみたいな対応が続くようなら、場合によっては日本語だけ言語/サポート対応しないなどの可能性も十分ありえます。
・不必要にへりくだる必要はありませんが、くれぐれも開発者や協力者に対する敬意と最低限の礼儀を忘れないようにしましょう。クリエイターや協力者は、無償のサポート窓口でもあなたのお母さんでもありません。対等な対応を求めるならば、最低限の行動は当然必要です。ここで赤色/黄色バックにくどくど書いているような事柄は、本来各自が当たり前に行うべきことだと思います。
パッチ適用時の注意
・ゲーム本体にパッチが当たると、Mod類が動作しなくなる可能性が高いです。起動時にエラーが出たり、あるいは起動しなくなった場合は、一時的にModを無効化したうえでゲームを起動するようにしてください。導入する際は、必ず無効化する知識を付けたうえで導入作業を行うようにしてください。
・またシミュレーション系Modは、ベースゲームが変更されると影響を受けやすいのは当然で、該当カテゴリーの修正が入った際にはまっさきにModとのバッティングを疑うことも必要です。

・パッチ適用時に「Modを前提としたセーブデータがロード/プレイできない」などという戯言は誰も相手にしてくれません。それは公式ストアだろうが非公式ストアだろうが、Modを導入すれば必然と負うべき自己責任です。バニラゲームで動作する、ある程度の規模のいわば「バニラデータ」のようなものを常に用意しておいたほうが良いのは言うまでもありません。
バックアップの勧め
必ずセーブデータのバックアップを取りましょう。インストールする際も、アンインストールする際も、必ずセーブデータのバックアップを取るようにしてください。ゲーム本体は再インストール可能でしょうが、あなたのプレイ結果であるセーブデータは、自ら保存する必要があります。万一失われたとしても誰も補償してくれません。
セーブデータの分離
Mod非使用のデータとは完全に分離して別系統にして保存するようにしましょう。いつ何時Mod使用ができなくなるかは誰も保証してくれませんし、パッチが当たれば毎度祭りになるのは同じことです。Modが使えなくなったからと言ってセーブデータが読め込めなくなったり、シミュレーションに不都合が出たりしても、決して泣き言を言ってはいけません。

注意書き(最終更新:2025年3月22日)

2025年3月22日:ZoningToolkitを削除しました(その後3月30日に更新がかかりましたが)。

・Mod更新や作者からの応答がないものの、私が勝手に怪しいと思っているものについてここにまとめて記しておきます。Mod一覧を修正するまでには至らないけども、修正予定のメモ書き的な前倒し情報です。言い換えれば要注意情報です。これらのModを信用しているといつの間にか使えなくなる可能性が高いと、私が感じているMod一覧です。
・けっきょくシミュレーション系Modは、ベースゲームが変化し続けている現在は動作的に怪しいのが多いということです。
※はっきり書いてしまうとシミュレーション変更系はよほどのバグじゃない限り使わないほうが良いのですが、そのワードで調べる方も多いため書かざるを得ないという事もあって載せており、心苦しいところではあります。
※作者もDiscordなりで発言なりしてくれると助かるのですが、公開後まったく何も表明したりしない作者の場合、いつのまにか互換性がなくなり、いつのまにかModが不要になったり、あるいはゲーム動作に障害を起こしたりするようになるので困りものではあります。要するにゲームから離れてしまったということです。もちろん作者が責められることでは全くありません。
  • Achievement Enabler、Abandoned Building Remover、SchoolCapacityBalancer、Depot Capacity Changer
    • 作者Wayz氏に動きがありません。いくつかで互換性がないとの報告もあります。
    • なおEnable Achievementsという名前も機能も似たようなModが登場しましたが、ソースコード公開されていないため注意が必要です。2025年2月23日に確認しましたがまだソースコード公開されていません。そんな隠すようなコードでもない気がしますが公開する気がないのでしょう。※Modライブラリが変更になってるかも知れませんが、要点はachievementsEnabled = trueしてるだけです
  • Magical Garbage Truck、Magical Hearse
    • これらも作者Wayz氏のうち除去するタイプのMod。遂に2024年のDetailer’s Patch #2(パッチ1.2.0f1)で動作しなくなったようです。
  • Magic Taxi
    • Phanionx氏も動きがありません。1.2.5f1でまったく動作しない(タクシーが大量発生する)ようになりました。
  • Postal Helper
    • 削除予定に入れています。数十万都市で検証したわけではないですが、数万~十万レベルの都市だと郵便バグは解消されたのではないかと思います。
      「いや俺の街じゃまだ直ってないんだけど」と言う人は、この投稿「I figured out the problem with Mailing/ Postal Service. Comment in description. : r/CitiesSkylines2」を参考にしてみてください。要点はコメントにある「貨物列車ターミナル/貨物港/空港の隣に仕分け施設を 5 つ追加しました。これまでのところ、貨物ポイントに未仕分けの郵便物が 40 トン以上なく、郵便物の処理がオレンジ色になっていることに気づきました。」が参考になるでしょう。
  • Traffic Simulation Adjuster
    • これも最終更新が2024年5月
  • NoDogs
    • Skyveで互換性がないとマーキングされていますが、どうも動作しているように思います。ただし作者のNoel2氏(他のModも含め)に動きがありません。
  • Traffic Lights Enhancement Alpha
    • Trafficに機能統合を完了してくれれば良いのですが、未完了状態のままずるずる来ています。レーンコネクタは既に移行されましたが、信号設定がまだ残っています。なお高度な信号管理ツールについてはTraffic Modですでに製作中なのですが、結構時間がかかっています。
    • C2VMTLE氏は活動中で、TLE AlphaとTLE 0.3プレビューのみが1.2.3F1と互換性があります。 TLE Canaryは現時点で提供する新しい機能がないため、更新されません。
  • PreservePhotoMode
    • SkyveではLuminaに切り替えるよう警告が出ています。PreservePhotoMode自体は2024年3月の最終更新で止まっており、なおかつ移行先のLuminaは作者意向によりParadox Modsから引き上げられてしまった宙ぶらりんな状態です。

