8月10日(日)
GeForceNowでのコードMod利用について
GeForceNowでのコードMod利用について、Discordの該当スレッドで話題になっていました。現状のGeForceNowでは、ゲーム起動ごとにMod再ダウンロードが必要だったり(特にリージョンパック)、一部動作しないコードModがあったりするのですが、それはNVIDIA側が制限をかけているからだという、言ってみれば従来から指摘されていたことですが、それを「NVIDIA側に確認した」というユーザーが書き込んでいました。※何を持って確認と言っているのかは不明
※真相は不明ですが、この記事は「こういう書き込みがありましたよ」というニュースに過ぎず、内容は未確認ですし一切保証しませんのであしからず(例によって関連コメントはスパム扱いします)。私に食ってかかられたところで私自身はSteamプラットフォームでのプレイヤーですので知ったこっちゃないですし、従来からクラウドゲーミング環境では問題が出るだろうことは何度も指摘してきました。今さら文句を言われたところで「ご愁傷さまです」としか言えません。
再起動が必要なコードMODが、GeForceNowがCS2のコードMODを許可しない理由ではありません。Paradox社によると、GeForceNowがCSシリーズ、Civilizationシリーズ、Manor Lordsなど、多くのトリプルAAAおよび4XゲームのコードMODとゲームベータを許可しない理由は、これらのMODがアップデートやパッチ適用時にゲームを壊してしまうことがよくあるからです。GeForceNowには、そのような状況でMODやベータを許可することで生じるユーザーのニーズに対応するためのチームリソースがなく、またリソースを提供する意思もありません。
CS2に限って言えば、コードMODのインストール時にゲームを再起動する必要があるとしても、ゲームの正常な動作を妨げるものではありません。繰り返しになりますが、Paradox社によれば、前述の理由がなければ、GeForceNowはコードMODを即座に許可できるはずです。
CS2ユーザーが各セッションの開始時にmodライブラリ全体を再インストールする必要がある場合、これはParadox Modシステムとはまったく関係ありません。理由は、Paradoxがリージョンパックの実装方法を選択したためです。GeForceは現在、ゲーム内ダウンロード、セーブなどにユーザー1人あたりゲーム1ゲームあたり15GBしか割り当てていません。リージョンパックが導入される前は、毎回再インストールする必要はありませんでした。リージョンパックのサイズだけで30GB以上になるため、私が提案し、採用された解決策は、CS2プレーヤーが一時的に、セッションごとにリセットされるParadoxライブラリ専用のより大きなGB割り当てを使用できるようにすることでした。セーブを含むプレーヤーのユーザー設定は、元の15GBの永続データストレージのままです。かつては、ノーコード MOD の制限を回避する方法がありました。CIV 6、CS1、そして最近では Manor Lords のベータ版でコード MOD を動作させるためのトリックを多くの人が使用していたからです。しかし、今年、GeForce Now では、たとえば Manor lords のベータ版を入手するなど、システムを騙すことができたとしても、セッションが自動的に閉じられるようになりました。
クラウドゲーミング環境をすべて否定する気はまったくありませんが、それはModなどを必要としない、Modを許可しないゲームならば十分ありだろうとは思います(というかCities Skylines II自体もNo Modなら結構快適に動作するんじゃないでしょうか)。しかし特に「Cities Skylines II」の場合はアセットが巨大になりがち(リージョンパックだけで数GB~)なので、クラウドゲーミングに向かない筆頭であると言えるでしょう。現状の各種コミュニティ(でのユーザーの勘違いやらMod作者への責任の押し付け)を見る限り、企業でサポートできる範囲を相当超えているとしか言いようがありません。
8月9日(土)
最近公開/更新されたModなど
- Citizen Entity Cleaner – Paradox Mods:v1.1.0へアップデート。Modification1 更新フェーズでクリーンアップがより安全になり、クリーンアップ後に [更新] を押す必要がなくなりました * 世帯数を削除
8月8日(金)
最近公開/更新されたModなど
- AchievementManager – Paradox Mods:v1.0.4へアップデート。サムネイルを少し魅力的に更新しました。v1.0.5へアップデート。MODで実績を有効化
※ソースコード公開、サムネイル更新。 - Change Company – Paradox Mods:v2.0.0へアップデート。
・現在の会社などの既存の会社をすべて、選択した会社に変更します。
・ランダムな会社に変更します。
・会社を削除します。
・会社が移転するのを防ぐために会社をロックします。
・現在の会社と同様に、既存のすべての会社をロックまたはロック解除します。
・会社が変更されると自動的にロックされます。
・市内のすべての企業を封鎖します。
・市内の既存のすべての個別企業からロックを解除します。
8月7日(木)
最近公開/更新されたModなど
- Toggle Overlays – Paradox Mods:v1.1.3へアップデート。情報ビュー ボタンの UI を少し修正しました。
※コメントで「情報ビューを開いてからトグルをクリックする必要がないようにすることは可能ですか。基本的にはデフォルトの動作と同じですが、反転しています。この mod の動作方法は、情報ビュー パネルを開いてからホットキーを使用する必要があるようです。余分な情報ビュー パネルが開いていると、画面が非常に乱雑になります。」と指摘されていたものへの対応のようです。 - AchievementManager:新規公開。
ソースコード非公開。作者M1XT3NZ氏はこのModが初公開。
※こういう手合が増えてきましたね。あえてリンクは貼らないことにします。→ソースコード公開されました。
8月6日(水)
最近公開/更新されたModなど
- [UNSTABLE] TLE 0.3 Preview – Paradox Mods:v20250806-1-fbf166cへアップデート。
・互換モード (現時点ではこの機能を有効にする必要がある既知の MOD はありません)