変更履歴

  • 2025年3月22日:Extra HotkeysのKS Extra Hotkeysへの管理者変更について記載。ZoningToolkitを削除しました→「Advanced Road Tools」へ。「Compass」について1.2.5f1で動作しなくなったため折りたたみ。→更新されました
  • 2025年2月20日:アセット・オブジェクト系に「Advanced Road Tools」を追加しました
  • 2025年2月5日:アセット・オブジェクト系に「Zoning By-Law Builder」を追加しました。
  • 2025年1月11日:都市情報表示系に「Carto」および「OSM Export」を追加しました。Cartoについては、別記事「「Carto」の使い方」にもまとめました。
  • 2025年1月9日:都市情報表示系に「Improved Building Level Info View」および「Resource Locator」、「Building Use」を追加しました。
  • 2025年1月8日:上に「注意書き」を追加しました。
  • 2025年1月6日:システム系に「Speech Free Radio」を追加しました。
  • 2025年1月4日:
    • 「All Aboard! (Faster Boarding Mod)」および「Realistic Parking」および「PedestrianPathfinding」を交通系からシミュレーション系に移動しました(少し分類を間違っていました)。
    • 「交通系」を「道路・交通系」に変更しました。また「道路・交通系」および「シミュレーション系」でのModの並べ替えを行いました。
  • 2025年1月3日:システム系に「Asset UI Manager」を追加しました。
  • 2024年12月15日:交通系に「Road Wear Adjuster」を追加しました。※ついでに「RoadWearRemover」の修正
  • 2024年12月14日:都市情報表示系に「City Controller」および「HideBuildingsNotification」を追加しました。
  • 2024年12月14日:全体的に見直しました。
    • Anarchy Modに機能取り込みされたExtended Road Upgradesを削除しました。
    • 現時点でPDX MODS未移行のTweakUI、TreeWindController、SpeedLimit、ServiceVehicleAI、CityPlayerTrafficCustom、Whiteshark Cheat Overhaulを削除しました。
    • 地価調整系ModLand Value Overhaul、Land Value Heatmapを削除しました。既に地価問題は解決していると思われます。
    • 2024年12月のDetailer’s Patch #2(パッチ1.2.0f1)で複数のModに「破損」タグが付けられており、また複数のModにバージョン互換性の問題である「警告」タグが付けられています。「破損」タグについては2Modに記載をしましたが、「警告」タグは多数存在するため記述していません。恐らく作者がCities Skylines IIから離れてしまった可能性もありますので、1週間程度様子を見た上で削除する予定です。ベースゲームの修正が何度か入った関係で、シミュレーション調整系のModは無用になっている可能性が高いです。
以前の情報を折りたたみます
  • 2024年12月6日:アセット・オブジェクト系に「Zone Organizer」を追加
  • 2024年9月30日:「Weather Plus」が開発を停止し、「Time and Weather Anarchy」への移行が推奨されたため、このModリストから削除。
  • 2024年9月2日:システム系に「Scroll Through Assets」を追加 →1.1.8パッチでベースゲームに同機能実装のため不要になったため削除。
  • 2024年9月1日:「No Pollution」Modの変更内容を反映
  • 2024年8月31日:グラフィック・表示系に「Time and Weather Anarchy」を追加。また動作が怪しいと感じた「Weather Plus」および「Nice Weather」を折りたたんでいます。
  • 2024年8月26日:システム系に「Performance Monitor」を追加
  • 2024年8月23日:システム系に「Extra Hotkeys」を追加
  • 2024年8月15日:アセット・オブジェクト系に「Recolor」を追加(別記事に詳細
  • 2024年8月12日:交通系に「All Aboard!」を追加、Move Itに追記(別記事に詳細
  • 2024年8月11日:交通系に「Realistic Parking」を追加。また「ZoningToolkit」のカテゴリがふさわしくないためアセット・オブジェクト系へと移動しました。
  • 2024年7月29日:システム系に「Compass」を追加。メンテナンス放棄されたようですので「Gooee」を削除しました
  • 2024年7月28日:シミュレーション系に「Trading Cost Tweaker」を追加。529Tilesの説明をエコノミー2.0後向けに修正
  • 2024年7月20日:都市情報表示系に「City Stats」を追加
  • 2024年6月27日:「Gooee」の注意書きを追加 ※現在ゲーム起動を阻害している主要因となっています
  • 2024年6月26日:エコノミー2.0対応の「529Tiles」を更新、その他「Anarchy」、「Better Bulldozer」、「Traffic」についてはMod解説記事を追記修正
  • 2024年6月19日:「529Tiles」に注意書き追加
  • 2024年5月26日:グラフィック・表示系に「Zone Color Changer」を追加
  • 2024年5月23日:交通系に「Stiffer Vehicles」を追加
  • 2024年5月18日:グラフィック・表示系に「Car Variation Changer」、「SunGlasses」を追加
  • 2024年5月16日:グラフィック・表示系に「Toggle Overlays」を追加
  • 2024年5月11日:アセット・オブジェクト系に「ExtraDetailingTools(EXTRA3.0)」を追加
  • 2024年5月8日:交通系に「TransitCapacityMultiplier」を追加
  • 2024年5月7日:シミュレーション変更系に「Traffic Simulation Adjuster」を追加
  • 2024年5月6日:シミュレーション変更系に「Hard Mode」を追加
  • 2024年5月4日:交通系に「Traffic(TM:PE後継)」を追加
  • 2024年5月2日:システム系に「AdvancedSimulationSpeed」を追加
  • 2024年4月28日:最近のMod更新を反映しました。共通ライブラリ系に「Asset Icon Library」を追加
  • 2024年4月26日:シミュレーション変更系に「MagicTaxi」を追加
  • 2024年4月24日:システム系に「mio Hotkeys Mod」を追加 →削除しました
  • 2024年4月22日:Skyveの下(システム系の上)に「Simple Mod Checker」、シミュレーション変更系に「NoDogs」、システム系に「First Person Camera Continued」を追加 ※最近更新Modのスクショなどを追加
  • 2024年4月18日:アセット・オブジェクト系に「Asset Variation Changer」を追加
  • 2024年4月17日:グラフィック・表示系に「Nice Weather」、シミュレーション系に「Postal Helper」を追加
  • 2024年4月16日:交通系に「TransportPolicyAdjuster」、「TLE IMod Test(TrafficLightsEnhancement)」を復活、シミュレーション系に「No Pollution」を追加
  • 2024年4月13日:グラフィック・表示系として「RenderMastery」、「PreservePhotoMode」を追加、「ColorAdjustments」を復活
  • 2024年4月10日:グラフィック・表示系として「BetterMoonLight」を追加、合わせて「Weather+」、「Water Visual Tweaks」、「AlphaDLSSEnabler」、「ColorAdjustments」をグラフィック・表示系に移動。
    「Find Stuff」、「UltimateMonitor」、「ExtendedTooltip」、「ExtendedHotkeys(ホットキー拡張)」、「FirstPersonCamera」、「RealisticDensity」、「LegacyFlavour」、「NoUniqueBuildings」を削除(削除した理由は2024年4月の記事を参照)
  • 2024年4月5日:交通系に「ConfigurableElevatedRoad」、シミュレーション変更系に「Weather+」、マップ・天然資源関連に「Water Visual Tweaks」を追加
  • 2024年4月3日:シミュレーション変更系に「Land Value Overhaul」を復活
  • 2024年4月2日:共通ライブラリ系の「Gooee」、都市情報表示系の「ExtendedTooltip」、「LegacyFlavour」、アセット・オブジェクト系の「Find Stuff」、シミュレーション変更系に「RealisticDensity」を復活
    ※並び順変更など:アセット・オブジェクト系の順番を同種のもので並べ替えました。「Magical Hearse」「Magical Garbage Truck」については、入れるところを間違っていたためシミュレーション変更系へと移動しました。
  • 2024年4月1日:アセット・オブジェクト系に「Find It」および「Extra Networks and Areas」、シミュレーション変更系に「Time2Work」、システム系に「FirstPersonCamera」、都市情報表示系に「UltimateMonitor」をそれぞれ追加
  • 2024年3月30日:都市情報表示系「Employee Tracker」の名称変更(Cim Route Highlighter)および内容追記、交通係「Extended Road Upgrades」が公式移行したため復活
  • 2024年3月29日:都市情報表示系に「Employee Tracker」、交通系に「ZoningToolkit」を追加
  • 2024年3月27日:”アセット・オブジェクト系”を前に移動、”シミュレーション変更系”を一番後ろに変更しました。混乱を避けるため公式Paradox Modsに移行できてないModの説明を折りたたみました。
※Paradox Mods移行前後の情報を折りたたみます
  • 2024年3月26日時点公開Mod(26日午前1時確認):Skyve、Move It、Anarchy、Achievement Enabler、FPS Limiter、Abandoned Building Remover、School Capacity Balancer、Magical Hearse、Magical Garbage Truck、Image Overly、Line Tool、529 Tiles、Map Texture Replacer、Free Range Camera、Plop the Growables、Image Overlay、Unified Icon Library、Historical Start、Adressed and Names、Extend Transport Manager、Extra UI Screens、Tree Controller、Better Bulldozer、Water Features、ExtraLandscapingTools、ExtraLib、Preserve Photo Mode、Road Wear Remover、Brush Size Unlimiter、I18n EveryWhere、Population Rebalance、SignatureFix、Scene Explorer、Diamond City Radio、ExtendedRadio、ZoningToolkit、Realistic Building Occupancy [Beta]
  • 2024年3月26日:「Plop the Growables」「Achievement Enabler」を追加、公式Paradox Mods公開状況更新、公式Paradox Modsへのリンクを追加
  • 2024年3月26日:公式Paradox Modsオープン。Paradox Modsでの公開Modについては、当分の間、上記「公式Paradox Mods公開状況」にまとめて記載していきます。もしかすると以下の各Modの説明内容もParadox Modsへの公開に当たって修正・変更され矛盾する内容になる可能性もありますが、随時修正していく予定です。

※以下は非公式ThunderStoreで公開されていたModの更新情報です。

  • 2024年3月22日:”公式Paradox Mods公開状況”を追加、「Extend Transport Manager」を追加
  • 2024年3月20日:「Skyve」「Move It」「FPS Limitter」「Magical Garbage Truck」を追加 ※※3/25公開のParadox Modsで利用可能になる予定
  • 2024年3月10日:「Gooee」のv0.0.7、「FindStuff」のv0.0.10、「ExtendedTooltip」のv1.11.0対応を追記
  • 2024年3月8日:「Land Value Heatmap」を追加
  • 2024年3月6日:「Population Rebalance」を追加
  • 2024年3月5日:「RealisticDensity」に追記
  • 2024年2月28日:「PloppableRICO」に追記
  • 2024年2月26日:「UltimateMonitor」のv1.2.0対応を追記
  • 2024年2月24日:「RoadWearRemover」、「AbandonedBuildingRemover」、「Magical Hearse」を追加
  • 2024年2月23日:「UltimateMonitor」を追加
  • 2024年2月21日:「Whiteshark Cheat Overhaul」を追加、「Find Stuff」に追記
  • 2024年2月17日:全体的に加筆修正、スクショなどを追加
  • 2024年2月15日:初稿
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全体的な注意事項

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掲載方針

このページへの掲載の方針は、Modの中身が気になってサブスクライブして機能などを確認したものが中心で、それ以外にもこれは注目されそうだなというのも一部載せてます。個人の主観で、★★★はいわゆる定番系の重要Mod、★★は好みにより入れたほうが良さそうなMod、★は今後注目のModに付けています。その中でも自分自身で常用しそうなModについては、個別Modの紹介ページを作っていきます。

各自で安全性など判断の上で導入是非を判断してください。似たような機能のModを取り上げているところもありますが、これは現時点ではどっちがどうなるかわからないためで、「そういや似たのあったよな」という個人的な備忘録もかねています。

Mod全般の説明など

特に公式においてはアセットやコードModなどModストアで公開されるものすべてを”Mod”と表現しますが、当サイトで”Mod”という場合はいわゆるコードMod(何らかの機能を提供するプログラム)を指し、建物や車両などは”アセット”という呼び方をします。これはシティーズスカイラインを含めたコミュニティ慣習に従うものです。

※別に公式の分類が間違いだということではなく、「Cities Skylines II」という著作物(他のゲームも含めごく一般的に)はあくまでプログラムコードおよびアセットなどのデータを一体のものとして取り扱っており、本来はそれらの構成を変更することや内容を入れ替えたりプログラムを追加することは厳格に禁止され著作権違反となります(著作権法20条1項同一性保持権。ついでに言えばリバースエンジニアリングも禁止事項)。しかしCities Skylines IIでは、Mod文化の恩恵を受け入れることでメリットがあると判断しており公式でそれを許可しています(もちろんParadox Interactive及びColossal Orderの定める規約に従う必要があります)。※日本国はジュネーブ条約の「万国著作権条約」加盟国
その意味では、「MOD」とは広くプログラムおよびデータの一部を改造するものであり公式の分類は製造・販売者としてはもっともだと思います。しかし通常(特にCS1/CS2)コミュニティで「MOD」と言えば常識的にコードModを指すことが多いため、公式の説明だけを聞けばコンソール機でコードModが動くと誤解する人が多数です。実際公式フォーラムやRedditでも勘違いして質問する人を月に数件は見ます(派生ではGeForceNOWの他ゲームではMODが動いたなど)。世間一般の言葉で言えば、「CS2のコンソール版では外部アセットやマップがParadox Modsから取り入れることができる(=コンソール版ではコードModは動かない)」であってそれ以上のものではありません。そういった誤解を防ぐため、当サイトではコードModとアセットとを分類しています。

このページではいわゆるコードModを中心に掲載する方針で、建物や車両などアセット類については今後アセットストアが開けば大量に出てくることが予想されるため別記事(「Cities: Skylines II」2024年X月の動き)で紹介していきます。

取り扱うMod種類について

個人的に、シミュレーション変更系(例えば住民の行動を変更するもの)などは、影響範囲もよくわからないし検証するのも面倒なのであまり興味がありません。サイトでシミュレーション系の扱いが低いのはそのせいです。私はCities Skylines IIにシミュレーション要素はそこまで望んでいませんし、シミュレーション的要素はほどほどに外出してくれて自分の建てた道路・建物にアクセスしてくれればそれでもう十分だと思ってます。ヒストリカルModなど遊び方を変更するものはそこそこ興味があります。

いわゆるチート系Modも含んでいますが、今作ではめんどくさいので分けていません。チートの好き嫌い、導入するかしないかの議論を含め、すべて自己判断してください。コメント欄で議論するつもりも一切ありませんのでスパム扱いします。当然私自身はチート容認派で、公害を無くす物や霊柩車やゴミ回収車をスキップさせるModなんかはほぼ入れてます。あと資金云々もまったく興味がないです。やはりCities Skylinesと言えば景観都市を楽しまずに何を楽しむのかという感じです。

自分的には、すでにModがない時点でベースゲームだけでPCの限界程度には街を成長させることができた(当然マイルストーン上限)ので、ゲームのルールどおりに遊ぶのはもうその時点で満足してます。厳密に言えばModを入れる時点でチート行為であり、だからこそModを入れた時点で「実績」が無効化されるわけです。(環境などを共有するオンラインゲームではなく、ましてや対戦ゲームでもない)競争要素のないソロ専用ゲームでチート云々を議論する意味がわかりませんし、そんなことぐらい他人と相談/議論せず各自で判断しましょう。

ラジオ・音楽系のModもほとんど興味がわかないため取り上げることは少ないかと思います。たぶんジャンル名(rap/pops/jazz/reggae/soul)や時代(80sとか)で検索すれば引っかかるんじゃないかと思います。※そもそも著作権が切れていない音楽ファイルを内包しているものも多く、著作権的に危うい感じもします。

あと私自身はWindows環境でSteam利用のプレイヤーですので、他の環境・プラットフォームは知らないですし、聞かれてもわかりません。

 

 

共通ライブラリ系

これらは個別に必要だから入れるというわけではなく、別のModを導入する時にこれらに依存しているために入れるという類のものです。意識すること無く自動的に依存関係を判定されて導入されるケースが大半だと思います。

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Unified Icon Library

Mod作者が利用できる共通アイコンライブラリです。作者はアルジャーノン氏です。

これに依存しているModをサブスクライブすると自動的に読み込まれます。「サブスクライブした覚えがない」からと言って消さないように注意しましょう。依存しているModが動作しなくなります。

アイコンをMod開発者各自が作らずに共通化できればいいよねというところからスタートしたようです。「Cities Skylines II」のMod界隈では、こうした共通ライブラリ化が進んだことが特徴と言えるかと思います。個々Mod制作者の負担を減らすことになる上、プレイヤーとしてもアイコンなどが共通化されることで利便性向上が期待できます。

Asset Icon Library

Asset Icon Library – Paradox Mods

これに依存しているModをサブスクライブすると自動的に読み込まれます。「サブスクライブした覚えがない」からと言って消さないように注意しましょう。依存しているModでアセットアイコンが表示されなくなります。

Find Itなどで、今までデフォルトアイコンだった多くのアセットについて、サムネイルが表示されるようになるアセット類のアイコンライブラリMod。


※下段の水色のアイコンがデフォルトサムネイルです。Asset Icon Libraryを入れるとこのようなデフォルトサムネイルがきちんとアセットの内容を反映したサムネイルアイコンになります

デフォルトサムネイルだとどういう道路や建物が出てくるかがわからないため非常に不便です。

しかしこの「Asset Icon Library」Modをサブスクライブすることで、例えばゾーニング指定で生えてくるRICO建物アセットや、多くの小道具類のアイコンが表示されるようになります。逆に「Asset Icon Library」Modを入れているのにこうなった場合は、いずれかのModがかなり重症な状態にあるということです。

※「Find It」Modなどの依存関係に入っているため、通常は意識してサブスクライブする必要はないかと思います。

 

Skyve ★★★

Skyve [BETA] – Paradox Mods

共通ライブラリとは少し違うのですが、かといってゲーム内で機能するModでもないため、ここに入れておきます。Mod本体は、INSTALL SKYVEでインストールできるWindows実行ファイル形式の方です。

外部的に動作するMod&アセットマネージャです。またCS2本体の起動方法や、Modの事前ダウンロードなどが行うことができるCS2ゲームプレイをサポートしてくれる便利なツール(実態はWindows実行ファイル)です。

前作CS1ではSteamワークショップを前提としていたため、ローカル環境でのプレイリストというかコレクションの切り替えがある種、必須作業となっているところがありました。※これはSteamワークショップの大きな欠点でもあります。

※前作CS1では、膨大なアセットを読み込むことでメモリ(メインメモリ・GPUメモリ)を圧迫し、ゲームを起動するにも数十分かかるような負担となっていました。そのため、例えばサブスクライブしたアセットを地域ごとに分類し、それを切り替えることで景観中心の都市建設を切り替える様な技が生まれたのです(一つの地域だけだと飽きてくるので複数地域を並行する)。それを管理できる「Loading Order Mod」は前作CS1の終盤には外部化し、プレイリストとして管理できるMod&アセットマネージャ「Skyve」として機能発展していました。CS2では最初からSkyveとして登場しました。

現在の「ベータ版Skyve」には以下の機能があります。

  • Paradox Modsコンテンツを直接参照しModを発見できる。Paradox Mods(Web)では検索しづらいものについて高度な検索オプション・ソートが利用可能
  • SkyveUIから直接ModのサブスクライブおよびLike!ができる
  • プレイセットを管理し、かつネイティブな管理オプションを追加する
  • 改善されたMod互換性チェッカーシステム
  • ゲーム外部での管理機能(WindowsでいうExe実行ファイルがあり、ゲームとは別に起動できる)があり、ゲーム本体起動「前」のMod管理が可能になる。※Paradox Modsでもゲーム内でサブスクライブ/解除ができるが結局ゲームの再起動が求められるし、Web経由ではクソ重くて使い物にならない

インストール方法やMod管理方法などの詳細は、別記事「「Skyve」の使い方」にまとめましたので参照してください。

 

システム系

※ここでは、Modを分類する上で”ゲームの基盤的な仕組みをいじるもの”を「システム系」と呼んでいます。

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Anarchy ★★★

Anarchy – Paradox Mods

道路を建設したりする時に出る「アイテムが重なっています」「傾斜が急すぎます」「無効な形状です」などのアラートを無視して建築作業ができるようになるModです。

このModは個別に使うものではなく、道路などの各建設メニューの最上段に「Anrchy [A]」という表示が出てきて、それを押下して有効化した状態だと上記のようなアラートが出なくなって建設可能になるというModです。

例えば道路だと次のようなイメージになります。

これを利用することで、急角度の道路であったり、自然な高さの歩道橋が設置できるようになったりします。

オプションでの設定など詳しい使い方は「「Anarchy」の使い方」を参照してください。

Unlimited Unique Buildings – Paradox Mods」というユニークビルディングのマップ1軒制限を外すだけのModがあるのですが、それはこのAnarchy Modのオプションでも設定可能です。Anarchy Modは必須と言って過言ではないModなので、何か問題が起きるまではこちらで設定したほうが良いでしょう。

 

Better Bulldozer ★★★

Better Bulldozer – Paradox Mods

削除したいのに、他のものまで赤くなって削除できないという状態を克服して削除できるようにするModです。もともとはAnarchy Modの一部機能でしたがAnarchy v1.3あたりで機能分割され独立したModになりました。EXTRA3.0が出てからは、デカールやサーフェスの削除もできる必要不可欠のModとなっています。

Better Bulldozerを入れてブルドーズモードに入ると、上のようなアイコンパネルが出てきます。下段が何も選択されていない状態ではバニラゲームのブルドーズと同じ機能になります。

各モードでできることはかなり細かいため、別記事「「Better Bulldozer」の使い方」にまとめています。

Achievement Enabler ★

Achievement Enabler – Paradox Mods

本来は、「Mod」を使用すると無効になってしまう「実績」をMod使用時にも実績を有効にするMod。恐らくMod利用についての不安の一つに実績が無効になるという物があるかと思いますが、それを気にする必要がなくなります。

このModはセーブゲームを変更するものではないため、いつでも安全に削除できます。

なお画面上は「MODを使っているため実績が無効である」と警告されますが、実際には有効になっています。試しに「すべてロック解除」を選択してニューゲームを開始すると、「都市への鍵(Key to the city:基本ゲームで利用可能な各建物のロックを解除する)」実績をすぐに取得できます。