・手動信号制御(カスタムフェーズでのみ利用可能)
・リンクされたフェーズ
・最大継続時間設定
・車と路面電車の共用レーンにおける軌道制御
・UIの改善
・道路が空いている場合、または交通の停滞により空いていると認識されている場合、フェーズは次のステップに進む前に1ティック待機するようになりました。
・Lib.Harmonyへの依存を削除しました
今回のアップデートでセーブ形式が変更されました。以前のセーブデータの復元方法については、説明をご覧ください。
8月5日(火)
最近公開/更新されたModなど
- InfoLoom – Paradox Mods:v1.14.0へアップデート。
・通勤者が通勤者と従業員としてカウントされる小さなバグを修正しました。これにより、通勤者は職場の充填列で 2 回カウントされ、相互に排他的ではなく、充填率が 100% を超えることになります。
・地区パネルの住民ツールチップに、対象者、学校の収容人数、生徒数を表示するようにリクエストされた機能を追加しました。
・地区パネルの住民ツールチップに教育の利用可能性を追加しました。
・人口統計、職場、労働力データを地区別にフィルタリングする機能が追加されました。これにより、特定の地区のデータを表示できるようになります。
8月4日(月)
Yenyang氏によるMoveIt引き継ぎ表明(翻訳者募集)
既報の通り少し前にQuboid氏のMoveItの開発休止を受け、Yenyang氏がMoveIt引き継ぎを内諾した旨を伝えていたのですが、本日早朝「Yenyang氏による正式なMoveIt引き継ぎ表明及び翻訳者募集(パブリックベータのお知らせ)」が出されています。※RecolorModなどの実装途中だったようです。
Quboidの許可を得て、Move Itの開発を続けています。この最初のバージョンは、主にQuboidのMove Itをベースにしており、改善点は軽微ですが、時間の経過とともに、このフォークは当初のものから派生するかもしれませんし、しないかもしれません。 新しいフォークの最初のバージョンには、これまでに次の変更が含まれています。
- ローカリゼーションサポートを追加しました
- 統合アイコンライブラリの依存関係を追加しました
- フィルターとツールボックスのアクションにアイコンを追加しました
- ツールチップ アイコンとツールボックス ツールチップを追加しました
完成後PDXModsに公開予定だとしていますが、注意点はQuboid版とYenyang引き継ぎ版で競合するため、いずれかしかサブスクライブしないようにということです。つまりはMod切り替えが必要ということになります。
現在はパブリックベータ v0.5.7.15131となっていますので、一般プレイヤーの場合は、現時点では先走ってアンサブスクライブなど余計なことは何もせずPDXMods公開を待ちましょう。切り替え手順なども案内されるはずです。※Cities Skylines IIのMod開発における”パブリックベータ”とは、翻訳協力などのために自分でzipファイルをダウンロードして設置することを意味します。設置や解除に関する知識があることは当然のものとし、そのレベルのサポートは行われません。もちろん問題を発見した場合の問題切り分けと報告は必須です。要するに開発協力者への公開フェーズということです。
なおCities: Skylines Modding Discordでは、翻訳スレッド、機能提案スレッド、ベータテストチャネル、一般チャットスレッドがオープンされています。※当然英語です。
8月3日(日)
最近公開/更新されたModなど
- Water Features – Paradox Mods:v1.3.0へアップデート。
・「水は浸水と被害を引き起こす」という新しいトグルスイッチが追加されました。オフにすると、既に破壊されていないものについて、既存の被害と浸水の通知が削除されます。オフの間は、水は浸水も被害も引き起こしません。
・ローカリゼーションを更新しました。
8月2日(土)
最近公開/更新されたModなど
- Citizen Entity Cleaner – Paradox Mods:新規公開。「これはゲームの繊細なコンポーネントに影響を与える、ハック的な回避策です。このMODを使用する前に、セーブデータをバックアップしてください。Cities Skylines 2では、時間の経過とともに市民と世帯のエンティティが膨大な数に蓄積され、実際の人口をはるかに超えてしまいます。私の例では、人口がわずか4万人であるにもかかわらず、セーブデータには70万人以上の市民エンティティが含まれていました。 」
※作者の phillycheeze1 氏はこれが初公開Mod。ソースコード公開済。確か開発モードでもある機能なのでそれを内部的にフックしてるだけだと思います。それと同じならば、クリックした直後数分?(都市の規模による)はシミュレーションが集中するため、CPUが激重になるはずです。Discordでは「ゲームのロード時に大量の市民が都市から退去するのは、この現象と関連があると判断できました。何らかの理由で、現在居住し、建物内の世帯スロットを占有している市民の中には、PropertyRenterコンポーネントがアタッチされていない人がいます。ゲーム自体は既にこれらの市民を整理していますが(ただし、市民自体が削除されるわけではなく、都市から追い出され、市民/世帯/その他に放棄されたエンティティが残るようです)」と説明しています。思い当たる方は試してみると良いかも知れません。ただしkrzychu124氏は「ホームレス状態の人々を削除するだけである」とコメントしています。
8月1日(金)
コミュニティの動き
AdvancedTrafficSyncModにBrokenタグ
少し前に公開され怪しさが指摘されていたAdvancedTrafficSyncModですが、Brokenタグが付いているようです。Redditでもここ数日話題が出ており、現時点で24kもサブスクライブされており被害者?は多そうです。
最近公開/更新されたModなど
- Airport Essentials Pack – Paradox Mods:新規公開のデカールパック。Sully氏の作品。「56 個の「空港」デカール(滑走路、飛行機のスタンド、待機位置) 23 個の「空港」ネットレーン(滑走路、誘導路、サービス道路) 4 個の「空港」サーフェス(タイル状)」が入っているそうです。
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