※なおこの「Achievement Enabler」Modは壊れているという指摘がなされており、代替となる新しいMod「Enable Achievements – Paradox Mods」も公開されているのですが、こちらはソースコードが公開されていません。また作者のAsser氏もDiscordなどでの発言がなく行動がまったく見えない人です。信用できない場合にはご注意ください。

 

First Person Camera Continued

First Person Camera Continued – Paradox Mods

Alt+Fで一人称カメラモード、WASD移動、Shiftで高速移動、RFでカメラ高さ上下だそうです。

※同名称Modの注意:「This mod is a continuation of the First Person Camera mod by optimus-code (H3llb0und) with new features.(この MOD は、optimus-code (H3llb0und) によるFirst Person Camera MOD の継続であり、新しい機能が追加されています。)」とのことです。

  • optimus-code (H3llb0und)氏により開発され一度はParadox Modsに公開されたものの取り消され、その後Nyyoko氏により復活した「FirstPersonCamera – Paradox Mods」(旧版)とは別のMod番号となっているため注意が必要です。旧版は廃止されました。
  • 今回Continuedを公開したCgameworld氏自体は、他にMap Texture Replacer、Road Wear Remover、Brush Size Unlimiterなどを公開している開発者です。

v1.4で情報ボックス(乗物の種類や速度乗客数)、「ランダムな交通機関を追跡する」オプションが追加

 

FreeRangeCamera

Free Range Camera – Paradox Mods

カメラをプレイアブル エリアの外に自由に移動できるMod。マップ全体を俯瞰するときなどに便利です。

オプションなどはなく、サブスクライブするだけでカメラ範囲が大幅に拡大します。

 

KS Extra Hotkeys ★★

KS Extra Hotkeys – Paradox Mods

※旧:Extra Hotkeys – Paradox Mods

ホットキー割当Modです。

※過去ThunderStore時代からもいくつかModがあったのですが、すべてメンテナンスが放棄されてしまいました。今回ThunderStoreで公開されていた「ExtendedHotkeys」にインスピレーションを得てこのModを開発したのだと書かれています。

2025年3月22日追記:作者が変更されました。新しく引き継いだkelvinspaces氏はデカールパックなどを公開している方です。ただし、キーバインド画面などがかなり大胆に変更されていますので、ご注意ください。※要するに、ThunderStore「ExtendedHotkeys」 → 旧Extra Hotkeys → KS Extra Hotkeysという系統です。

各種建設ツールに対応している他、v0.2.0で道路建設のツールモード(直線/1カーブ/2カーブ/連続カーブ/グリッド/アップグレード)や、各種スナップ(既存配置/区画セル/90度/建物の壁面/ガイドライン/区画グリッド/地形輪郭線)へのホットキー割り振りも可能になりました。※当然道路ツールを開いた状態での話です。

※翻訳がされていませんが、画面の並び通りですのでわかるでしょう。

ホイールスクロールへの機能割り振りも可能です。特にエレベーション(道路の上下など)やエレベーションステップ(上下指定するときのステップ)やブラシ関連など、ほぼこのためにこのModを入れるんだというくらい便利です。

  • 道路などネットワーク敷設時:
    • Ctrl+ホイール:エレベーション上下
    • Alt+ホイール:エレベーションステップ上下
    • Ctrl+右クリック:エレベーションリセット(地上高=0mへ戻す)
  • 地形変更ツールのブラシサイズ:
    • Ctrl+ホイール:ブラシサイズ拡大/縮小
    • Alt+ホイール:ブラシ強度の上下

なおオプション画面から当Modのオン/オフを切り替えることもできます。

 

Compass

Compass – Paradox Mods

コンパスの動きをするMod。Citiesでは「今カメラがどの方向を向いているか?」がわかりづらくなっており、前作CS1でも何種類かModが出ていましたが、CS2でそれを実現するModです。

サブスクライブすると画面右上にコンパスのアイコンが出ており、カメラを回転させることでリアルタイムに方位磁針が回転します。

機能としては、1.普通にコンパス(方位磁針)を表示するモードと、2.向いている”方角”(N-ne-E-se-S-sw-W-nw)を表示する(Cardinal Direction Mode)という、2つのモードがあります。アイコンをクリックして開く設定画面でCardinal Direction Modeをオフ(デフォルト)にすると1番、オンにすると2番のモードになります。またHeadingをドラッグすることで指定角度に変更することもできます。「RESET TO NORTH(北にリセット)」ボタンもあり、その位置で北に向けることも可能です。

 

 

Performance Monitor

Performance Monitor – Paradox Mods

CPU/GPUメーターに、”シミュレーション実行秒数”を加えたModです。

シミュレーション速度を数値化したものは、ゲーム内時間の「1分」を実行するのにかかった実時間を示しています。標準では、1分を実行するのに速度1=3秒、速度2=1.50秒、速度3=0.75秒となっています。しかしPCスペックや都市の発展ともにこの基準数値より遅くなるのが通常なのですが、どれくらい遅く(重く)なっているかを数値で確認できるというものです。

デフォルトでは「Ctrl+Shift+P」キーで表示オン/オフが可能で、ウィンドウ位置はドラッグが可能。状態はゲーム起動時に再現されるそうです。NVIDIAアプリ(旧GeForce Experience)のパフォーマンスツールなどでも良いのですが、ついでにシミュレーション実行速度も気になる方の場合はこれが良いかも知れません。

 

FPS Limitter ★★

FPS Limiter – Paradox Mods

ゲームの状態により、FPS上限を変更するModです。これによりプレイ時間が長めである「Cities Skylines II」実行時のPCの負荷を大幅に下げることができます。

※「ゲームは絶対4K60FPSでなきゃいけない」教徒の方は使わないほうが良いかと思います。私自身は、都市建設シムですしそこまでフレームレートに拘る必要はないかと思ってます。それより如何に快適な環境で長くストレス無く実行できるかが重要になるでしょう。

1.メインメニューやゲーム内のオプションメニュー表示時、2.シミュレーション実行中(インゲーム通常時)、3.シミュレーション停止時(インゲームポーズ時)という3つのシーンにおいて、それぞれ指定のFPS制限をかけてCPU/GPUの負荷を下げようというModです。

  • ただし、1番目のメニュー表示時を下げすぎるとメニュー操作がやや重くなり(その上、起動時の仮想テクスチャ再構成まで遅くなる?)、かといって3番めのシミュレーション停止時を下げすぎるとこれまたカメラ移動がカクカクするというなかなか悩ましい状態です。
  • とはいえFPSを下げると露骨にGPU温度と使用ワット数が下がっていくのがわかります。工夫次第では常時起動でも気にならない程度まで負荷を下げることが可能になるかと思います。

稼働時間が増加すればするほど、やはりCPU/GPU負荷が平均値として高めなことが再度重視されるようになり、その際にはこのFPS Limitterの重要性が増すものと思われます。

 

AdvancedSimulationSpeed

AdvancedSimulationSpeed – Paradox Mods

開発オプションで指定できるシミュレーション速度指定をUIからできるようにしたMod。ベースゲームでは1倍速・2倍速・4倍速しか指定できないのですが、それを細かく1~8倍速までステップ指定することができます。また逆に1倍速より遅い0.5倍速、0.25倍速、0.125倍速、0.0625倍速、…0.000001倍速(ほぼスロー)まで指定することができます。

スローは何に使うの?(どんな用途があるの?)という人がいるかも知れませんが、現在のベースゲームには時間停止してテラフォーミングすると動き出したときにクラッシュすることがあるバグがあるため、それを避ける意味でも多くのプレイヤーに恩恵があります。あとはきれいな動画を撮影したい人にも非常に重要でしょう(ゲームを遅く動かして撮影し、間のコマを飛ばして編集することで早回しして元の速度に戻すと非常に滑らかな動画作成ができるらしい)。

※指定方法が少しややこしいのですが、「ステップモード」にしたときの数値ゲージが等倍速で上げるときのステップ数になっています。ステップモードで1指定すれば3倍速、5倍速、6倍速、7倍速と刻んで指定できます。なお「8倍速以上にできないの?」という人がいるかも知れませんが、「最大速度はゲームコードにより 8x に制限されています。 この制限はハードコーディングされているため、MOD によって変更することはできません。」ということです。

また実際のシミュレーション速度を画面右下のゲーム速度表示欄に表示(オプションのDisplay Actual Speed)することもできます。画面上の表示内容に伴いリアルタイムに刻々と変化するため、シミュレーション速度に興味のある方には楽しいかも知れません。※開発モードの〔Simulation〕の表示内容と同じだが開発用パネルを開く必要がない

作者のzakuroさんは日本人です。zakuro (CS2 Modder)(@zakuro_cs2)さん / X

 

Asset UI Manager

Asset UI Manager – Paradox Mods

ゴチャゴチャになりがちな建物・道路アセットを整理するModです。

どのカテゴリーを分類するか(どの分類をオンにするか)についてはオプション画面で指定できます。

  • Pathway(景観-小道)タブを道路メニューに移動する
  • すべての歩行者専用(優先)道路をPathway(景観-小道)タブに移動する
  • Pathway(景観-小道)タブの位置を指定する(どのタブの後ろか)
  • すべての橋を新しいタブに分離する
  • すべてのパーキング道路を新しいタブに分離する
  • 学校施設を教育レベルに応じた新しいタブに整理する
  • すべてのポケットパーク(ミニサイズ公園)を新しいタブに分離する
  • すべての都市公園(小さい公園)を新しいタブに分離する
  • アセットパック:Transport Depots、Public Transport、Cargo Transport、Transport Laneを追加する

  • ※すべての オプション は、その場で有効または無効にできます。アセットパックを無効にするには、保存ファイルの再ロードが必要になる場合があります。

 

簡単な説明

  • 道路については「Road Builder」Modで作った道路も、そこで指定した通りのカテゴリーに入ります。
  • またPathway(景観ー小道カテゴリー)については、どのカテゴリーの後ろに並べるかをドロップダウンで指定できます(1番目をチェックしないことでタブ移動しないことも可能)。デフォルトでは「袋小路(Cul-de-sac)」カテゴリーの後ろに入っています。
    ※「Extra Networks and Areas」Modを入れている場合、この舗装路カテゴリーには透明の道路や透明の歩道なども入りますが、それらも同じカテゴリーに入ります。
  • 特に道路については2024年12月の「Detailer’s Patch #2(パッチ1.2.0f1)」で駐車場付き道路(パーキングメーター付き道路)が大幅に追加されましたが、あれらもひとまとめにすることが出来ます。
  • 学校(教育・研究)については、小学校・高校・単科大学・総合大学の4カテゴリーに分類されます。

  • また公園についても同じDetailer’s Patch #2パッチでごちゃっと追加されたのですが、そのうちポケットパークや都市公園について分類することが可能です。※同じく駐車場もけっこう追加されたのですが、それは現状は分類できません。

 

Speech Free Radio

Speech Free Radio – Paradox Mods

Cities Skylines IIではゲーム内の音楽は「ラジオ」という建前で流れており、10分?ごとにDJ2人と教授が登場して「It’s a question of prrrriority !」という叫び声をあげたり、または気象短報が入ったりします。これをカットして音楽のみが流れるようにするMod。

サブスクライブするだけで途中でカットインする会話はなくなります。オンオフはなく、サブスクライブすれば一切のラジオ音声がなくなり、BGM(サウンドトラック)だけになります。これでラジオのチャンネル切替が意味を持ってきます。気分次第でチャンネルを切り替えてプレイを楽しみましょう。

なお気象短報だけは残して欲しい(日本人プレイヤーではかなり少ないかと思いますが…)場合は、オプション画面で「Allow Weather Reports」をオンにしましょう。

 

ExtendedRadio

ExtendedRadio – Paradox Mods

自分の持っている音源を、ゲーム内のラジオ形式で聞けるようにするModですね。

一度試してみたら結構な手間が要りそうだったので一応メモしておきます。導入に成功してはないので伝聞やら推定混じりで申し訳ないです。情報源はこちら

※実際には、このModと個別のいわゆる「ラジオMod」(音楽と曲リストが提供されているMod)をサブスクライブして使うことになるかと思います。
※ただし公式Paradox Modsで公開されているいわゆるラジオMod群は、どうも著作権関係をクリアにできていない、はっきり言えば違法なものが混じっているようにあくまで個人的には思います。当然自己責任ですのでご注意ください(繰り返しますが当サイトでは決してオススメしているわけではなく、むしろ注意喚起を行っています)。
※実際にSkyveでも同種のラジオModに対して「自動的に著作権に関する警告が付く」と明らかにされています。
※このModを使って自分の持っている音源(当然自分で自分用に購入したもの)を自分一人で聞いている分には大丈夫だと思います。この種の権利関係については、Steamワークショップ時代はValve社はどうも放任だった模様ですが、Paradoxがどういう判断をするかはまったくの不透明です。個人的にはアップロードしている人をBANした上で一掃して欲しいくらいですがどうなるんでしょうか。
設定情報などを折りたたみます

拾い画ですが下記のようなフォルダ構成で格納するらしいです。

jsonファイルは下記。

ここまで見てけっこうめんどくさそうなので、ゲーム中の音楽にそこまで拘りのない私はこの時点ですっぱり諦めました()やはりこれならYoutube流したほうが楽です。

 

グラフィック・表示系

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Toggle Overlays ★

Toggle Overlays – Paradox Mods

建物を立てる際に情報ビューが開くのを阻止することで、画面が白っぽくなるのを防ぐMod。また情報ビューのオーバーレイもグレーに変更します。※情報ビューとは画面左上の「i」マークを押すと出てくるいろいろな画面です。バニラでは(建設する建物を選ぶと)自動的に情報ビューが開き、画面が真っ白けになる

  • 別のアセットを選択したときに情報ビューを閉じるか:デフォルトオフ
  • アクティブなアセットの情報ビューを自動的に選択するか:デフォルトオン
  • アセットを選択した時にそのアセットの情報ビューに自動的に切り替えるか:デフォルトオン ※1をチェックすると自動的に3はグレーアウトする

建物を建てる際に邪魔な情報ビューが開かなくなり白っぽく見づらい画面ではなくなる(※下記画面1、2)のと同時に、情報ビューを見るときには(その時見る対象ではない)地面や建物が濃いグレーになることで、その時々で見たい対象である道路や建物が強調されて情報が見やすく(※下記画面3)なります。

※なお同種のModに「Whiteness Toggle – Paradox Mods」があり、こちらはShift+Wを押すことで、(白すぎて見づらい建設中画面を)通常のグラフィックへと戻す機能(Legacy Flavor Modに実装されていた機能に類似)のほか、カラースライダーおよび色覚異常者用のモードもあり。また2024年5月現在、両者は競合せず同居できるとのこと。

Zone Color Changer ★

Zone Color Changer – Paradox Mods

ゾーニングの際の色を細かく設定するためのModです。

サブスクライブすると、RICOの設置画面の右肩に「Edit Zone Colors」というボタンが現れます。これをクリックすると下記のような設定ダイアログが開きます。

上段の左側が既に指定しているセル(ゾーン)の表示設定(透過度・ゾーンの縁の太さ)、右側が未指定セルの表示設定(透過度・ゾーンの縁の太さ)となっています。

さらにその下段には各RICOのゾーンの表示色の指定欄となっており、色をクリックすることで色指定のパレットが開いて指定できるようになっています。

なおダイアログ左上端にドロップダウンリストがあり、デフォルトで色覚異常者向けの配色がプリセットされています。それぞれ下記設定となっているようです。

  • Deuteranopia:D型色覚:D(強度/Deuteranopia=2型2色覚)
  • Protanopia:P型色覚:P(強度/Protanopia=1型2色覚)
  • Tritanopia:T型色覚:T(Tritanopia=3型2色覚)

CS2のデフォルト配色はかなり見づらいため、色覚異常の方だけでなく一般の方も透明度などを調整することで目の負担がかなり減るものと思われます。同時に上の「Toggle Overlays」も併用すると良いでしょう。両Mod共にTDW氏(Find ItやSkyveの開発者)の開発ですので競合などはありません。

 

SunGlasses ★

SunGlasses – Paradox Mods

カメラを太陽に向けた際の露出不足効果の解決を狙ったModです。

これ本来は太陽光(環境光)に関するあらゆる調整をするModなのですが、昼間の影の強さに困っている方にもとても有効なModだと思われます。

たとえば、Weather Plusで「昼」設定(時間帯は無指定)をした後にBrighten Dark AreaをMediumにしたのが下記スクショです。影の部分がずいぶん見やすくなっているかと思います。

詳細は使い方については「SunGlasses」の使い方を参照してください。

Car Variation Changer

Car Variation Changer – Paradox Mods

バニラの車の色はややカラフル過ぎるということで、実世界のデータに基づいたより現実的な色の分布に変えるというMod。

※サービス車両であれば交通系カテゴリに入れるのですが、一般車が対象であり、かつ個別ではなく一括適用である(風景的な意味合いが強い)ためこちらに入れておきます。

対象は自家車両、駐車車両(駐車場駐車中車両・路駐車含む)、オートバイ/スクーターであり、サービス車両やトラックは対象外のようです。

オプションからいつでも下記3種類のパレットを切替可能で、切り替えた瞬間に即時に反映されます。

  1. Realistic Global:より現実的な色の分布。 実世界のデータに基づいてすべての車両に一般化
  2. Vanilla Rebalance:分布を変更したデフォルトカラーの再バランスバージョン
  3. Vanilla:デフォルトのゲームカラーバランス

1にすると圧倒的に白や黒が多くなります。

名称だけだと2と3の違いがよくわからないですが見た目は結構違っており、むしろ1と2の違いが分かりづらいかと思います。私の知る限り前作CS1にはなかったModであり面白い試みじゃないかと思います。※逆にサービス車両モデルを入れ替えたり(Vehicle Selector)、好みの色に変更できる(Advanced Vehicle Options)Modはあった。

 

Water Visual Tweaks

Water Visual Tweaks – Paradox Mods

マップ内の水の見え方(グラフィックス)を弄るためのModです。

下記スクショがデフォルト値ですが、Enableにチェックを入れるだけでマップ内の水面が穏やかなものに変わります。あとは各設定値を細かく調整することもできるのですが、水面のグラフィック表現について相当細かく指定できるようになっているようです。

水の並の立ち具合の調整などは〔SIMULATION PARAMETERS〕で、また水の色味などの調整は〔MATERIAL PARAMETERS〕で行います。

〔SIMULATION PARAMETERS〕

〔MATERIAL PARAMETERS〕

しかしこれを手作業で調整するのはなかなか大変で、またいくつかの設定値を保存できないと実用上は難しい部分があるのではないかと思われます。

簡単なところでは後者〔MATERIAL PARAMETERS〕の「Reflection Color」(表面色)と「Scattering Color」(拡散色=水底の色)をいじることで色味が変わります。明るめのエメラルドルグリーン系の透明な色に変えると日光の強い南洋の感じが出せますし、濁った感じにすると緯度の高い暗めな海の感じが出せます。

実際には陸上のテクスチャーや環境光などの設定も同時に変えないと次は陸地と海上とでズレが生じて違和感が出始めることにもなりかねません。また贅沢を言えば樹木アセットなども現在は種類が少なく限界を感じます。Mod自体も今はまだ水だけですが、今後様々なパラメーター調整ができるようになれば良いなと思います。しかし現時点の実装項目である、波立ち具合が変わるだけでも水面の反射が変わり、雰囲気がガラッと変わることもまた事実です。できる範囲で楽しんでいきましょう。

 

Time and Weather Anarchy ★

Time and Weather Anarchy – Paradox Mods

2024年8月に登場した天候表現(グラフィック描画)および時間表現(グラフィック描画)を上書きできるMod。「Time & Weather Anarchy」

※これは Lumina と競合しませんが、Lumina の時刻スライダーを無効にする必要があります。」との注意書きがあります。ご注意ください。

※この天候調整カテゴリーのModは多数登場していますが、どれもパッチ1.1.7f1で動作が怪しくなっています。私の環境では、こちらの「Time and Weather Anarchy」Modはほぼ正常に動作するようでした。もちろんすべての環境での動作保証はありませんので文句を言ってこられても困りますが(当サイトは公式サイトでもサポートデスクでもありません)。

オプション画面で設定できるのはModダイアログを起動するキーバインドのみです。残りの設定はゲーム画面内右上に現れる天候アイコンから行います。基本的にTimeオプションだけを指定し、スクリーンショットを撮影するなど特殊な場合にのみWeatherオプションを指定する用途が大半でしょう。

大きく「時間」設定と「天候」設定に分かれています。

  • 時間:
    • Default:ゲームデフォルトの時間表現設定
    • Day:午前10時の時間表現設定
    • Night:午後10時(22時)の時間表現設定
    • Custom:指定時刻の時間表現設定(0~24時)
    • ※暦日数で1年のどの日付(0~365日)に設定するかを指定できます。またCustomでは暦日数に加えて0~24時の指定も行えます。
  • 天候:
    • Default:ゲームデフォルトの天候表現設定
    • Spring:春のの天候表現設定
    • Summer:夏の天候表現設定
    • Fall:秋の天候表現設定
    • Winter:冬の天候表現設定
    • Custom:0.000~1.000まで指定の天候へと変更できます。
    • ※この項目はゲーム表示の「春夏秋冬」表示とは無関係に動作し、同時にゲーム内の表示も上書き変更されます。北半球/南半球設定とも無関係で動作しているようです。
  • その他天候表現:
    • Enable Custom Temperature:-50度~+50度までの気温設定
      ※ベースゲーム同様に反映まで数秒かかります。
    • Enable Custom Precision:0.000~1.000までの雨雪強度設定
      ※これを変更するとオフにしても音響効果が残り続けるバグがあるように思います。ゲージを0に戻して音が消えてからオフにするようにしましょう。雨が降っている状態で気温を零下にすると雪になります。ベースゲーム同様に反映まで数秒かかります。
    • Enable Custom Clouds:0.000~1.000までの雲強度設定
      ※効果を出すにはゲームオプションの「雲のクオリティ設定」を低以上にしておく必要があります。ベースゲーム同様に反映まで数秒かかります。
    • Enable Custom Aurora:0.000~1.000までのオーロラ強度設定
      ※効果を出すには当Modの時間設定をNightにするなど夜間でないと表示がほぼ見えません。ゲーム停止状態でも反映。

 

  • Modの変更履歴
    • v2.0:
      • 時間と天候のプロファイル機能がついた。プロファイルは「YourUser\AppData\LocalLow\Colossal Order\Cities Skylines II\ModsSettings\TimeWeatherAnarchy\Profiles」にjsonファイルとして保存され、これをコピーすることで他人と共有することができる

 

BetterMoonLight

BetterMoonLight – Paradox Mods

夜間の月光や環境光などを変更できるMod。

むしろある程度成長した街では「夜間も良いな」と感じられるModです。1つ上の「Weather+」と組み合わせると更に良いかも知れません。

デフォルトでもけっこう印象が変わりますが、さらに効果を強めたい場合には「Ambirnt Light Intensity」や「Night Sky Intensity」を高めるとさらに都会の夜中のような明るさになります。また「Ambient Light Temperatur」を変えれば赤い月夜などのスクショも撮影可能です。

詳細は「BetterMoonLight」の使い方を参照してください。

PreservePhotoMode

PreservePhotoMode – Paradox Mods

バニラゲームの「フォトモード」の設定を、フォトモード終了後も保持できるようになるMod。オプションなどはなくサブスクライブすれば自動的に動作します。

例えばフォトモードでチルトシフト風にしても、通常はフォトモードを抜けると元通りのカメラ設定に戻ってしまいますが、このModを入れるとチルトシフト風の画面でそのままプレイ継続できるというものです。

ただしゲーム終了時にはその設定は消えてしまいますが、「Lumina(旧ColorAdjustments)」Modを使用することでキープできるということです。ただしその「Lumina(旧ColorAdjustments)」Modが現状うまく動作しないため、素直にフォトモードの設定値のスクショを撮って再設定するほうが確実そうです。

 

Lumina(旧称:ColorAdjustments)

現時点では微妙なため折りたたみます

Lumina – Paradox Mods

露出(PostExposure)、コントラスト(Contrast)、色相(HueShift)、彩度(Saturation)を微調整するModです。偏った印象的な画面作りをするには最適なModです。ただし同じ調整はフォトモードでもできますので、そのままゲームに戻れるようになる「PreservePhotoMode」Modだけでも良いかも知れません。

固有のオプション画面を持っており、ベースゲームのオプション画面の「ゲームについて」の下に専用のオプションメニューが並びます。

ゲージがかなり敏感で、少し弄っただけでもかなり大きく変化します。

またオプションの「Toggle IMGUR button visiblity」をチェックすると、ボタンが現れてクリックするとパネルが開いてオプション画面を開かずとも調整できるようになりますが、これを開いたままチェックをオフにするとパネルを閉じれません。まずボタンをクリックしてパネルを閉じてから、オプションでチェックオフする必要があります。

※PreservePhotoModeの設定値が保存されるようになる(予定)と書かれています。

 

RenderMastery

現時点では微妙なため折りたたみます

RenderMastery – Paradox Mods

グラフィックスとパフォーマンスを向上させるMod。

前作CS1における「ReRenderingOptions」、「Dynamic Resolution Extended」、および「Performance Squeezer」の各Modを置き換えるものであるとします。

しかし、恐らくですが現時点ではベースゲームのグラフィックオプションの「詳細設定」を設定するだけのModのようです。

※興味のある方が多いのではないかと思われるジャンルのModですが、私の環境では、サブスクライブすると(マップロード終了直後で何も操作していないにも関わらず)360pくらいの超ボケボケ画面になり、何かオプションを触ると建物や車両、人などすべてのオブジェクトが一切消えて見えなくなります。また設定値は「\AppData\LocalLow\Colossal Order\Cities Skylines II\Mods\RenderMastery」に保存されるとされていますが、このフォルダ作成に失敗するのかフォルダ自体を手作業で作成する必要があります。v1.0で確認

 

 

都市情報表示系

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ExtendedTooltip ★★

ExtendedTooltip – Paradox Mods

CS2では建物や車両の情報を見るには対象をクリックする必要があり、そのワンテンポがやや手間だと感じる部分があります。

このExtendedTooltipは、マウスホバーでその対象の情報を表示してくれる便利なModです。建物ならば入居者/入居企業の情報、車両なら行き先や乗車人数などが表示されます。

v1.1.0で、カテゴリーごとの表示内容の設定はオプション画面に移動した。

※すでにThunderMod時代を知らない人が居るようなので、一応復活しておきます。公式Paradox Modsオープン時のごたごたで消されたのですが、元の開発者から許諾を得たメンテナーが現れて復活した経緯があります。なおこのExtendedTooltipの表示値(特に建物)については一部正しくないのではないか?という指摘もあるようです。

  • v1.1.0:Gooee と dependency Pack の依存性が削除された。設定画面はオプション画面に移動。

 

City Stats

City Stats – Paradox Mods

前作CS1でいう「Watch It!」のような、上下水道や電力など都市に必要な諸サービスの充足度合いをグラフィカルに常時表示してくれるModです。

現在表示項目は固定ですが、データロード時に自動的にオンにするオプションや、縦横を切り替えるオプション、ホットキー設定などがあります。

 

Cim Route Highlighter ★

Cim Route Highlighter (旧従業員トラッカー) – Paradox Mods

※2024年のDetailer’s Patch #2(パッチ1.2.0f1)で、ベースゲームに簡易版機能が実装されました。まずはその機能を試してみるとよいでしょう。別記事「Detailer’s Patch #2(パッチ1.2.0f1)の変更点などのまとめ」を参照のこと

住人たちの行動を追いかけるためのMod。クリックしたマンションに暮らす住民がどこに出かけているのか?あるいはこのトラックはどこに行くのか?という追跡が可能になります。前作CS1でいう「交通経路」ダイアログで表示されていたものに近いと言えます。

詳細は別記事「「Cim Route Highlighter」の使い方」を参照してください。


※画像はParadox Modsより


※ある人物をクリックした場合、徒歩移動で駐車場に向かった(青線)後、自家用車でさらに自宅へと移動(緑線)する予定である事とその経路がわかる。移動経路は固定ではなく、行く先々の交通事情により頻繁に様々なルートへと変化する様子もわかる。

詳細は別記事「「Cim Route Highlighter」の使い方」を参照してください。

 

City Controller ★

City Controller – Paradox Mods

ゾーニングアセット(RICO)やサービス施設で表示されるアラートアイコンを非表示にできるModです。お金の自動追加/手動追加、無制限のお金なども含みます。

お金が足りなくなったら手動で追加する(設定したホットキーで追加)のか、あるいは自動で追加するのかの選択が可能です。また追加する額面もここで設定します。

InitialMoneyは新規マップ開始前かセーブデータを読み込む前開始前に設定します。

カスタムマイルストーンも同様に新規マップ開始前に設定します。開始時のマイルストーンを指定することで、初期マイルストーン到達までの時間を節約するものです。デフォルトではMegalopolis(つまりは全開放)となっていますが、自由に設定可能です。

 

ゲーム内画面では、あらゆるアラート表示アイコンのオン/オフが設定可能です。デフォルトはオールオフ。例えば電力施設だけで9種類、上下水道施設だけで10種類もあります。

消したい(非表示にしたい)アイコンの種類をチェックするだけです。

※当たり前ですが、都市や建物が「抱えてる問題」が無くなるわけではなく、あくまでアラートアイコンを非表示にするだけです。問題の解決は市長であるあなた自分で行うか、あるいは別のModを探す必要があります。

 

HideBuildingsNotification

同様のModに「HideBuildingsNotification – Paradox Mods」が最近出ました。こちらは(個別指定ではなく)一括であらゆるNotificationアイコンを非表示にします。一括でオンオフできるので、スクリーンショットの撮影などに良いかもしれません。

 

Info Loom

InfoLoom – Paradox Mods

住民や都市に関する様々な内部数値データを表形式で見ることができるModです。

  • 人口動態:細かな年齢別の就学/就業状況
  • 従業員構成
  • 職場分布
  • 住宅データ
  • コマーシャルデータ
  • 産業およびオフィスデータ
  • 需要要因
  • リソース消費(経済-生産パネル):通常は”黒字”(輸出)と”赤字”(輸入)ですが、それを「商業での消費量」および「産業での消費量」に分けて表示します。※ラベルは”黒字”/”赤字”のままですが、元からあるUIの変更方法が不明なためとのこと。

 

Building Use

Building Use – Paradox Mods

建物の使用状況をグラフ表示と同時に、該当する建物をハイライト表示するMod。市全体のほか、地区設定されたエリアを対象に調べることも出来ます。

少し意味が分かりづらいものがあるため、推定したものを書いておきます。

  • 従業員:労働者数あるいは入居世帯数
  • 訪問者:医療だと患者数、学校だと生徒数、刑務所人数
  • 保管:ストレージしている量。賃貸可能(空き物件)は赤色表示
    • 商業:不明
    • 産業:倉庫の貯蓄量
    • オフィス:不明
    • 発電所燃料:発電所内に貯蔵されている燃料の量
    • 医療:医療施設の医療物資量
    • ゴミ処理:貯蔵されたゴミの量
    • 緊急シェルター:シェルター内に貯蔵された食料の量
    • CargoTransportation:貨物駅・貨物港などの貯蔵量
    • 通信:郵便の誤訳。保管中の郵便量
  • 車両(使用中=出動中とメンテナンス中で切り替え可能)
    • 商業/産業/オフィス:各施設で使用可能な車両/トラックの空き。ただしオフィストラックが使用されることはまずないとのこと。
    • 駐車車両:駐車場の使用率(高いほど緑)※駐車場付き道路は含まない
    • 道路整備:整備状況の10段階表示?
    • 以下は出動中/待機中の救急車数を割合表示
      • 救急車、救急ヘリコプター
      • 霊柩車、災害対応ユニット、避難バス
      • 警察車両(パトカー)、警察ヘリコプター、囚人護送車
    • 以下は路線で稼働している編成数/待機中編成数の割合表示
      • バス、タクシー(車両)、鉄道、路面電車
    • 通信:郵便の誤訳。各施設で使用可能な車両の空き
    • 貨物ステーショントラック:貨物駅・貨物港などの施設で使用可能な車両/トラックの空き
  • 効率(ゲージの最大値を100%か200%かで切り替えできる)
    • 各産業/商業/オフィス建物の効率。効率は100%を超えることが普通にあり、上限値を100あるいは200%から選択できる。入居企業がいない場合は0%。
    • 住居では平均幸福度を表す。50%未満:憂鬱?、50~80%:悲しい、80~100%:中立、110~140%:満足、140%以上:幸せ
  • 加工処理
    • 各サービス施設で生産/処理される生産速度あるいは処理速度

オプション画面 ※妙に和訳されてしまっていて「建物の使用状」となっています

  • ゾーン分けされた建物の色:3色表示か、ゾーニングの色(明度あり)の二択
    ※これは好みによりけりですが「ゾーンの色」がいいかと思います。緑の明度三段階と赤だと少し分かりづらい気がします。
  • サービス建物の色:3色/赤色/各種の切替。
    ※これは、サービス施設(警察や消防・学校)などを各産業の色で塗り分ける「各種」が見やすい気がしますがもちろんお好みで。
  • 特殊産業用地:産業特化のエリアをどう表示するか。
    ※これはチェックを入れたほうがわかりやすくなりますが、どうも不定期に表示がちらつくようです。私の環境だけかも知れませんが、このスイッチがあるということはやはり何か常用する上で問題があるのかも知れません。

使いこなせば便利そうですが、現在は項目ごとの表示内容が少しバラバラで翻訳も一部でおかしい気がします。また役に立つ項目とそうではない項目が入り混じっているような状況ではないかと思います。例えば訪問者(利用者数)などは今でも充分使い物になるかと思います。もう少し整理されるといいModになりそうです。

 

Improved Building Level Info View ★

Improved Building Level Info View – Paradox Mods

バニラの「情報ビュー-建物レベル」は、結局どのRICOゾーニング属性の建物がどのレベルであるのかということを調べるにはとても不向きで、レベルだけが強調されています。

このModを入れると、RICOそれぞれの色の明度の違いだけで表現されているため、どこにどのレベルのRICOが存在しているかが非常にわかりやすくなります。

こちらの機能はベースゲーム情報ビューの建物レベルを置き換えるModです。

Resource Locator ★

Resource Locator – Paradox Mods

上記「Improved Building Level Info View」と同じrcav8tr氏による表示系Mod。これはなかなか素晴らしい、可能性を秘めたModだと思います。

都市内のあらゆる「資源」(資源・資源製品・無形製品)を、それぞれ必要としている建物、生産している建物、販売している建物、貯蔵している建物に分けて表示してくれるModです。市全体のほか、地区設定されたエリアを対象に調べることも出来ます。

ベースゲームの情報ビューの最下段に、新たに「リソースロケーター」というアイコンが追加され、そこから起動します。

ベースゲームだと「どういう資源をどこで採集/採掘しているのか」は産業特化だけを追えばいいのでわかりやすいのですが、その先「資源製品」や「無形製品」になると、どこで生産(工場)してどこで販売(商店)されているかを調べるのは至難の業です。もしベースゲームでやるならカチカチ虱潰しに調べていくほかありません。

そのため、例えば「経済-生産」の画面で”ソフトウェア生産で赤字が出ている”とわかったところで、じゃあどこで生産しているのか?その元(つまり電子部品の製造場所)は?と数珠つながりに調べることはまず出来ません(調べている尻から建て変わったりする可能性もある)。このあたりが生産チェーンの存在を漠然と示しながらもプレイヤーがそこに介入できないCities Skylines IIベースゲームの限界であり、歯がゆさを感じる部分です。

※ベースゲームの「生産」画面では、それぞれの資源が生産あるいは輸入され、どのように加工され、販売され輸出されるかというフローが矢印型で表示されます。しかし、実際にその資源とやらがどこにストックされていて、その企業はどこにあるのか?どういう状況(効率・雇用者数・経営状況)なのか?などはその画面ではまったくわかりません。実際の企業(建物)とは結びついていないのです。現時点では産業特化(林業や石油や石炭など)の赤字を埋めるためだけの画面でしかありません。
・このあたりを例えば、資源ごとに相互に線で繋いで表示するなどもう少しビジュアライズし、その資源の関連建物だけで絞り込んだり、さらに指定の業種の建物を指定の場所に建築=誘致できるようになるなどプレイヤーの介入できる要素を整理することで、Cities Skylines IIの世界はもっと広がる気がします。
・現状のベースゲームでは、とりあえず赤字が出ている産業特化を建てるほかは、闇雲に産業/商業を
ゾーニングするくらいしか介入要素がありませんし、細部を追うことも非常に難しいため、プレイヤーはわかりやすいホテルくらいしか言及していないのが現状だと思います。そのホテルでも、じゃあ宿泊した観光客がどこの販売店で買い物をするのかなどを追うことができれば、もっとゲーム世界のダイナミズムや奥行きが出るんじゃないかと考えます。それこそ奥深いシミュレーションでしょう。
・ベースゲームの「経済-課税」の画面などを見ると、このあたりは実際にシミュレーションしているけどもUI提供ができていないだけではないかと想像できます(それがこのModを入れると微妙にわかってくる部分です。どこまでシミュレーションできているか/できるかはまた別問題ですが)。例えば「生産」画面で、企業数や従業員数などが表示され、さらにその資源を取り扱う(生産・販売)企業名一覧から実際の入居建物を特定できたりすればあの画面の意味も出てくるようになるでしょう。例えば足りない物資を輸入して運んでいるトラックの積荷の種類がビジュアライズできれば、よしそれが必要なら建てるかとか、あるいは輸出を頑張っているのがわかれば生産に力を入れようかという話にもなるのではないかと思います。そうなれば、Cities Skylines IIは単なる都市ペインターゲームではなく都市シミュレーションとして一歩を踏み出せるのではないかと思います。

このModでは、その必要/生産/販売/貯蔵を行っている箇所が即時に把握でき、その建物(企業)がどこにあって現在どういう状況なのかもすぐに把握することが出来ます(リリース直後には「顧客が足りません」が頻繁に出力されることで今どの業種が困っているのかが把握できたがそれもほとんど表示されなくなった)。結果的に商業・産業の個別カテゴリーごとの税率を調整するというプレイヤーの行動にも、必然性が出てくることになります。

必要/生産/販売/貯蔵はチェックボックスで、それぞれの切り替え表示になっています。また資源はすべてチェックボックスの個別のオンオフが可能です。上のスクショはデフォルトのすべての資源を表示していますが、絞り込むことが可能です。

v1.1.0:「生産」ビューに「生産、余剰、赤字のバー」を追加します。

 

 

Carto(地図作成)

Carto – Paradox Mods

Cities Skylines IIび都市データを、地理空間ファイル形式(Shapefile形式やGeoJSON形式)で出力するアプリModです。

次のOSM Exportもそうですが、Cities Skylines II内で即座に地形データを描画してくれるものではなく、外部アプリ(地理データレンダリングソフト)での表示となります。
※なお一部データ(例えば道路や建物)がきちんと描画されないなどの現象がありますが、これは不具合を隠したり無視しているという意図はありません。ベースゲーム自体が頻繁にアップデート(アセット類の追加など)されている状態ですので致し方ない部分もあるでしょう。

表示・確認には地理データをレンダリングしてくれるソフト(デスクトップアプリやWebサイトなど)が必要です。スクリーンショットはQGISで撮影されているようです。

ただしスクリーンショットでも分かる通り、アプリ/サイトによっては建物の種類(消防署や飲食店など)も表示されるため、楽しいのは確かです。また公共交通網についても次のメジャーアップデートで対応する予定だということです。

 

地理データレンダリングで著名なソフト/サイトでは、以下のものがあるようです。

  • 妥協のない空間 · QGIS Web サイト
    • 無料のデスクトップアプリ(Windows/Mac/Linux版あり)。別記事「「Carto」の使い方」に「QGISでの読み込み手順」を記載しました。
  • mapshaper
    •  利用無料のオンラインビューワー。GeoJSONとShapefileサポート
    • サイトを開いてGeoJSONフォルダ(\AppData\LocalLow\Colossal Order\Cities Skylines II\ModsData\Carto\GeoJSON)のファイルをすべてドラッグ&ドロップした後、画面上部の▼でダイアログを開いて一番上の「Layers」の眼のアイコンをクリックすると描画されます。

※上のスクリーンショットの様な画像を作りたい場合、別記事「「Carto」の使い方」に「QGISでの読み込み手順」を記載しましたので参考にしてください。特に初めは結構めんどくさいです。なおQGIS自体は後述「OSM Export」ModのOSMファイルも取り扱えます。

出力フォルダは、「(ユーザーフォルダ)\AppData\LocalLow\Colossal Order\Cities Skylines II\ModsData\\Carto」

  • 出力形式:Shapefile/GeoJSON/GeoTIFF(Int16/Norm16/Float32)形式のいずれか
  • 緯度経度指定あり
  • 出力オプション:
    • Area(CS2地域):オンオフ可能
    • Building:オンオフ可能
    • Network:オンオフ可能
    • POI(point of interest):オンオフ可能
    • (Terrein):強制選択
    • (Water Bodies):強制選択
    • Zoning:オンオフ可能
  • その他「高度な設定」あり

 

OSM Export(地図作成)

OSM Export – Paradox Mods

Cities Skylines IIび都市データを、地理空間ファイル形式(OSM形式)あるいはPDF形式で出力するアプリModです。

※1つ前のCartoもそうですが、Cities Skylines II内で即座に地形データを描画してくれるものではなく、外部アプリ(地理データレンダリングソフト)での表示となります。
ただしこちらはPDF形式での出力が可能ですので若干手軽になるかと思います。なお上で記述している「QGIS」自体は「OSM Export」ModのOSMファイルも取り扱えます。
※なお一部データ(例えば道路や建物)がきちんと描画されないなどの現象がありますが、これは不具合を隠したり無視しているという意図はありません。ベースゲーム自体が頻繁にアップデート(アセット類の追加など)されている状態ですので致し方ない部分もあるでしょう。

こちらは(OSMレンダラーが組み込まれているため)PDF形式での出力が可能ですので確認は容易です。OSMデータ(.osm、OpenStreetMap XML形式)での出力も可能。またいくつかのサイトでオンラインでPDFから画像形式(jpegなど)への変換も可能ですから、多くのプレイヤーにとってはかなり取り扱いやすいでしょう。

結局「OSM Export」で確認する手順としては下記の3つがあります。

  1. PDFファイル:
    PDFファイルとして出力」し各自のPDF閲覧環境で表示する
  2. OSMファイル:
    OSMファイルで出力し、「Maperitive」ソフトをインストールしてそれでOSMファイルを表示する
    ※ダウンロードサイズ6MB。PDFビューワー並に軽いソフト。
    ※「OSM Export」ModのOSMファイルに対応。「Carto」Modの出力するファイルには対応していません。

  3. OSMファイル:
    上記「QGIS」ソフトを使う
    ※ダウンロードサイズ1.2GB。かなり大きいソフトだが多機能。
    ※「OSM Export」のOSMファイルをドラッグ&ドロップで直接読み込み可能(ただし見た目は相当変わる上にスタイルのカスタマイズ方法は不明。レイヤーが少ないためスクリーンショットそっくりな見た目にするのは難しいと思われる)。またQGISでは一つ上の「Carto」Modのデータも利用可能であり、つまり「OSM Export」と「Carto」の両方を使う想定の場合には、QGISが良いのかも知れません。

まとめると次のようになります。

また他人と共有したいなど画像化したい場合には、PDFを画像ファイルに変換するオンライン無料サービスなどがあるのでそれでコンバートするのが手軽だと思われる。上記2番の「Maperitive」でも画像に出力可能(メニュー「Tools」-「Export To Bitmap」でPNG形式を出力)。

出力フォルダは、「(ユーザーフォルダ)\AppData\LocalLow\Colossal Order\Cities Skylines II\ModsData\OSMExport」

※なおデフォルトオプションだと出力はけっこうすぐ終わりますが、等高線(contours)の出力をオンにしたばあい、出力処理にけっこう時間(数分)がかかります。ファイルサイズも大きく(MBサイズ)になります。ご注意ください。
※また現時点ではPDFファイル出力だと日本語地名/道路名が文字化け(□)しています。※ただしosmファイル出力して「Maperitive」などで読み込めば、正常に日本語表示されます(つまり同梱されているレンダラーの問題か、または設定の問題)。
  • Main:
    • 北角度の指定:地図上の北ではなく、東西南を北位置(見た目上の上位置)に指定できる
    • Enable motorways:高速道路の扱い(どうもランプ道路で違いが出るらしい)
    • Enable detailed tram tracks:トラム軌道を道路の最上層に描画する
    • Zoom lebel:デフォルト16。値幅は11~18まで。11だと道路などがかなり強調された状態になる。18だと細かくなる。
    • Style:地図の表示スタイルの指定。「Classic(OSM Carto 2015形式)」か、あるいは「Modern(現在のCartoスタイル)」かの選択。
  • Experimental:
    • Enable contours:等高線のオンオフ
      ※ファイルサイズが大きくなり出力にもかなり時間がかかるようになる
    • Enable trees:樹木が追加される(PDFズームレベル17で表示される)
      ※ファイルサイズが大きくなり(10倍程度)、出力にもかなり時間がかかるようになる。CS2ごとクラッシュする可能性もあり。またPDF出力時にはこのオプションを使用しないようにし、外部アプリ(地理データレンダリングソフト)でのレンダリング用途時にのみオンにすることが推奨されるとのこと。
    • Enable transport lines:公共交通網の表示
      • Bus Lines and stops
      • Tram lines and stops
      • Train lines and stops
      • Subway lines and stops

Maperitiveのメモ

Maperitiveでもスタイル(地図表示スタイル)の変更は可能です。インストール直後の状態でも5種類のスタイルが入っており、メニュー「Map」-「Switch To Rules」から切り替えが可能です。※ルールにより見えなくなる建物や道路種類があったりする

このスタイルは「\Maperitive\Rules」に入っており、これは自分で書くこともできる他、誰かが作ったスタイルをダウンロードして使うこともできる。

例えば「Quelbs Maperitive renderings」ではサンプルイラストを参考に選択することもできる。

※上段がMaperitiveにデフォルトでインストールされているrules、下段がGitHubで公開されているUserRules。簡単な使い方としては、ダウンロードしてきたファイルを「\Maperitive\Rules」にコピーし、実行中のMaperitiveのウィンドウにドラッグするだけでスタイルの追加ができる。
当然ながらCities Skylines II向けに作られたものでもないし、そもそも「OSM Export」Mod側での解釈(OSMフォーマットへのコンバート)の問題もあるため、そっくりそのままあなたのお好みで利用できるわけではない。

 

 

※次ページでは、「アセット・オブジェクト系」、「道路・交通系」、「マップ・天然資源関連」、「シミュレーション変更系」を述べていきます。

コメント

  1. tibitax より:

    ここ数ヶ月でⅡの公式mod対応がされたと聞きプレイを再開しました。
    まだ対応したばかりというのもあり日本語での情報があまりなかったので各modの詳細を説明して頂きありがとうございました。

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